かぶれの世界(新)

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往く人来る人(5)

2016-06-09 18:56:04 | 日記
母の容態について毎日書くことがあるということは決して良いことではない。だが、母に大事があったら記事を投稿するどころではないから最悪事態ではないともいえる。

今朝食事を済ませ新聞を見ていると施設から固定電話に連絡があり、母が入院した病院から私に携帯電話をかけたが繋がらなかったと聞き、私からかけ直すと返事した。実家は南側半分は携帯の電波が届くが、書斎や寝室のある北側半分は届かない。1階の居間も北側にある。つまり私が通常いる部屋はどこも電波が届きにくい。

南側の廊下に出て病院に電話すると院長先生に繋がり、母の心臓に問題があると言われた。数秒間にわたり脈拍が止まる症状があるという。不整脈ですかと聞くと、先生は数秒間の脈拍停止でもっと危険な状態だと言う。なので至急心臓の専門医に診て貰い、症状に応じて転院することになるという。

それを聞いて私は驚いたが、先生は続けて母は意識がしっかりしており非常事態ではない。チャンと治療すれば治せる症状だと言われた。昨年も同様な症状で市立病院に入院したが、その時は特に異常なしと診断されて退院したという。そう言えばそういうことがあった。単純な私はそれを聞いて直ぐに安心し宜しくお願いしますと言って電話を切った。

その後夕方外出から帰ってきて、携帯にも固定電話にも何の連絡もないのを確認した。多分大丈夫なのだろう。私から聞くのは気が進まない。何かあれば言って来るはずだ。No news is good newsと思いたい。いっそ家じゅうの電話を全て叩き壊すか。

ここまで書いたところで施設から電話が入った。循環器(心臓ではなかった)の専門医に行き心電図・CT・エコー・レントゲン検査をしたが、異常は見つからなかった。専門医は母の年齢からくる普通の症状ではないかと言ったらしい。その後母は担当医の病院に戻り、24時間の心臓検査(ホルターという)をし、その結果を専門医が分析をする予定だという。■
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