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高齢者交通事故の各論

2016-06-01 22:58:23 | 日記
母を見舞った月曜日の午後、食料を仕入れるべくいつものスーパーに行った。車を反転しバックで駐車しようとした時、速度を緩めようとしてうっかりアクセルを強く踏んで慌てた。直ぐにブレーキを踏んで寸前で事なきを得たが、内心は最近では経験したことがない程パニクった。バックミラーに車や人が映っていた。

その日は何時もよりやることが多かった。松山市の施設に母を見舞い、事務所で母の保険証等書類を借り受け、友人と昼食をとり、市役所に行き母のマイナンバー通知を受け取った。事前に連絡しておいたので、代理人手続き等の何点かの書類処理をした。市役所で特別問題はなかったが、同時に処理できる私のキャパシティが目一杯で余裕がなくなっていたかも知れない。

私は以前から多発する高齢者の自動車事故の問題を指摘して来た。高速道路の逆走とか、ブレーキとアクセルの踏み違いとか。だが、私も高齢者で、あわや「やっちまった」になるところだった。今でも何かにつけて思い出して車の運転が怖くなる。だが、現実は翌日からも続けて車を運転した。他に選択肢がないのだ。

田舎での一人暮らしには車は必須だ。車なしでは生きて行けない。交通機関が無くなったり頻度が少なく、どこに行くにも不便だ。かつて母はタクシー会社のお得意で、実家に戻る時母の名前を言うだけで十分だった。今でも覚えている運転手さんに出会う時がある。だが、遠出する時は車がないとどうにもならない。13年前に私が頻繁に実家に帰る様になった時、渋る私に母がお金を出すから車を買えと言われた。

一般論としては高齢者の交通事故は大問題だが、東京なら不要だが田舎生活には車は必須だ。総論賛成、各論反対だ。午前中にバドミントン練習を終えた後、クラブのママさんに聞いてみた。私の経験を白状すると顔をしかめたが、彼女達は誰一人としてブレーキとアクセルを踏み間違えた経験のある人はいなかった。やっぱり私は問題かも。■
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