かぶれの世界(新)

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今更ながら光に切替

2007-03-15 22:41:44 | デジタル・インターネット

が家もついにADSLから光に切り替えた。今まで何度も勧誘を受けたが条件が合わず断っていた。パソコンで動画を見たりしないので性能的にはインターネットを高速にする必要性は低かった。切り替えには三つの条件があった。

第一の条件は使用料金(ランニングコスト)が安くなること、但し、インターネットだけの料金だけでなく、電話やケーブルテレビを含めたトータルパッケージ料金で安くなればよかった。二番目の条件は光に切り替えても電話番号とメールアドレスは従来のままでなければならない。

もう一つの条件は従来使っていた家庭内無線ネットワーク(802.11b)とルーターを利用できることだった。ADSLを導入した99年頃同居の子供3人のパソコンを繋ぐ為、市販の無線ルーターを購入した。これを買い換えるとしてもイニシャル・コストはミニマムに抑えたかった。

もしルーターが使えなくなるのなら代替案が必要だった。しかし、今まで勧誘の電話をしてくれた人達には私の説明の問題があったのかもしれないが、技術的なニーズを理解して答えてくれなかった。私自身積極的に調べる必要性も意思も無かった。

ところが先月末のNTT東日本からの電話は簡単に引き下がらず私の必要性を理解し、3つの条件を満たす解があることを教えてくれた。

ひかり電話対応機器はモデムと無線ルーターの機能も備えていた。基本料金は無線込みでB フレッツ6615円、光電話525円の合計7140円となりとプロバイダー料金を含めてランニングコストが数百円以上アップするが、3ヶ月間無料なので我慢できる範囲だった。電話番号もメルアドも変わらない。

工事は簡単だった。前日に家の前の電柱まで光ケーブルが引かれ、当日屋内配線と電話機までの接続工事及びその確認の1時間余りの仕事だった。従来使っていたドアフォンとも問題なく繋がった。

結果どれほどの効果があったかはっきりしない。業者の専用測定器で通信速度が80MB/S強、パソコンのフリーソフトで測定して40MB/Sだった。昨日再測定すると25MB/S、かなりのばらつきがある。ネットワーク・アプリケーションは気持ち早くなったが、今までの1.5MB/SADSLとそれほど差がない。アプリかサーバー能力の問題かも知れない。

は今回最も印象に残っているのはNTT東日本の勧誘から工事までの一連の電話だ。最初の勧誘の電話の主の商品知識が、私のニーズを理解してくれそこで切り替えを決めた。彼女はすぐに工事担当代理店に電話を回し、直接技術的な確認をした。そういう手はずだったのだろう。

翌日、NTTを名乗る別の声の女性の電話があった。話を聞いているうちに言葉のなまりに気付き、聞くと岩手のコールセンターかららしい。訓練したのだけど気付きましたかとがっかりした感じの声が返ってきた。冗談を言って笑わせながら受け答えしたが、申し込みの確認が目的のようだった。

数日たって又電話があり、申し込み内容を確定する為の詳細な確認があった。今度は横浜からだという。又もや延々と世間話を交え話したが、ドアフォンと光電話との接続問題が残り、私から確認してくれということで全てを確定することはできなかった。翌日、ドアフォンのメーカーに確認し、再度コールセンターに電話し申し込み内容を頭から確認しやっと確定した。

それから数日後に電話がありやっと工事日が決まった。合計すると10本余り電話のやり取りをしたと思う。話した相手の6-7人、半分くらいは同じ内容を確認するものだったが、技術的な性格の内容が多いので誤解を避ける為か。忙しい時だったらもう止めたと短気を起したかもしれない。

とはいっても、実は毎回電話は10-20分、長いときは30分以上、暇な私は苦にならなかった。電話の相手は皆感じがよく私の馬鹿な話にも根気良く耳を傾けた。これではコールセンターとしては効率が悪くてしょうがないだろう。そんな話好きの暇なお客は私だけかも知れないが。

米国で一人暮しした時、余りに孤独な気持ちになり、月々の料金支払いやケーブルの申し込み、飛行機の予約等の為電話した時、気付かないうちに会話を長引かせていた。コールセンターの相手に一体何処にいるの、天気はどうだとか聞くと結構応えてくれ話が続いた。それが癖になったのかも。■

コメント
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