かぶれの世界(新)

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珍説・民主党再建策

2007-03-04 11:33:08 | 国際・政治

安倍内閣と自民党の支持率が下がっているのに民主党がその受け皿になってない。やった事といえば国会審議を拒否し、都知事選候補者選びで迷走している。民主党が健全でないと自民党の優先順位の低い政策には真剣に取り組まないし、支持率が下がっても危機感が生まれない。民主党の問題は女性と無党派の支持率が低いことである。

最近の我が家の食事時の話題といえば従って民主党のだらしなさを嘆き、民主党の再建策を議論することが多い。中でも家内のお気に入りのアイデアで、このブログにどうしても書けとしつこく迫る再建策がある。それは小沢代表が大胆に整形してイメージチェンジする事だという。

この珍再建策に根拠が全く無いわけでもない。彼女によれば民主党の女性の支持率が低いのと小沢氏のコワモテの顔と喋り方には相関関係があるという。これは論理ではなく生理的な問題だという。整形するとしたら欽ちゃん顔がいいかもしれない。

次に無党派の支持率を上げるためには安倍内閣の支持から支持無しに変わった人達を理解する必要がある。手元に具体的なデータがないが無党派に移行した人達は小泉時代に比べ安倍内閣の改革姿勢を疑い失望し始めた40代以下の若い世代が主体であることが指摘されている。

従って民主党が小泉政権の改革を引き継ぐと宣言し、自民党の所謂抵抗勢力が嫌がる具体的な改革政策を打ち出せば自民支持を止めた人達の受け皿になるはずだ。それを象徴的に明確にして無党派にアピールする為には、党大会に小泉前首相を招待し大々的に新政策を打ち出すことだ。そして、小泉氏を顧問に据える。

ここまで書いて、この再建策にぴったり合う人材が民主党にいることに気がついた。別に整形しなくても党首を替えればいい。前原前党首だ。彼は若くて様子が良く、改革姿勢は明確で党首就任時「改革競争しよう」とぶって期待を持たせた。その後の展開は誠に不幸な結果に終わった。

安倍-前原が競って建設的な改革に取り組めば現状とはかなり異なった状況になっている可能性がある。民主党は争点に一本筋が通っておらず政局を追い求めている傾向が強い。この再建策は全く実現性がない、やっぱり珍説には違いない。しかし、考え方はそれほど悪くないかもしれないと思う。■

コメント
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