さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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保呂羽山と八塩山 (2010.5.3.)

2010年05月08日 | 登山
朝日岳から下山した後は、さすがに草臥れたので、三日目は、秋田の低山歩きということにして、まずは保呂羽山を登りました。

保呂羽山は、標高438mで、林道を登った登山口がすでに標高260mなので、大した登りはありません。登山口の左奥に見えているのが山頂のようです。



保呂羽山は、古くからの修験道の山で、昭和40年まで女人禁制だったといいます。途中で現れる下居堂が、女人結界になっていました。



下居堂から先は急坂になり、鎖場も現れますが、脇にステップがきられており、難なく通過できます。

山頂部には、秋田県で最高位の波宇志別神社が置かれています。

ここが山頂と思いましたが、地図を見るとまだ先のようです。



雑木林の尾根を辿ります。



三角点のおかれた山頂に到着。尾根の合流点で、休むのに適した刈り払いも行われていませんでした。一般には、神社の前で山頂到着として休むようです。

この後は、西尾根を下って、車に戻りました。

時間も早いので、続いて八塩山を登ることにしました。



八塩ダムの先の鳥居の沢登山口には、何台もの車が停められていました。人気のある山のようです。



登山道の周囲には、カタクリが満開でした。



イワウチワも。

これらは、新潟の山でお馴染みの花なので、特に秋田の山で見る必要もないのですが。



ひと登りすると、風ぴらコースと鳥居尾根コースに分かれました。直登の鳥居尾根コースに進みました。



登山道の脇に、イワナシの花が沢山現れました。



八塩山の山頂は台地状で、残雪が現れました。



残雪から三角点の標識杭が頭を出していました。この日は雪山はお休みのつもりだったのですが。



少し進んだところに八塩神社が置かれていました。

この前から前平コースが下っているので、この道に進みました。

このコースは残雪が多く、途中で、道を完全に見失い、正しいコースを見つけるのに手間取る場面も出てきました。杉林の中で、落ち葉と残雪が登山道を隠しているのが、道を辿ることを難しくしていました。

道の無い山なら、登山道を見失う心配はないのですが。



最後は、杉林の中を下りましたが、この登山口とはずれた所に出てしまいました。

この登山口の写真は、確認のために、車に戻ってから再度林道を引き返したものです。



八塩山は、標高713mの低山ですが、意外に手こずりました。山頂から来た道を引き返せばよかったのですが、誰も歩いていないコースを下ったのが苦労の原因でした。

この日の山としては、これで十分ということで、温泉に入った後に鳥海山の鉾立に向かいました。
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