さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 キナバル山 その11

2015年05月22日 | 海外旅行
キナバル山登山を終えて、コタキナバルの街に戻ってきました。

メインストリートには、新しい建物が並んでいました。キナバル山の山麓は涼しかったのですが、一気に気温が上がってきました。暑さのためか、通りを歩いている者はほとんどいませんでした。



新築の建物が並ぶ街のいっかくには、バラックの集落が残されていました。



昼食のレストランが開く前に、脇のショッピングセンターに入りました。

春節の休みで、ほとんどの商店が閉まっていました。



現地の衣類を売る店をのぞいて時間を過ごしました。イスラム教の国なので、頭を隠すためのスカーフがそろっていました。



鮮魚を調理するレストランで昼食をとりました。



店の前には水槽が並んでいます。魚介類を選んで調理してもらうことになります。ツアー食なので、お任せの料理ですが。



日本では見かけない貝が並んでいました。





お魚も泳いでいました。



まずはビール。



貝の炒め物。



エビの炒め物。



煮魚。



各人には、丸くライスを盛った皿が渡されました。料理をとって、周りに並べました。



昼食後、土産物用の食べ物を買うため、スーパーのあるショッピングセンターへ案内してもらいました。

ここも春節の飾りが施されていましたが、中央の広場では女性下着の安売りが行われていました。



ドライフルーツの店があったので、マンゴーとパイナップルを買いました。



帰国は、まずはクアラルンプールへ。



コタキナバルの空港は、小規模なものでしたが、民芸品の店もありました。





コタキナバルからクアラルンプールへのフライト中には、食事が一回でてきます。



料理はおいしいのですが、辛いのでビールが欲しかったです。



コタキナバルと違ってクアラルンプールは大きな空港です。



キナバル山で負傷して車椅子に乗った女性に同行していたため、空港職員に先導されて通関や荷物検査も優先入り口から一気に通り過ぎることになりました。



クアラルンプールから成田へ。



一回目の食事は深夜のためサンドイッチでした。ビールが飲めたので良しとしましょう。



二回目の食事。朝食相当ですが、おかずが少量のためご飯は全部食べることはできませんでした。

天候に恵まれてキナバル山登山は無事に終えることができました。

キナバル山の難易度ですが、国内の登山ツアーと海外旅行を行っている旅行会社(クラブツーリスト)のレベルが意外に合っているような気がしました。

この会社のレベルによれば、キナバル山は登山中級B。これはどのようなものかというと「本格的な登山コースです。登山入門・初級コースを経験してからのご参加をお願いします。 1日の歩行時間 7時間以上 標高差 700m以上 」となっています。

日本百名山でいうと、富士山登山中級A、槍ヶ岳登山中級B、赤石岳登山中級Bとなっています。さらに難易度の高い山としては、トムラウシ山登山上級、飯豊山(本山と大日岳)登山上級(!)があります。

新潟県人に馴染みのある山でいえば、えぶり差岳に日帰り登山できる体力があれば、キナバル山は余裕で登れると思います。ただ、慣れない海外旅行と高所体験による消耗については注意が必要になります。
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