さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ローマ その13

2011年03月07日 | 海外旅行
サンタ・マリア・インマコラータ・コンチェツィーネ教会は、トリトーネの泉のあるバルベリーニ広場の近くにある、1626年に建てられたカプチン派の教会です。その名前は、アンデルセンの小説「即興詩人」にも登場します。

この長い名前よりも、骸骨寺として知られています。






以下には、人によっては不快に思われる画像が掲載されていますので、ご注意ください。



















この教会の地下には、約4000体分のカプチン派の修道僧の骨が治められています。



ただし、一般的に想像するような納骨堂ではなく、骨を種類別にして、壁面を飾ったり、シャンデリア状に形造っています。



この教会の見学は、入場料ではなく、喜捨ということで、なにがしかのお金をおいてくることになります。

内部は撮影禁止ですが、自分のカメラで撮影する勇気は起こせません。これらの写真は、教会の売店で買ったお土産スライドからおこしたものです。



それぞれの写真に説明はいらないでしょう。











地下室への入り口には、ラテン語で、「我々はあなた方と同じように生きていた。あなた方も我々と同じようになるであろう」と書かれています。

骸骨寺を見学すると、宗教、文化、死生観といったものの違いを思い知らされます。
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