![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/4e/7c1e43ba632432597070371b871245ec.jpg)
ドゥブロヴニクを出発してアドリア海の沿岸を南下すると、モンテネグロに入りました。通関に時間が掛かる場合もあるようですが、停車も僅かで入国できました。
モンテネグロに入ると海辺に開けたヘルツェグ・ノヴィの街に出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/77/332ba0e58fd867734ce62b0b39be3624.jpg)
ヘルツェグ・ノヴィは、夏のリゾート地として開けているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/f4/e67687ea5fc341caf8343bf321ba09e4.jpg)
また、この街は、ボカ・コトルスカと呼ばれる内湾の入り口の戦略的要所になるため、城壁で囲まれ、支配者も幾度も交代しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/fb/6161f9c3cd8897503572ee1df6a88763.jpg)
アドリア海から奥に向かって、ヘルツェグ・ノヴィ湾、ティヴァット湾、リサン湾さらにコトル湾が連なっており、これら4つを総称してボカ・コトルスカと呼びます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/3b/afb5f62fee595a88ec4abf32171387b8.jpg)
ボカ・コトルスカは、北欧のフィヨルドを思わせる風景を見せており、大型の観光船も入ってきていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/96/d98a943abbf16bfe7b6403ee69a7d679.jpg)
フェリーが見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/d2/1d5f49f4831aaf941b44a2e529a5bbfb.jpg)
ティヴァット湾とリサン湾を結ぶ海峡は幅が狭く、カメナリとレペタネの間でフェリーが運航されています。このフェリーを使えば、コトルまでの走行を短縮できますが、行きは風景を眺めるために湾岸に走り、帰りにフェリーに乗りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/06/f52132b25cb33e5e1983dbfd09c27f90.jpg)
対岸のレペタネの街。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/00/45991f21ea790d2156d6fbb0000880e2.jpg)
海岸線に沿って走ってリサン湾に入ったところで、写真ストップになりました。岩山に囲まれた湾に二つの小島が浮かぶ風景が広がっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/5a/010845242b741b63c83468b15871e4d8.jpg)
小島の一つには岩礁のマリア教会が建てられています。15世紀、小さな岩礁で漁師が聖母のイコンを発見し、聖なる地として十字架を立てました。その後、住民たちは、岩などを沈めて少しずつ埋め立て、やがて島が出来上がったといいます。17世紀には教会が完成し、中は絵画で埋め尽くされているといいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/04/a79545b6ab4d14e7837df758c23ec85a.jpg)
もう一つはセント・ジョージ島で修道院がありますが、一般人は立ち入り禁止とのことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/bf/b1660161203fc5a5a30033cc3ad9c9ef.jpg)
対岸には、ペラストの街が広がっています。湾を囲んで黒々とした岩山が聳えていますが、これがモンテ・ネグロ(黒い山)の国名の由来になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/75/101e06a0ec41b78811ec2e2a2d3dfaca.jpg)
ペラストは、現在では、岩礁のマリア教会観光の起点となるだけの鄙びた街ですが、中世の頃にはヴェネチア共和国の海軍学校を擁し、軍事・商業の要衝として栄えていたといいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/6e/9e3a42ba47b77365fe0b6c103740dbfc.jpg)
リサン湾を大きく回り込んでいきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ed/4bf3738a9bd73c174ad0b48b7298518c.jpg)
先ほどの展望地の反対側に回り込んできました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/4a/1984b3e40f6675c8cf60e4e0824a0f3b.jpg)
セント・ジョージ島も木立に遮られずに良く見えるようになってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/4f/1e910d40435f078d21e69a942bd7bacd.jpg)
ペラストを通過しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/7d/ea6e44df99f38e88e734020638a65c90.jpg)
湾には魚の養殖筏が浮かんでいました。
この後でコトルに到着するのですが、帰りに使ったフェリーの様子も合わせて載せておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/fe/713f213049d3fc66645bfc019eadedbf.jpg)
帰りはレペタネからフェリーに乗りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/85/eb3b02f512dc0134b2b7b0b57a2d5cfa.jpg)
バスでフェリーに乗り込んだ後は甲板におりて見学することができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/40/a111de4e375185569a21e9a7d0983d5f.jpg)
対岸のカメナリの街。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/dd/b281c2f5a763e65e6f3be4e6357da467.jpg)
海上から振り返ったレペタネの街。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/5a/d5d75902c0a1105e38810fcc864cee7b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/4f/5c5fb2767f7f15e6da92bf6b78486080.jpg)
遠くにペラストの街を望むことができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/b0/afe0c881e789861e9d2cc24a6f09f3b8.jpg)
フェリーは、短い間隔で運行していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/6d/c8d47dd4fda8e7e9391585d8690e3a09.jpg)
10分ほどの航海でカメナリの街に到着しました。
なお、このボカ・コトルスカの一部は、「コトルの自然と文化歴史地域」として世界遺産の構成資産になっています。
モンテネグロに入ると海辺に開けたヘルツェグ・ノヴィの街に出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/77/332ba0e58fd867734ce62b0b39be3624.jpg)
ヘルツェグ・ノヴィは、夏のリゾート地として開けているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/f4/e67687ea5fc341caf8343bf321ba09e4.jpg)
また、この街は、ボカ・コトルスカと呼ばれる内湾の入り口の戦略的要所になるため、城壁で囲まれ、支配者も幾度も交代しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/fb/6161f9c3cd8897503572ee1df6a88763.jpg)
アドリア海から奥に向かって、ヘルツェグ・ノヴィ湾、ティヴァット湾、リサン湾さらにコトル湾が連なっており、これら4つを総称してボカ・コトルスカと呼びます。
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ボカ・コトルスカは、北欧のフィヨルドを思わせる風景を見せており、大型の観光船も入ってきていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/96/d98a943abbf16bfe7b6403ee69a7d679.jpg)
フェリーが見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/d2/1d5f49f4831aaf941b44a2e529a5bbfb.jpg)
ティヴァット湾とリサン湾を結ぶ海峡は幅が狭く、カメナリとレペタネの間でフェリーが運航されています。このフェリーを使えば、コトルまでの走行を短縮できますが、行きは風景を眺めるために湾岸に走り、帰りにフェリーに乗りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/06/f52132b25cb33e5e1983dbfd09c27f90.jpg)
対岸のレペタネの街。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/00/45991f21ea790d2156d6fbb0000880e2.jpg)
海岸線に沿って走ってリサン湾に入ったところで、写真ストップになりました。岩山に囲まれた湾に二つの小島が浮かぶ風景が広がっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/5a/010845242b741b63c83468b15871e4d8.jpg)
小島の一つには岩礁のマリア教会が建てられています。15世紀、小さな岩礁で漁師が聖母のイコンを発見し、聖なる地として十字架を立てました。その後、住民たちは、岩などを沈めて少しずつ埋め立て、やがて島が出来上がったといいます。17世紀には教会が完成し、中は絵画で埋め尽くされているといいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/04/a79545b6ab4d14e7837df758c23ec85a.jpg)
もう一つはセント・ジョージ島で修道院がありますが、一般人は立ち入り禁止とのことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/bf/b1660161203fc5a5a30033cc3ad9c9ef.jpg)
対岸には、ペラストの街が広がっています。湾を囲んで黒々とした岩山が聳えていますが、これがモンテ・ネグロ(黒い山)の国名の由来になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/75/101e06a0ec41b78811ec2e2a2d3dfaca.jpg)
ペラストは、現在では、岩礁のマリア教会観光の起点となるだけの鄙びた街ですが、中世の頃にはヴェネチア共和国の海軍学校を擁し、軍事・商業の要衝として栄えていたといいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/6e/9e3a42ba47b77365fe0b6c103740dbfc.jpg)
リサン湾を大きく回り込んでいきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ed/4bf3738a9bd73c174ad0b48b7298518c.jpg)
先ほどの展望地の反対側に回り込んできました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/4a/1984b3e40f6675c8cf60e4e0824a0f3b.jpg)
セント・ジョージ島も木立に遮られずに良く見えるようになってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/4f/1e910d40435f078d21e69a942bd7bacd.jpg)
ペラストを通過しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/7d/ea6e44df99f38e88e734020638a65c90.jpg)
湾には魚の養殖筏が浮かんでいました。
この後でコトルに到着するのですが、帰りに使ったフェリーの様子も合わせて載せておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/fe/713f213049d3fc66645bfc019eadedbf.jpg)
帰りはレペタネからフェリーに乗りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/85/eb3b02f512dc0134b2b7b0b57a2d5cfa.jpg)
バスでフェリーに乗り込んだ後は甲板におりて見学することができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/40/a111de4e375185569a21e9a7d0983d5f.jpg)
対岸のカメナリの街。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/dd/b281c2f5a763e65e6f3be4e6357da467.jpg)
海上から振り返ったレペタネの街。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/5a/d5d75902c0a1105e38810fcc864cee7b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/4f/5c5fb2767f7f15e6da92bf6b78486080.jpg)
遠くにペラストの街を望むことができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/b0/afe0c881e789861e9d2cc24a6f09f3b8.jpg)
フェリーは、短い間隔で運行していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/6d/c8d47dd4fda8e7e9391585d8690e3a09.jpg)
10分ほどの航海でカメナリの街に到着しました。
なお、このボカ・コトルスカの一部は、「コトルの自然と文化歴史地域」として世界遺産の構成資産になっています。