さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ゲガルド修道院 その1

2016年10月24日 | 海外旅行
ガルニ神殿の後は、6kmほどの距離にあるゲガルド修道院を訪れました。

岩山に囲まれた中に、修道院が佇んでいました。まずは、全景を眺めるために手前の展望地で写真ストップしました。強風が、谷を吹き抜けてきました。



ゲガルド修道院は、アルメニアのキリスト教徒と石工が巨岩を掘りぬいて、聖堂、僧房、廟などを造ったものです。その起源は4世紀に遡りますが、現在見られる建物は13世紀に建てられたものです。



駐車場から修道院の入口への参道沿いには、多くのハチュカル(十字架石)が置かれていました。





ゲガルド修道院の入口。





門の上に施された十字架の彫刻。



門をくぐると、聖堂の全景が現れました。建物背後の岩山の中にまで部屋が彫り込まれています。



聖堂内に入る前に、外観を眺めました。



庇下には、二頭の牛が飾られていました。何の寓意でしょうか。



門の上の両側に鳩。



細かい彫刻が見事です。



聖堂の周りにもハチュカル(十字架石)が置かれていました。



聖堂の中に入りましょう。



入口の扉には、「ロンギヌスの槍」の飾りが施されていました。エチミアジン大聖堂の宝物館で見学した「ロンギヌスの槍」は、もともとはここで保管されていました。



大聖堂の中は暗く、目が慣れるまでしばらく時間がかかりました。

入ったところの広間は、前室になります。



ここは石組みの建物で、天井には明かりとりの穴が開いています。その周りには、突起状の複雑な模様が彫り込まれています。





前室の脇には、沢山の蝋燭が奉納されており、神秘的な雰囲気を高めていました。



前室の奥にある祭壇に進みましょう。
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