さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ゲガルド修道院 その2

2016年10月25日 | 海外旅行
前室の奥の小部屋に祭壇が設けられていました。装飾は少なく、石の壁に囲まれて暗い感じです。



天井のドームから燭台が吊るされていました。灯りがともればまた違った感じになるのかもしれません。



前室の壁にも、彫刻が施されていました。聖堂の奥には、三つの部屋が並んでいます。



まずは、聖なる泉の小部屋が現れます。入口からの光しかなく、ほとんど真っ暗です。

聖なる泉の小部屋の床には溝が掘ってあり、水が流れていました。



この泉の水を飲むと病気が治り、顔に塗ると綺麗になるといわれています。飲んでみる勇気はないですがね。



続く部屋は、Proshian Chapel Sepulcher(貴族のProsh家の墳墓)です。



ライオンや羊を掴む鷲はProsh家の家紋のようです。



壁の彫刻。両脇は、天使でしょうか。



St.Astvatsatsin (Proshian)church。Prosh家の礼拝堂です。



一旦外に出て、聖堂の左脇の岩山に登り、二階相当の高さにある入口から上部霊廟に入りました。



細い通路を進みます。



予想外に大きな広間に出ました。



壁には、ハチュカルが彫り込まれていました。



柱には十字架が彫り込まれていました。



床の隅には穴が開いておりProshian Chapel Sepulcherを見下ろすことができました。



外に出て岩山を見上げるとハチュカル(十字架石)が並んでいました。



ゲガルド修道院脇の絶壁を見ると、中ほどに十字架が飾られていました。どうやって取り付けたのか興味がわいてきます。上からロープを垂らしたのでしょうね。

これで、エレバン近郊の見学は終わって、エレバン市内に戻ることになりました。
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