7月は高山植物のシーズン。昨年はカナディアン・ロッキーに行ったので、今年も自然度の高い国へと考え、訪問国を増やす目的もあって、中央アジアのキルギスへ行くことにしました。
キルギスは、シルクロードとも関係の深い国ですが、歴史的遺構は多くないので自然風景と合わせて見学することになります。
申し込んだのは、以下のツアー。パンフレットとは、順番や内容が少し違っています。
「キルギス・カザフスタン天山自然紀行」(西遊旅行社)
2015年
第一日目 7月10日(金)
成田発 13:30(OZ-103)ソウル着 16:00
ソウル発 18:10(OZ-577)アルマトイ着 21:55 時差-3時間
(アルマトイ OTRAR泊)
第二日目 7月11日(土)
アルマトイからビシュケク
ビシュケク市内観光(国立博物館、アラ・トー広場、オシュ・バザール)
(ビシュケク AK KEME泊)
第三日目 7月12日(日)
アラ・アルチャ自然公園、トクマク(ブラナの塔、石人)、アク・ベシム遺跡
(チョンケミン ASHU GUEST HOUSE泊)
第四日目 7月13日(月)
チョンケミンフラワーハイキング、イシク・クル湖クルーズ
(イシク・クル湖畔 ROYAL BEACH泊)
第五日目 7月14日(火)
岩絵野外博物館、スキタイ人の墓、プルジェヴァルスキー記念碑、ドゥンガンモスク、カラコル渓谷
(カラコル GREEN YARD泊)
第六日目 7月15日(水)
バルスクーン峡谷、鷹匠見学、花の観察、
(ソン・クル湖 ユルタ泊)
第七日目 7月16日(木)
花の観察、ソン・クル湖からビシュケク
(ビシュケク AK KEME泊)
第八日目 7月17日(金)
ビシュケクからアルマトイへ
アルマトイ市内観光(中央墓地、中央バザール、パンフィロフ公園)
アルマトイ発 23:10(OZ-578)
第九日目 7月18日(土)
ソウル着 7:50
ソウル発 9:00(OZ-102)成田着 11:10
ここのところ世界各地でテロが頻発して、海外旅行にも不安要素が増しています。悪いことに5月から6月にかけて韓国でMERSが蔓延しているのに、カザフスタンのアルトマイへは仁川乗り換えということになります。韓国便は空いているだろうと、楽観的に考えて出かけることにしました。
もう一つの問題は、カザフスタンのビザ免除の問題でした。このビザ免除期間は、2014年7月15日~2015年7月15日までということになっていました。6月の終わりに近づいても、期間延長が行われるかの発表がありませんでした。ビザ取得が必要になった時のために、パスポートを旅行会社に送っておくことになりました。結局、ビザ免除は継続になりましたが、その発表がいつであったかは判らず仕舞いでした。
まずは、アシアナ航空を利用して、仁川に向かいます。
今回のツアーの参加者は、東京より10名、大阪より2名、福岡から2名の総勢14名でした。私たちグループの添乗員は大阪から出発して仁川で合流することになり、成田から仁川へは、行き帰りが同じ行程になる別のツアーの添乗員に引率されることになりました。
仁川空港は度々訪れていて、乗り継ぎに添乗員の助けが無くともなんとかなるはずですが、他のグループと一緒のため、仁川空港で再集合するまで我々のグループの参加者を把握することができませんでした。
飛行機に乗りこんでみると、中型機が使われていることもあり九割ほどの乗車率でした。
成田から仁川へは2時間半のフライトですが、一回の食事が出ます。メインは、チキンの照り焼きで、美味しく頂きました。
ビールを飲みながら食事を終えると、間もなく仁川に到着しました。
定刻通り仁川空港に到着し、トランジットの荷物検査を終えて出発ゲートに向かいました。空港は空いており、MERSの影響が出ているようでした。
私も、個人旅行で他のルートが選べるなら、仁川乗り換えは選択しなかったでしょうね。
アルマトイへは夕刻の出発になりました。
驚いたことに、西遊旅行社の2コースの他に、ユーラシア旅行社とクラブツーリストの団体が行き帰りに同じ飛行機でした。各ツアーは、内容が少し違っていましたが、所々で出会うことになりました。
キルギスって、そんなに人気のある国なの?
アルマトイへの便の乗車率は八割ほどで、通路側の席を選んだところ、隣りの窓側が空いており、外の眺めを楽しみながら二席を占めることができる理想的な展開になりました。
黄海を横断し、天津付近で中国に入りました。
フライト時間もたっぷりあるので、まずはドリンク・サービス。
続いて、夕食。これも美味しく頂きました。
最近の飛行中は、iPODの音楽を聞きながらフライトマップを見ながら過ごしています。映画は、レンタルビデオを家で見た方がゆっくり楽しめます。
北京の北側を通過した後は西へと向かいました。途中からブラインドが下ろされましたが、時々外を眺めました。
シルクロードであった河西回廊沿いに進んできて、敦煌あたりを通過しているようです。
外を眺めると雪山が見えていました。進行方向に向かって右側に座っていたので、北山山脈でしょうか。
いよいよシルクロードの舞台である西域に入ってきました。
さらに進んでいくと、タクラマカン砂漠の北側に沿うボロボロ山脈が見えてきたようです。
西に向かっているので日没は遅れていましたが、いよいよ空が赤く染まってきました。
到着1時間前に、夜食としてピザが出てきました。暖かく美味しかったです。
雲がかかっていますが、高山が並んでいるようです。
アルマトイ着陸直前に湖のように見えたのは、幅広になったイリ川のようでした。
アルマトイには定刻に到着しました。カザフスタンには入国書類が必要ですが、旅行会社の方で用意してくれていました。スタンプを押してもらったこの書類は、翌日キルギスへの出国時に提出することになります。
入国審査の部屋は、列もはっきりしない大混雑状態になっていました。カザフスタン人は、列を作って順番を待つという習慣が無いようです。
入国をなんとか無事に終えて到着ロビーに出ると、日本への留学経験があって日本語堪能な女性ガイドのエリーさんが出迎えてくれました。空港の外に出ると、熱気がおそってきました。
今回のツアーの乗客はガイドも含めて16人にもかかわらず、使用したのは大型バスでした。一人が二席を使ってもあまる状態で、長いバス移動であったので助かりました。もっとも、座席の幾つかは壊れていて座ることができませんでしたが。
バスに乗ってアルマトイ市内に向かい、ホテルに入って第一日目の旅は無事に終わりました。
日本への帰国は特に問題なく終わりましたので、合わせて載せておきます。
出国手続きを終えて進んだ待合室は大混雑になっていました。ゲート番号も判らない状態で、出発時間になると、チケットを見せた後人についていって乗り込むことになりました。
待合室の周囲には、小規模ですが売店が設けてありました。これはキルギスの民芸品や食べ物を売っている店で、土産を幾つか買いました。
一般的な免税店もありました。
ブランド品よりも、酒の方が面積を占めていました。ロシア人旅行者が多いためでしょうね。
深夜便のため、最初にサンドイッチが出てきました。飲み物は、お盆に乗せられてソフトドリンクが配られました。
コーラでは物足りないので、ビールをもらいました。黙っていたならもらえなかったところです。
5時間ほどのフライトのため、うつらうつらしてようやく寝つこうとすると、朝食が配られ始めました。もう一品のスクランブルエッグは食べたくなかったのですが、選んだ魚の方も食欲がおきませんでした。
仁川空港は、土曜日というせいもあるのか、行きよりは人が多い感じでした。
仁川から成田へはジャンボジェットでしたが、ほぼ満席でした。
最後の機内食。残念ながら食欲が起きないままでした。
アシアナ航空の機内食は、早朝で食欲が無い点を別にすれば、内容的にはまずまずといった感じがしました。
キルギスは、シルクロードとも関係の深い国ですが、歴史的遺構は多くないので自然風景と合わせて見学することになります。
申し込んだのは、以下のツアー。パンフレットとは、順番や内容が少し違っています。
「キルギス・カザフスタン天山自然紀行」(西遊旅行社)
2015年
第一日目 7月10日(金)
成田発 13:30(OZ-103)ソウル着 16:00
ソウル発 18:10(OZ-577)アルマトイ着 21:55 時差-3時間
(アルマトイ OTRAR泊)
第二日目 7月11日(土)
アルマトイからビシュケク
ビシュケク市内観光(国立博物館、アラ・トー広場、オシュ・バザール)
(ビシュケク AK KEME泊)
第三日目 7月12日(日)
アラ・アルチャ自然公園、トクマク(ブラナの塔、石人)、アク・ベシム遺跡
(チョンケミン ASHU GUEST HOUSE泊)
第四日目 7月13日(月)
チョンケミンフラワーハイキング、イシク・クル湖クルーズ
(イシク・クル湖畔 ROYAL BEACH泊)
第五日目 7月14日(火)
岩絵野外博物館、スキタイ人の墓、プルジェヴァルスキー記念碑、ドゥンガンモスク、カラコル渓谷
(カラコル GREEN YARD泊)
第六日目 7月15日(水)
バルスクーン峡谷、鷹匠見学、花の観察、
(ソン・クル湖 ユルタ泊)
第七日目 7月16日(木)
花の観察、ソン・クル湖からビシュケク
(ビシュケク AK KEME泊)
第八日目 7月17日(金)
ビシュケクからアルマトイへ
アルマトイ市内観光(中央墓地、中央バザール、パンフィロフ公園)
アルマトイ発 23:10(OZ-578)
第九日目 7月18日(土)
ソウル着 7:50
ソウル発 9:00(OZ-102)成田着 11:10
ここのところ世界各地でテロが頻発して、海外旅行にも不安要素が増しています。悪いことに5月から6月にかけて韓国でMERSが蔓延しているのに、カザフスタンのアルトマイへは仁川乗り換えということになります。韓国便は空いているだろうと、楽観的に考えて出かけることにしました。
もう一つの問題は、カザフスタンのビザ免除の問題でした。このビザ免除期間は、2014年7月15日~2015年7月15日までということになっていました。6月の終わりに近づいても、期間延長が行われるかの発表がありませんでした。ビザ取得が必要になった時のために、パスポートを旅行会社に送っておくことになりました。結局、ビザ免除は継続になりましたが、その発表がいつであったかは判らず仕舞いでした。
まずは、アシアナ航空を利用して、仁川に向かいます。
今回のツアーの参加者は、東京より10名、大阪より2名、福岡から2名の総勢14名でした。私たちグループの添乗員は大阪から出発して仁川で合流することになり、成田から仁川へは、行き帰りが同じ行程になる別のツアーの添乗員に引率されることになりました。
仁川空港は度々訪れていて、乗り継ぎに添乗員の助けが無くともなんとかなるはずですが、他のグループと一緒のため、仁川空港で再集合するまで我々のグループの参加者を把握することができませんでした。
飛行機に乗りこんでみると、中型機が使われていることもあり九割ほどの乗車率でした。
成田から仁川へは2時間半のフライトですが、一回の食事が出ます。メインは、チキンの照り焼きで、美味しく頂きました。
ビールを飲みながら食事を終えると、間もなく仁川に到着しました。
定刻通り仁川空港に到着し、トランジットの荷物検査を終えて出発ゲートに向かいました。空港は空いており、MERSの影響が出ているようでした。
私も、個人旅行で他のルートが選べるなら、仁川乗り換えは選択しなかったでしょうね。
アルマトイへは夕刻の出発になりました。
驚いたことに、西遊旅行社の2コースの他に、ユーラシア旅行社とクラブツーリストの団体が行き帰りに同じ飛行機でした。各ツアーは、内容が少し違っていましたが、所々で出会うことになりました。
キルギスって、そんなに人気のある国なの?
アルマトイへの便の乗車率は八割ほどで、通路側の席を選んだところ、隣りの窓側が空いており、外の眺めを楽しみながら二席を占めることができる理想的な展開になりました。
黄海を横断し、天津付近で中国に入りました。
フライト時間もたっぷりあるので、まずはドリンク・サービス。
続いて、夕食。これも美味しく頂きました。
最近の飛行中は、iPODの音楽を聞きながらフライトマップを見ながら過ごしています。映画は、レンタルビデオを家で見た方がゆっくり楽しめます。
北京の北側を通過した後は西へと向かいました。途中からブラインドが下ろされましたが、時々外を眺めました。
シルクロードであった河西回廊沿いに進んできて、敦煌あたりを通過しているようです。
外を眺めると雪山が見えていました。進行方向に向かって右側に座っていたので、北山山脈でしょうか。
いよいよシルクロードの舞台である西域に入ってきました。
さらに進んでいくと、タクラマカン砂漠の北側に沿うボロボロ山脈が見えてきたようです。
西に向かっているので日没は遅れていましたが、いよいよ空が赤く染まってきました。
到着1時間前に、夜食としてピザが出てきました。暖かく美味しかったです。
雲がかかっていますが、高山が並んでいるようです。
アルマトイ着陸直前に湖のように見えたのは、幅広になったイリ川のようでした。
アルマトイには定刻に到着しました。カザフスタンには入国書類が必要ですが、旅行会社の方で用意してくれていました。スタンプを押してもらったこの書類は、翌日キルギスへの出国時に提出することになります。
入国審査の部屋は、列もはっきりしない大混雑状態になっていました。カザフスタン人は、列を作って順番を待つという習慣が無いようです。
入国をなんとか無事に終えて到着ロビーに出ると、日本への留学経験があって日本語堪能な女性ガイドのエリーさんが出迎えてくれました。空港の外に出ると、熱気がおそってきました。
今回のツアーの乗客はガイドも含めて16人にもかかわらず、使用したのは大型バスでした。一人が二席を使ってもあまる状態で、長いバス移動であったので助かりました。もっとも、座席の幾つかは壊れていて座ることができませんでしたが。
バスに乗ってアルマトイ市内に向かい、ホテルに入って第一日目の旅は無事に終わりました。
日本への帰国は特に問題なく終わりましたので、合わせて載せておきます。
出国手続きを終えて進んだ待合室は大混雑になっていました。ゲート番号も判らない状態で、出発時間になると、チケットを見せた後人についていって乗り込むことになりました。
待合室の周囲には、小規模ですが売店が設けてありました。これはキルギスの民芸品や食べ物を売っている店で、土産を幾つか買いました。
一般的な免税店もありました。
ブランド品よりも、酒の方が面積を占めていました。ロシア人旅行者が多いためでしょうね。
深夜便のため、最初にサンドイッチが出てきました。飲み物は、お盆に乗せられてソフトドリンクが配られました。
コーラでは物足りないので、ビールをもらいました。黙っていたならもらえなかったところです。
5時間ほどのフライトのため、うつらうつらしてようやく寝つこうとすると、朝食が配られ始めました。もう一品のスクランブルエッグは食べたくなかったのですが、選んだ魚の方も食欲がおきませんでした。
仁川空港は、土曜日というせいもあるのか、行きよりは人が多い感じでした。
仁川から成田へはジャンボジェットでしたが、ほぼ満席でした。
最後の機内食。残念ながら食欲が起きないままでした。
アシアナ航空の機内食は、早朝で食欲が無い点を別にすれば、内容的にはまずまずといった感じがしました。