さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ブルド その1

2018年12月19日 | 海外旅行
カラコルム(ハラホリン)の見学を終えて、ウランバートルから来た道を戻り、この日の宿泊地のブルドに向かいました。

宿泊したのは、バヤンゴビツーリストキャンプ。



ここでもゲル泊まりになりました。

ウランバートル以外の地方では、ゲルを並べたツーリストキャンプが一般の宿泊施設になっています。



ゲル内は、ベット、テーブル、ストーブがあるだけの質素な造りですが、設備の良さ云々というよりは、ゲル泊まりの体験が一番の目的となります。また、電気のコンセントがあり、持参した電気ポットで湯を沸かしてお茶を飲むことができたのは良かったです。

バヤンゴビツーリストキャンプの周りは砂地のため、靴は入口で脱いで、ゲル内部は上履きとしてサンダルを履いて過ごしました。



布団が薄かったため、厚着をしてホッカイロも使って寝ました。夜中にはストーブも焚いてくれたのですが、消えた後は冷え込みました。



バスから下ろしたスーツケースを荷馬車で運んできたのも、モンゴルらしさでした。



ゲルに入ってほどなく、雨が降りだすとストーブの煙突部から雨漏りが起きました。



スタッフがやってきて煙突をはずしました。



天井部を布で閉鎖しました。ゲルは、いろいろな天候に対応するように造られていることが判りました。



幸い雨は1時間ほどで止んでくれて、敷地内を散策することができました。

これは、食堂として使われる大きなゲル。



ゲル内部。いくつものテーブルが並べられています。



壁に飾られていたお面。





左の建物にトイレとシャワーが置かれています。



シャワールーム。衣類や靴の置き場所に少々苦労しました。



これは土産物売り場。のぞいてみましたが、買いたいようなものはありませんでした。



敷地を囲む柵の外の草原では、ラクダの群れがいました。



ラクダというと乗用あるいは荷役用というイメージがありますが、モンゴルでは五畜として牛、馬、羊、ヤギ、ラクダが一般的な家畜になっています。ラクダは乳と肉が食用に用いられます。

ラクダの瘤は、中華料理の八珍として珍貴な食材の一つに挙げられています。以前、北京の宮廷料理の満漢全席の一夜を再現した料理で食したことがありますが、味については、美味しかったともまずかったとも記憶がありません。

また、ラクダミルクチョコレートは、ドバイ空港で売っていますが、板チョコ一枚で900円近くするので買ったことがないのですが、今度は買ってみようと思っています。



バヤンゴビツーリストキャンプからは、三角系の姿が印象的な山が見えました。
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