さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 円明園

2011年12月02日 | 海外旅行
円明園は、北京の北西に位置する清朝の離宮跡です。その起源は12世紀の金代にさかのぼることができますが、荒廃していたものを復活させたのは清の康熙帝で、以後150年にわたって整備が進められました。

円明園は、「円明園」、「万春園」、「長春園」の総称ですが、現在では円明園のみが残されています。

1856年に勃発した第二次アヘン戦争に際して、北京に侵入したフランス・イギリス連合軍によって略奪、破壊され、廃墟になってしまいました。



ここは大水法と呼ばれる噴水跡です。



ローマの遺跡といった風情ですが、この庭園が廃墟になったのは、150年ほど前のことです。



現在は、復旧の方針で工事が進められているようなので、様変わりしているようです。





庭園内には、迷宮が設けられています。ひと頃、日本でも流行ったことのある迷宮です。



中心部には、東屋が設けられています。



東屋から迷宮を眺めたところ。当時の皇帝も遊んだといいます。

円明園を訪れると、清朝末期の英仏の暴虐さを思い知らされ、アヘン戦争などの歴史の興味が増してきます。
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