さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 成田から成都

2015年10月30日 | 海外旅行
政治問題や環境汚染によって、中国旅行には躊躇するところがありますが、それでも中国は見どころの多い国です。かねてから訪れたいと思っていた九寨溝・黄龍に、紅葉の季節を狙って出かけることにしました。

九寨溝・黄龍のツアーは、観光あるいはハイキングのどちらかに重点を置くものが催されており、選択に迷うことになります。観光の起点が成都になることから、三国志ファンとしては、諸葛孔明を祀り、劉備玄徳の墓のある武候祠はぜひとも訪れたいところです。

もう一つ考慮するべきは、日本から成都へは、ANAの直行便を利用するか、中華航空の北京乗り換えになるかという点。北京乗り換えは面倒なようで、やはり直行便を利用したいものです。

さらに成都から九寨溝への移動に、九寨黄龍空港までの飛行機を利用するか、バス移動を行うかという点。飛行機利用なら半日の移動で、午後は九寨溝の観光ができ、翌日のまる一日の観光と合わせれば、一日半の観光が行えます。ただ、この便は、欠航・遅延も多いようで、思わぬ計画変更に合う可能性も高いようです。バス移動は、まる一日かかりますが、その途中に、少数民族の街を見学できます。

結局、ANAの直行便で成都に移動でき、成都周辺の観光が充実した以下のツアーを選びました。

【九寨溝・黄龍・峨眉山・楽山8日間】(クラブツーリスト)

2015年
第一日目 10月12日(月)
 成田発 17:25(NH0947)成都着 22:20
(成都 芙蓉麗庭酒店泊)

第二日目 10月13日(火)
 成都から九寨溝移動(途中、松藩古城散策)
(九寨溝 千鶴国際大酒店泊)

第三日目 10月14日(水)
 九寨溝観光
 Op.チベット民族舞踊ショー鑑賞
(九寨溝 千鶴国際大酒店泊)

第四日目 10月15日(木)
 九寨溝から黄龍移動(途中、雪山梁子見学)
 黄龍ハイキング
 (茂県 国際飯店泊)

第五日目 10月16日(金)
 都江堰見学、成都観光(武候祠、錦里散策)
 (成都 芙蓉麗庭酒店泊)

第六日目 10月17日(土)
 成都パンダ繁殖研究基地、楽山大仏
 峨眉山・報国寺見学
(峨眉山 峨眉山華生酒店泊)

第七日目 10月18日(日)
 峨眉山観光
 (成都 芙蓉麗庭酒店泊)

第八日目 10月19日(月)
 成都発 09:05(NH0948)成田着 15:25

なお、日程表に含まれていた桃坪羌塞見学は、道路の土砂崩れによって迂回路に進んだために中止になりました。

写真は、帰国の際に成都の空港で撮影したANAの機体。成田空港は、ゲートの位置が悪く、写真が撮れませんでした。この写真からも、成都の大気汚染がひどいことが判ります。



成田に到着して集合時間まで待っていると、中華航空の受付カウンターが長蛇の列になっていました。北京行きのようですが、この列を見て、成都への直行便で良かったと思いました。10月1日から一週間続く国慶節も終わったところで、中国人旅行者も少なくなっていると期待していたのですが、甘かったことを後に思い知ることになりました。



ANAでは、事前に席のネット予約ができるのですが、ツアー会社の方で、あらかじめ通路側を確保していてくれました。2+3+2の座席配列のため、夫婦連れは窓側の二席が確保されていました。いつもこうしてくれるとありがたいのですがね。

搭乗ゲートの案内を見ると、成都はそのまま読めますが、英語表記のCHENGDUとなると、どこのことなのか思いつくことができません。



離陸して、30分ほどして、まずはドリンクサービス。



ANAでは、写真の載ったメニュー表で、料理を選ぶようになっていました。ウェスタン・オア・ジャパニーズとか、ミート・オア・フィッシュなどと聞かれるよりは良いですね。



「洋食屋さんのカツカレー」を選びました。カツが温めなおしでふやけているのが残念でしたが、美味しくいただきました。ビールもサントリーのプレミアムをゲット。

ドリクサービスと食事の間隔が短いため、二本のビールを続けさまに飲んで、酔いも回りました。



成田から成都へは、5時間55分のフライトなので、酔いが回ってひと眠りすると到着しました。



定刻に成都に到着。荷物の受け取り所脇には、パンダの人形が飾られていました。



空港から外にでると、暖かい空気が襲ってきました。今回の旅行では、訪問地ごとの気温の差が大きく、調整のできる重ね着が必要になりました。



成都の宿になる芙蓉麗庭酒店には、周辺の観光を行うため、一泊ずつ、合計三泊することになりました。

ホテルが中心部に出ることが難しい場所にあるのは残念でしたが、実際には夜歩きを行う時間はありませんでした。



入口のホールは、中国風に飾られていました。

ホテルは少し古びた感じはしましたが、寝るのに問題はありませんでした。



ホテルの売店では、夜も遅いにもかかわらず、ビール10元、水2元と紙に書いて売っていました。

部屋に入って落ち着いたところで、成田空港のコンビニで買ってきた調理パンとビールで夜食をとりました。

夕食が機内食という場合、ホテルに到着した時に腹が空いていることが多いので、軽く食べるものを用意することにしています。空港にコンビニがあるのは助かります。






帰国は問題なく終わったので、あわせて載せておきます。

成都空港の国際ターミナルは、こじんまりしており、搭乗手続きも比較的短時間で終わりました。

空港内の売店も、小型の店舗が並んでいました。



中国から離れて、ほっとひと息のビール。日本のビールが美味しく感じました。



帰りの機内食は親子丼を選択。



中華料理は慣れ親しんでいるはずなのですが、いつもの海外旅行以上に日本食が美味しく感じました。
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