さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
http://iide.hp.infoseek.co.jp/

さすらいの風景 ジョージタウン その2

2017年08月30日 | 海外旅行
ペナン・プラナカン・マンションの見学の後は、歩いて近くのインド人街に向かいました。

さっそくインド系の人が歩いてきました。



ナンを焼いている店も現れました。



家並みの中には、梅氏家廟と書かれた建物もあり、各民族が入り混じっているのが判ります。



サティ(焼き鳥)の店。インド料理というよりは、東南アジア諸国で広く食べられている串焼き料理です。





インド風の衣装を売っていました。



この店頭にはサリーが並んでいました。



インドのビデオやCDの店。通りでに、テンポのよいインドの音楽が流れていました。





金製品の店。財産を身に着けておくという意味で、金製品が買われるようです。店のと客の間に鉄柵が設けられているのは、強盗避けのためのようです。



お菓子の店。



揚げ菓子のサモサのようです。



通りの外れ近くにマハ・マリアマン寺院がありました。



1883年に建設された、ジョージタウンで最も古いヒンドゥー寺院です。



建物は大きくはありませんが、塔に小さな像が隙間なく並べられている様は壮観です。



お馴染みのガネーシャ像も飾られていました。



中央に祀られているのが誰だろうかと疑問が涌いてきます。



インドの神は、乗り物で判断することができます。

鳥に乗っているので、水鳥ハンサに乗ったブラフマー神や鳥神ガルーダに乗ったヴィシュヌ神が候補となりますが、孔雀に乗った若者の姿で現されるムルガン神(スカンダ神とも呼ばれます)だと思われます。ムルガン神(スカンダ神)は、最高神シヴァ神とパールヴァティ神の間に生まれた次男で、軍神インドラ神に替わって新たな神軍の最高指揮官となりました。左の像の顔が緑色に変わっているのでシヴァ神であろうと思われ、そうなると、右の像はパールヴァティ神となります。

ムルガン神(スカンダ神)は、南インドで特に信仰されています。南インド人が、イギリスの植民地へ労働者として移住させられた際に、ムルガン神(スカンダ神)信仰も伝わってきました。



塔の上部。





人魚のように見えますが、足が付いているので、孔雀のようです。無駄に色っぽいです。



街をひと回りしてマスジットカピタン・クリン通りを歩いていると、ヒンドゥー教寺院が現れました。マハ・マリアマン寺院の裏側のようです。



こちら側にもびっしりと像が並んでいました。





ムルガン神(スカンダ神)もくつろいでいます。

マレーシアでは、マレー系や中国系と比べればインド系は少数民族ですが、ヒンドゥー教寺院の存在感は負けていません。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さすらいの風景 ジョージタ... | トップ | さすらいの風景 ジョージタ... »
最新の画像もっと見る

海外旅行」カテゴリの最新記事