三ヶ峰 (2010.4.25.)

西山を登った翌日は、サエラスキーリゾート尾瀬より三ヶ峰をめざしました。

鎌田の町を挟んで向かい合うホワイトワールド尾瀬岩鞍スキー場では雪が豊富に残っていたのに対し、サエラスキーリゾート尾瀬では雪は完全に消えていました。



ゲレンデ上部からは、武尊山の眺めが広がりました。



その右手には、西山と至仏山が並んだ姿を見せていました。

尾瀬方面は、残雪もたっぷりあるので、アヤメ平でも登った方が良かったかなと、山の選択を誤ったかなという気持ちもわいてきました。



ゲレンデ最上部の背後の高まりが沼上山です。



枯れ草に覆われた沼上山に立って、とりあえず一山達成。



三角点は、一段低いところに埋まっていました。



三ヶ峰方面をうかがうと、雪は無く笹原が広がっていました。



ヤブコギ覚悟で歩きだしましたが、残雪が現れてきました。



途中で、本格的な笹のヤブコギも現れましたが、一部だけで、おおむね残雪歩きが続きました。



右手に平行に走る尾根との合流点は気持ちの良い雪原が広がっていましたが、下りは、コース取りに注意が必要でした。途中で、氷化したところも出てきて、アイゼンを履いての登りになりました。



ようやく、三ヶ峰に到着しました。山頂は、前方の高まりです。



三ヶ峰の山頂は、オオシラビソの林に囲まれていました。

尾根は、この先、笠ヶ岳を経て錫ヶ岳へ続いています。1泊2日のテント泊なら、錫ヶ岳まで足を延ばせるように思えるので、今後の課題にしましょう。



木立の間から、白根山と白檜岳を眺めることができました。



燧ケ岳も眺めることができました。



四郎岳と燕巣山。



ゲレンデに戻って、至仏山の眺めを楽しみました。



武尊岳、西山、至仏山が並んだ眺めです。

三ヶ峰は2000m級ピークのため、なんとか残雪を使って登れましたが、登るにはスキー場が閉鎖した後の4月初めがよいでしょう。