さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
http://iide.hp.infoseek.co.jp/

さすらいの風景 北京 その5

2011年06月04日 | 海外旅行
外朝に属する保和殿の背後には乾清門があり、その奥が内廷になります。



内廷は、皇帝が日常政務を執り行ったり、皇后、貴姫の住む後宮が設けられていました。

乾清門は、内廷の正門になります。



乾清門前には、一対の唐獅子が置かれています。



こちらは、玉を持っている雄の獅子



こちらは、子獅子を抑えている雌の獅子



乾清門を通ると、乾清宮に出ます。

皇帝の寝室兼執務室で、外国施設の謁見や内廷での典礼が行われました。



ここにも龍のレリーフが置かれています。



建物の配列や装飾は、外朝と同じパターンの繰り返しになっています。



乾清宮の宝座

掲げられている「正大公明」の額は、清の順治皇帝の筆によるものです。

順治皇帝は、清朝の三代目皇帝で、明を滅ぼして北京に都を移した皇帝です。母国語は満州語であったため、この額は、うまいというよりもきちんとした字で書かれていますね。



乾清宮の後ろには、交泰殿が続きます。



さらに交泰殿の後ろには神寧殿が続きます。

このあたりになると、同じ繰り返しで次第に関心も薄くなって、足早になってきてしまいます。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さすらいの風景 北京 その4 | トップ | さすらいの風景 北京 その6 »
最新の画像もっと見る

海外旅行」カテゴリの最新記事