さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 グアテマラ・シテイ その4

2018年06月28日 | 海外旅行
先古典期の展示室ですが、ここにはカミナル・フユ遺跡の出土品も含まれています。





彩色土器。





ワシャクトゥンの大仮面。レプリカのようですが。

マヤ文明では先古典期の終わりごろから古典期の初めころにかけて、神殿を巨大な仮面で装飾するということが流行しました。



キノコ頭の像は、良く作られていたようです。



妊婦の像。





Costa Sur (400~600年)の人頭。オルメカ風です。





タカリク・アバフの石柱。

タカリク・アバフはカミナル・フユと共に先古典期中期には既に繁栄を始めていた南部海岸地帯に 属する遺跡です。





祭壇を支えた足のようです。



カミナル・フユの石碑。







カミナル・フユ遺跡にもレプリカが置かれていた石碑。

上段は天空の神、中段は球戯者が刻まれ、下段の幾何学模様の帯は地上を表わすといいます。



中段部の拡大。



カミナル・フユの祭壇。三段に分けて彫刻が施されています。



上段。

各段共同じモチーフで 玉座に座る貴族が左右に手を縛られた捕虜を伴っています。



中段。



下段。



水を司る神聖なカエルが彫刻された水盤。





恍惚の表情を浮かべた男性像。

左手が良く見えていないのですが、キノコからとったヤクを入れた酒を浣腸してイッテいるようです。



カミナル・フユ出土の土器。



カミナル・フユの球戯場のマーカー。





妊婦像。多く造られていたようです。



映画「バイオハザード」に現れた遺伝子操作によって改造された怪人に似ていますね。



カミナル・フユの石碑。



そのトレース図。











カミナル・フユ遺跡は、実際に訪れると、遺構があまり残っておらずにがっかりしますが、出土品を見ると、繁栄した都市であったことがうかがわれます。

以上は先古典期で、続いては古典期の展示物になります。
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