さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 グアテマラ・シテイ その3

2018年06月27日 | 海外旅行
旅の最後に、国立考古学民俗学博物棺を訪れました。この博物館は、グアテマラにおける古代マヤ遺跡の出土品を展示しています。



向かい合う似た建物は、カルロス・メリダ国立近代美術館です。入館はしませんでした。



国立考古学民俗学博物棺の前に置かれているのは、ジャガー像でしょう。狛犬に似ています。



入口の両脇には、古代マヤ人の像が置かれていました。





博物館の見取り図です。中央の中庭の周囲にはステラ(石碑)が並べられており、その右手には、時代別に展示場が並んでいます。右から考古学に関する展示を見学していくと、最後の左の区画は民俗学に関する展示になります。



右手の最初の区画は、テーマを変えての展示室になりますが、今回はカミナル・フユ遺跡についての展示が行われていました。



以下、興味深い展示物の写真を並べていきます。

カミナル・フユ遺跡は、先古典期の紀元前900年ころに遡り、紀元前4世紀から紀元後6世紀という極めて長い期間栄えました。比較的単純な造形のものから複雑なものへと形が違っていきます。



口から何やら噴き出しているのが印象的ですが、何を現しているのか判りません。



亀でしょうか。



カミナル・フユ遺跡で整備されていた導水管のようです。





カエルかな。



用途不明。



カニが描かれた皿。

マヤの創世神話のポポ・ヴフでは、世界の始まりは以下のように書かれています。

空だけがあった。
海だけがあった。
けもの、鳥、魚、カニ、木、洞窟、谷、もなく、
草、森もなく、
暗闇の中に、静寂の中に、
ただ漠える 広がりを見せる 空と海だけがあった。

何故かカニが特別扱いされています。



単純化された造形は、古典期のマヤ文明では見られないものです。


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三脚の彩色土器。



この顔は、オルメカ文明的な雰囲気があります。



この土偶は、豊穣の象徴として妊婦を現しているのでしょうか。











頭蓋骨が展示されていました。



頭蓋骨の前が平坦になっていますが、これは古代マヤ文明では生後直後から矯正器具を頭に取り付けて、美しいと考えられていた扁平な頭を作ったことによります。

また、骨には細かい彫刻が施されています。



その彫刻のトレース図。





翡翠のアクセサリー。

この博物館では、翡翠の仮面が展示されている特別室(翡翠室)があるのですが、この日は残念ながら閉まっていました。



埋葬状態。遺体の周囲に生活用品も埋葬したようです。



神殿に飾られていた大仮面。





球戯場のマーカーを模した記念碑でしょうか。



古典期に入ってのものかな。



妊婦の土偶。



人物像が描かれた円盤。



マヤ人のお香。



彩色土器。



トレース図。

カミナル・フユ遺跡の出土品は、その後に続く先古典期の展示室でも展示されています。
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