さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
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さすらいの風景 カラコルム(ハラホリン) その3

2018年12月17日 | 海外旅行
ゴルバン・ゾーの西寺に続いて中央寺を見学しました。



中央には、青年期の釈迦像が飾られています。



出家前ということで、王族の身分にふさわしい豪華な装飾品を身に着けています。



右には薬師如来像が置かれています。



左には、護法尊が置かれていました。



釈迦像の周囲には、10大弟子などの像が並べられていました。



また、入口右手には、ロバに乗って、暗がりに男性の死体が転がる像が置かれていました。これは、敵が来襲した時に変身して女性となり結婚して敵の男性を殺したという言い伝えに基づくもののようです。



憤怒の形相が迫力あります。



羅漢像。



置かれていた供物。赤珊瑚でできているようです。



続けて東寺。



ここには少年期の釈迦像が置かれています。



豪華な装飾品で飾られています。



右手には観音菩薩像。



左の像は、黄帽子を被っているので、ゲルク派の祖師の像でしょうか。



壁画。



柱には龍の飾りが取り付けられていました。



天井。



法輪の飾り。



続いて東寺の右手にある建物を見学しました。西側にも同じような建物がありましたが、そちらには入りませんでした。



タンカが飾られていました。



一方の壁には一面に絵が描かれていました。



踊りの風景が描かれていました。



中国西域の敦煌壁画で有名な胡旋舞と似た感じがあります。



琵琶の演奏を行っています。



三弦の琵琶で、法隆寺の宝物で有名な五弦の琵琶ではありません。



続く部屋では、正面にタンカが飾られていました。



また、両側の壁には絵が描かれていました。



似たような構図ですが、微妙に異なっています。



動物たちが描かれているのですが。



なにやらおどろおどろしい絵も。





悪いことをすると、生まれ変わりは動物になるという教えでしょうか。



最後の部屋には、仏像やタンカが飾られていました。







チベット仏教ならではの、歓喜仏のタンカも掲げられていました。

これで、エルデニ・ゾーの中心的建物であるゴルバン・ゾーの見学は終わり。
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