さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ボウ湖

2014年09月17日 | 海外旅行
コロンビア大氷原の見学を終えてから、まずアイスフィールド・パークウェイをボウ湖まで戻りました。クロッシングが近づくと、サスカチワンバレーの山火事の煙が目に入ってきました。



山火事は、朝よりもひどくなっていました。



消火のためにヘリコプターも飛び回っていました。



しばらくは車窓からの山火事見学になってしまいました。



現場に向かう消防車にもすれ違いました。

アメリカのヨセミテでは山火事は自然鎮火を待つようですが、カナダでは消火にあたるようです。気候が厳しく樹木の生長が遅いことが影響しているのかもしれません。



無事に火災現場を通過することができました。

後で知ったことですが、我々の車の通過15分後に道路は閉鎖になってしまったとのこと。現地ガイドの所属するツアー会社のグループの中で閉鎖にあったものもいて、道路を大回りしてバンフに戻ったのは夜中の12時で、ツアー客は夕食もとれないことになったといいます。



バスを降りて、ボウ湖を見学しました。

ボウ湖は、標高1920mにあり、長さ約3.2km、幅約1.2kmの比較的小さな湖です。

水が二色に分かれているのは、水深の違いによるもののようです。



カナディアン・ロッキーの魅力は、このような湖と山の取り合わせのように思えます。



奥に見えているボウ氷河が、この湖の源で、ここから流れ出るボウ川はボウバレイの景勝地を形作っています。



月並みの表現ですが、絵のような風景です。



湖の畔には赤い屋根のナムタイジャロッジ(先住民の言葉で貂のこと)が建っています。100年ほど前に腕のいいハンターだったジミー・シンプソンによってこのロッジは建てられました。国立公園ができる前から住んでいたことからカナダの国立公園内で唯一認められている私有地になっているといいます。



ボウ湖の畔の草原でも多くの花が咲いていました。

トールパープルフリーベン。日本でいうところのアズマギクですね。







トールホワイトボグオーキッド。



黄色のインディアンペイントブラシ。



エレファントヘッド。







湖の脇に広がる水溜りには魚も泳いでいました。
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