
嘉峪関から張掖へは、高速鉄道で移動することになりました。乗車する嘉峪関南駅は、高速鉄道専用駅のようで、新しい建物でした。

駅の電光掲示板を見ると、蘭州行は30分おきに出ているようです。嘉峪関から蘭州の間には、張掖や武威といった河西回廊の往来とともに発展した都市が連続しているので、列車の利用者も多いようです。

列車の切符。青く塗りつぶしたところには利用者の名前が記載されています。鉄道利用に関しても個人の監視対象ということになります。駅舎内に入るのにも手荷物検査があり、厳しい保安検査が行われています。

待合室。高速鉄道専用駅のためか空いていました。以前、長春から瀋陽へ高速鉄道に乗った時は、駅内は半端ない大混雑で、ガイドからはぐれないように必死であったことを思い出しました。

列車の到着直前になってからプラットフォームに入ることができました。他のプラットフォームに停まっていた列車を撮影。
CRH5Gという車両番号から、フランスのTGVを製造したアルストム社と提携して導入した高速鉄道車両であることが判ります。Gは、耐寒設備を備えています。営業運転での最高速度は 250 km/hのようです。
中国高速鉄道でお馴染みの「和諧号」という愛称が書かれています。この愛称は、胡錦濤元総書記 (国家主席) の和諧社会に基ずくもののようです。

混雑というわけでもありませんが、急いで列車に乗り込みました。

日本の新幹線と同じ2+3のシート配列でした。座ってみると窮屈な感じがしました。軌道幅は日中とも同じなのですが。席はほぼ満席になりました。

シートのヘッドカバーには、「西部高鉄 敦煌之星」と書かれていました。列車の愛称は、「和諧号」よりも「敦煌之星号」とした方が、シルクロードの気分を高めてくれて良いと思うのですが。

天井には、モニターが付けられてビデオが流されていました。その脇には、監視カメラも。

出発してほどなく酒泉南駅に到着。

車窓からは、砂漠の風景が広がっていました。


途中で、列車の速度が190 km/hと表示されていました。列車の運行状況によって速度は変わってきますが、ゆっくりと走っているという感じでした。中国高速鉄道の一部の路線に導入されている「復興号」は、営業時速350 km/h、最高時速400 km/hで運行されていますが、2011年7月に起きた衝突・脱線事故の記憶もまだ残っており、それほど急がなくとも良いなという気分です。

進行方向右手に見えるのは、祁連山脈でしょうか。雲がかかっているのは残念です。

高台到着。高速鉄道用の新しい駅のため、周辺には新しい造成地が広がっていました。


トイレは、二つ設けられていましたが、洗面台はありませんでした。

張掖が近づくと、緑豊かな畑が広がるようになりました。

張掖西駅に到着。1時間33分の列車の旅でした。

張掖西駅も新しくきれいな建物でした。

駅の電光掲示板を見ると、蘭州行は30分おきに出ているようです。嘉峪関から蘭州の間には、張掖や武威といった河西回廊の往来とともに発展した都市が連続しているので、列車の利用者も多いようです。

列車の切符。青く塗りつぶしたところには利用者の名前が記載されています。鉄道利用に関しても個人の監視対象ということになります。駅舎内に入るのにも手荷物検査があり、厳しい保安検査が行われています。

待合室。高速鉄道専用駅のためか空いていました。以前、長春から瀋陽へ高速鉄道に乗った時は、駅内は半端ない大混雑で、ガイドからはぐれないように必死であったことを思い出しました。

列車の到着直前になってからプラットフォームに入ることができました。他のプラットフォームに停まっていた列車を撮影。
CRH5Gという車両番号から、フランスのTGVを製造したアルストム社と提携して導入した高速鉄道車両であることが判ります。Gは、耐寒設備を備えています。営業運転での最高速度は 250 km/hのようです。
中国高速鉄道でお馴染みの「和諧号」という愛称が書かれています。この愛称は、胡錦濤元総書記 (国家主席) の和諧社会に基ずくもののようです。

混雑というわけでもありませんが、急いで列車に乗り込みました。

日本の新幹線と同じ2+3のシート配列でした。座ってみると窮屈な感じがしました。軌道幅は日中とも同じなのですが。席はほぼ満席になりました。

シートのヘッドカバーには、「西部高鉄 敦煌之星」と書かれていました。列車の愛称は、「和諧号」よりも「敦煌之星号」とした方が、シルクロードの気分を高めてくれて良いと思うのですが。

天井には、モニターが付けられてビデオが流されていました。その脇には、監視カメラも。

出発してほどなく酒泉南駅に到着。

車窓からは、砂漠の風景が広がっていました。


途中で、列車の速度が190 km/hと表示されていました。列車の運行状況によって速度は変わってきますが、ゆっくりと走っているという感じでした。中国高速鉄道の一部の路線に導入されている「復興号」は、営業時速350 km/h、最高時速400 km/hで運行されていますが、2011年7月に起きた衝突・脱線事故の記憶もまだ残っており、それほど急がなくとも良いなという気分です。

進行方向右手に見えるのは、祁連山脈でしょうか。雲がかかっているのは残念です。

高台到着。高速鉄道用の新しい駅のため、周辺には新しい造成地が広がっていました。


トイレは、二つ設けられていましたが、洗面台はありませんでした。

張掖が近づくと、緑豊かな畑が広がるようになりました。

張掖西駅に到着。1時間33分の列車の旅でした。

張掖西駅も新しくきれいな建物でした。