さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ヘルシンキ その2

2010年11月02日 | 海外旅行
ヘルシンキ市内には、さまざまな様式の教会をみることができます。

ウスペンスキー寺院

赤レンガ造りのウスペンスキー寺院は、1868年に造られた北欧最大のロシア正教会の教会です。



「ウスペンスキー」とはロシア語で聖母マリアのこと。



ヨハンネス教会

1878年に建てられたネオ・ゴシック様式の教会で、塔の高さは74mで、フィンランド最大の石造教会です。



テンペリアウキオン教会

斬新なデザインで有名な教会です。岩山をくりぬき、採光のために天井には、UFOを思わせるガラスの天蓋を乗せています。1967年にスオマライネン兄弟によってデザインされました。



教会の天井。



テンペリアウキオン教会の内部。外観は奇抜ですが、内部は祈りの場という雰囲気になっています。



シベリウス記念碑

ヘルシンキ市街地北部のシベリウス公園にあります。森を現しているようなパイプの集合体の脇にシベリススの頭部像が置かれています。



シベリウスは、1865年12月8日に誕生し、1957年9月20日に没した、北欧を代表するフィンランドの音楽家です。

このヘルシンキ訪問は、国際学会出席のためでした。その歓迎コンサートとして、シベリウスホールで、シベリウスのフィンランディア、カレリア組曲と交響曲第2番を、カム指揮、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団で聞くことができました。本場の演奏もさることながら、木造のホールの響きの美しさには感動しました。ホールそのものが音を出しているように聞こえました。

ところで、学校の音楽鑑賞などでグリーグやシベリススの音楽に対して良く言われる、「北欧の抒情」ってのは、いったいなんなのでしょうね。
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