おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

西表島(いりおもてじま)から竹富島へ

2018-11-20 20:09:21 | 旅行記

【今日の 水牛】

予定では今日は石垣島から船に乗り波照間島へ行くことになっていたが波の具合が悪いということでそれは中止。

残念でしようがない。波照間島は人の住む日本の島としては最南端の島なのだから今回の旅の目的の半分であるぞ。

添乗員も大変である。目的を達せない旅の埋め合わせをしなければならない。どうするカトーさん。

でも大丈夫そこは旅のコーデネーターのプロ、ちゃんと代わりの旅程を考えてありまっさ。

というわけでイリオモテヤマネコでおなじみの西表島(イリオモテジマ)に行く。

石垣島から連絡船で行くのだがこの船が満員だ。決してフルシーズンというわけでないこの期間でこの混雑。

イリオモテジマはそのほとんどが国有地(国有林)で85%。

港からバスで20分ほど走って由布島入り口(渡り口)に着く

ここは有名な水牛車に乗って浅い海を渡って、対岸にある小島・由布島に観光に行くのだ。

馬方、いや水牛方のオジイは水牛の雄星君にほとんど指示を出さない。毎日のことで水牛自身が覚えていて勝手に対岸の由布島の入り口まで引っ張って行く。

由布島は昔は人が住んでいて小学校・中学校があったようだが台風とか高波とかで大変な被害にあって無人となった。

ある夫婦が無人の由布島を熱帯植物園にしたりして今の観光島となったようだ。

ここで泡盛ジェラートというものを食べた。別に酔うほどのアルコール度数ではない。

さっぱりしたアイスクリームという感じ。

次にツアーは竹富島(たけとみじま)に向かいます。

今日は疲れたのでまた今度書くことにします。悪しからず。


石垣島にいる

2018-11-19 22:19:49 | 旅行記

【今日の 沖縄県】

今朝の9時18分に漁村市駅をたって、いま沖縄県石垣市のデラックス(古いかこの言葉)リゾートホテルのツインルームでこれを書いている。

ちょうど1か月前の9月18日にツアーの広告を見て申し込んだのだ。

ツアーの名称は「日本最西端 与那国島と有人島として日本最南端 波照間島を一度で訪ねる国境島めぐり4日間」

名前は長いがこれで全部の説明になっている。

こういうことで羽田から石垣島に直行ボーイング737-800型で3時間半、一っ飛びさ。

石垣島は遠いぞ、羽田から2000kmだ。

沖縄本島からでも500km以上も離れているぞ。

 

指のところだ、あと2センチで台湾だ。近い!。

ほれ、

石垣空港に着陸したのはすでに6時を過ぎていてさすがの沖縄もすでに日没。

だからどんなところなのか、どんなホテルなのか海が見えるのか全く分からない。

八重山御膳とかいうものを夕食にとって大浴場に入って

ニュースステーション(報道ステーション?)で日産のカルロス・ゴーン逮捕だと言っている大ニュースを聞きながらこれを書いている。

本土では大変なことになっているのだなあ。

明日は波の様子次第だが日本最南端の(有人島として)波照間島に船で行くんだぞ。

 

 

 


ブラインドリベットは便利です

2018-11-17 16:21:44 | うんちく・小ネタ

【今日の 一家に一個】

11月15日号「洗車用足場を作る」の巻でちょっと紹介したブラインドリベットの話をしようと思う。

 

金属の板同士を留めたいときには、一般的にボルトとナットの組み合わせか、規模の小さな時にはネジという選択だな。

ほかに溶接とかロウ付けとかの方法があるが、これは特殊の範囲だ。だいたい溶接機など、まあよほどの機械好きでもないと素人は買わないものな。(原の漁師の所にはあるぜ)(おっと個人情報)

つまり下図を参照してと

またはネジで止める。

ここで止めたい相手が箱状のものだと、とても頼りになるボルトとナットの組み合わせはボツだ。

なぜなら箱状の中に手が入らないからだ。

したがって下図のようにネジで止めるようになる。

昔こういうネジを「鉄板ビス」と言っていたが、今はどう呼ぶかは知らない。

なんとも頼りないが仕方がない。  まあ、ネジの数を増すだな。

ここで役に立つのが今日の表題の「ブラインドリベット」である。

このような形状の金属である。

どうなるのかというと

その昔、東海道新幹線の工事までは、鉄橋の建設というと鋲というものが使われていた。(1964年)

鋲とは上の図のようなもので、炭火で真っ赤に熱した鋲を、あらかじめ開けてある穴に差し込み、特殊なハンマーでガンガン打って裏側をつぶして部材同士を止めるといった具合。

この鋲でも裏側が箱状になったりしているとダメである。

ところがだな、このブラインドリベットはうまくできていて

このようなリベッターという器具(道具)を使う。

左下の部分にブラインドリベットを差し込んで

ハンドルを掴むと

中心の釘状のものが引っ張られて、裏側のアルミでできている部分がつぶれる

つぶれることで2つの部材が接着?合体?されるのだ。

箱の説明もお付けしよう

これが結構強度があって

リベット径たったの2.4mmのものでも、引張強度80KG、せん断強度60KGもある。

リベット径は各種あるが、一般的に入手できるものの最大は4.8mmで、このクラスになると引張強度は300KG、せん断強度200KGもある。

ただしこのクラスになると、ハンドルを掴む力が相当なものになる。バッカカテエ(静岡の標準語)

”握力の勝負”な感じがあるぞ。

電動工具と異なり、ただの鉄の道具だからそんなに高価なものではない。お近くのホームセンターで買える。

リベットそのものは1本6円とか8円だから、キミのお小遣いでも買える。ただしたくさん必要だよ。

これがあると結構いろいろな場合に活躍してくれるぞ。一家に一個だぞ。


刺身が旨くなる

2018-11-16 16:40:52 | 食・レシピ

【今日の NHKガッテン】

水曜日の夜の人気番組「ガッテン」(以前は「ためしてガッテン」)は放映回数1000回を超えるNHKでも老舗の番組である。

ガッテンの情報は全部信じるという年寄りも多いと聞いた。

ワシは特に料理関係の会は見逃さないようにしている。

今週の内容はそう来たか! 達人直伝 本当にうまい刺身が家庭で!」だった。

料理番組は、こうすれば旨い、と技を紹介するのが多いが、その通りに再現してみても「どうかなあ?あれ?」というものが多い。

今回も、ゲストの皆さんが「おいしー、とかプリップリ!」と言っているのを、(まあそんなこと言ってても話半分だな)とハスに構えていた。(いつもそうだな)

ところが今日のこの番組は、静岡県焼津市の人気魚屋「サスエ」の大将がでて「おいしい刺身の作り方」を伝授していた。焼津市に興味のあるワシは

早速昨日(木曜日)イサキの刺身に挑戦してみた。

これが本当においしかったので、よいこの皆に教えてあげる。だまされたと思ってワシのいうとおりに刺身ってみ。

①切り身を買ってくる、サクが良いと思う。今日のイサキは小型なので片身。

これを塩を振ったまな板に乗せて、その上からも塩を振り、まな板ごと斜めに立てかけて30分置く

10分もすると、塩のおかげで身の中の水分が染み出てまな板の下部に落ちてくる。

 

②30分後、水平に直したまな板の上の魚の塩分をキッチンペーパーでぬぐい取る。

何度も何度もぬぐって、塩気を完全的に取る。完全的に取れたかの判断は、魚の身を指で拭ってその指をなめて、塩分が感じられなくなるまでさ。

③塩分が無くなったら冷蔵庫のパーシャル部屋に入れて更に30分間冷やかす。

④冷蔵庫から出して、包丁で刺身に切って食卓へ

⑤醤油は、少なめで食べるとよろしい。

艶も弾力も、これまで我が家では見たことがないくらいにキラッキラッ、プリップリッとしていて、目だけでも「こりゃうまそうだ」となるぞ。

ちなみに、下の写真は普段のとおりに食卓に出した同じ魚の一部(どのくらい違うか試してみた)

ぜんぜん違う。見た目も弾力も、もちろんのこと味も。

食べる前の準備に約1時間ほどかかるからしょっちゅうというわけにはいかんかもしれないが、

なるべくこの方法で刺身は今後も食べようと思う。

目白のユウちゃんとカツオの好きなヒサちゃんが家に来た時にはこれで食べさせるぞ。これでどうだというわけさ。

リンクを貼っときます。


洗車用足場を作る

2018-11-15 10:10:22 | 日記

【今日の 力学】

自宅で洗車する人とガソリンスタンドなどで洗車する人とはどちらが多いのだろう。

都市化と、若い人の車離れを考慮すると、圧倒的にガソリンスタンドが多いな。

 

インターネットはすごいぞ、以前ならば調べようのないことも、試しにググってみると答えが手に入るぞ。

「洗車に関する消費者調査(自動車保有者対象)」こちらクリックね、という調査の結果が出た。

それによると、ガソリンスタンドなどで洗車:39%、自宅の駐車場・庭:38%

同数である。へえ、そうなんだ。(だからどうなのだと言われてもなあ)

ずーっと以前ワシが作った洗車用足場が(木製なので)腐食して危険になってきた。

足場から転落して骨折、高齢のため骨折が治癒せず車いすに、愛車は廃棄してセニアカーを購入。

なんて最悪の事態にならんように足場をリニューアルしよう。

一見なんてことないが、細かく見ると腐朽菌に襲われていた。

法杖(ほうづえ)の役を果たしていない。

さて、何を材料にしようか、やっぱり木材が加工が楽だから良いかもね。腐食には、良い塗装で対応だな。

と考えたが、

そうだアルミの良さげな材料がストックしてあるぞ。以前隣家との目隠し版に使った引き抜き材がある。

なんしょー、リス歳だもんで。置き場所さえあれば捨てないのだワシャ。

ハイ、できました。

購入したのはアルミの細い材料(厚さ2㎜幅10㎜長さ1000mm)1本100円ほどを4本、中央にちょっと見える移動用のハンドル150円、ブラインドリベット多数。

ブラインドリベットについては後日詳細を説明する。

あと、主梁と柱をつなぐためのアルミ板(ガセットプレート)は、川越し市建設課で、「捨てるよ」と言ったのをもらってきた、舗装用白線のテストピースに使われたアルミ板、再利用だ第二の人生だ。原の漁師君ありがとうっき。

新旧足場を並べると

旧製品は補強に法杖(ほうづえ)を新製品はトラス形式。

このあたりがワシが橋梁の専門家たるゆえん。

なぜトラス?

お答えしよう。(興味のない方は、ここからは飛ばし読みで結構ですわ)

側面図である。中央に荷重をかけると梁がたわむので、両端の柱が外に出たいそうだ。

これを避けるのには

木製足場で対応した法杖が一般的だ。

水色の部材が法杖、ここには圧縮という材料を縮める力がかかる。(わかるかなあ)

木材の場合は材料自体が圧縮力に強いのでこれでいい。

今回は軽量化と工期短縮のために(時間はたっぷりとあるが)次のようにトラス形式とした。

ワシの美学ではこれが美しいのだ。

荷重が中央にかかると中央の短い柱に圧縮力がかかる。

斜めに張った斜材(くどいぞ)には引っ張り力がかかる。これに対応するのには細ーいアルミ材で充分である。

約100円の材料4本で解決したぞ。

うっ!美しい足場ができた。

なお中央部に持ち運び用のハンドルを付けた。頑固な材料だが、たったの150円だった。