おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

灯油ファンヒーター

2013-07-11 20:24:20 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 暖房器具】

この暑さでついにオヤジもおかしくなったと思うなかれ。
ワ、ワシはこれで普通、ご安心召されよ。ボーー・・・・・・・・

冬中使っていたが、だいぶ温かくなってきたので、4月頃から廊下の隅にほかっておいたファンヒータだが
起動の時に、ファンが内部のどこかに当たってカチカチと気になる音がする。
買ってからだいぶ経つし(10年以上)

マニュアルには何年かおきに点検すべし、と記載がある。
カチカチ音も新品買うほどじゃない(普通の)異音でもあり、
外観はきれいで買った時のまま。これはモッタイナイ

ここいらで一度専門家に点検を兼ねて見てもらおう、と言うことにした。

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電気店に持っていくと
これはもうすでに10年以上経過しているし
部品があれば直せるかもしれないが
モノがモノだけに(灯油を使用するので不具合が火事に通じるということ)
新しくした方が・・・・・

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お客様の方で修理の希望であればメーカーに送ることはやぶさかではありませんが・・・・・・・と、
婉曲に、古い機械は買い換えなさい危険だから、と言われたが。
画面のとおり2002年製なら我が家では新顔の方なのだ。

(何てったって、ワシが高校生の頃に買った、ナショナルの赤外線健康炬燵がいまだに赤い光を出していて現役だし、足踏みミシンにモーターを外付けしてポータブルに改良した骨董品も現役、な程の、言ってみれば電化製品博物館的使われ方のわが家なのだ。)

で、店員に迷わず「修理お願いします」。

数週間して「やはりメーカーの三菱の方では部品がないので修理不可能です」とのことであった。

古い暖房器具を修理したら、そしてその後不具合で火事でも出したら、今度は修理したメーカーの責任になっちまうもんなあ。
修理しっこうないよと、漠然と思っていたがその予感はアタリ。

「では新しいものに買い替えます」とは言わずに、我が家に持って帰ってきたのであった。
ワシが何とか修理しようと思っている。きっと今年の冬も現役であるぞ。


良い子のみんなは10年も経っている電化製品は捨てて新品に変えようね。危険だから。

◆耳寄りな話
電源コードに製作した年が印刷してあることが分った。
下図を参照
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分りにくいけれどクリックして拡大したら見えるよ。





ロースハム

2013-07-10 15:39:04 | 食・レシピ
【今日の 日程が狂った】

しばらくぶりに燻製。
今日はロースハムづくり。
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豚ロース2000gを購入、余計な脂身とバラ肉を刺身用の包丁で切り取る。これは別の用途に使う。モッタイナイから。

香辛料と、風味付けの野菜類を細かく切った物を肉に擦り込み、ビニル袋に密閉して10日間冷蔵庫で寝かす。

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写真で見た目は残飯みたいでキタナイ感じだなあ。
10日後に冷蔵庫から取り出して、塩抜きのためボウルにいれ流水で塩を抜く。3時間ほどだが、途中30分おきに塩分濃度を確かめる。
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煙浸透”可”のセロファンでキャンディーのように包み、タコ糸できっちりと縛る。

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燻製機(自家製)で最初は燻煙せずに温度40度で熱する。3時間ほど
その後温度を70度に上げて桜チップで燻煙する。約3時間

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燻煙が終わったら温度40度の温水につけ、徐々に湯温を70度に上げていき2時間ほどボイルする。
肉の中心温度が65度に達したら湯から揚げ、いきなり氷水にドボン。
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肉が冷えたら冷蔵庫に入れて本日の工程は終了。
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明日の朝から、『昔づくり無添加本格ロースハム』を食べられる。

昨日に引き続き外気温は33度オーバー。暑い!
こんな日の燻製作業は熱中死と隣り合わせの命がけである。(ちょっとオーバー)

ロースハムに限らず、燻製作業は塩・香辛料などの漬け込み期間を必要とするために
さかのぼって作業開始となるので予定通り行うしかないのだ。
10日前は、まさかこんなに早く梅雨が明けるとは思わなんだ。

ま、ええか暇だし。









映画「コン・ティキ」

2013-07-09 18:38:12 | 映画
【今日の 探検映画】

ワシがまだ世間知らずの中学生だったころと思うが、図書室で借りた本「コンチキ号探検記」
物忘れの優秀なワシが不思議と覚えている本である。

たしかスエーデンだったかノルウェイだったかの、人類学だか、民俗学だかの学者ポール・ハイエルダールが
ペルーだったか南太平洋の島国だったかの祖先は、はるばる筏で太平洋を渡ってきた民族だ。
と言う学説を立てたが、学会に相手にされなかったので、自ら筏を作って太平洋を渡り、自分の学説が正しいことを証明した。と言う話だった。

「だったか」が多くてすまん、中学生のころの読書記憶はまあこんなもん。ワシにしてはすごいことだ。

この度、それが映画になったということは新聞の広告で知ってはいたが「こんな地味な、記録に近い映画は田舎ではぜってえやらんな」
と捨てていたが静岡市でやっていた。こりゃ見なけりゃ一生の損。

と言う訳でバーガーキングのハンバーガー初食べに引き続き映画鑑賞してきたぜ。

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あらすじは中学生の記憶どおり。
今回、この映画で判明した点は次の通り。ノルウェイの人類学者であった、南太平洋の島はポリネシアだった。ペルーから祖先が南太平洋を渡ってきたのであると言う学説であった。

サメに襲われたり、バルサ材の丸太をロープで結わえただけの筏がゆるんできたり、ハラハラドキドキの2時間弱であった。

ワシが読んだ本では筏の名前はコンチキ号だったのが今はコン・ティキとなっている。
学者の名前もハイエルダールがヘイエルダールと表記が変わっている。
この辺り、国際化と言うべきか。

◆蛇足
DNAの解読が進んだ今は、ポリネシア人の祖先は、アジアを起源として移民した人々の子孫であることが定説となっており、ヘイエルダールが証明しようとした説は誤っていた。
だということだ。ハイエルダール氏が存命ならば「コンチキショウ」というかも。

映画の公式HPはhttp://www.kontiki.jp/




バーガーキングのハンバーガー

2013-07-08 17:38:07 | 食・レシピ
【今日の 昼食】

静岡市にあの、「バーガーキング」が出店したというので
映画を見がてら食べに行った。
場所は伊勢丹の筋向いのビルの2階、たしかナンチャラ言う(ロイヤルホストか?)食べ物屋の跡か?

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行った時間が12時チョイ前なのでお店はすいていた。
「いらっしゃいませこんにちは」でお馴染みのカウンターで注文する。
ワシは店員に見守られながらの発注が苦手。

「このオヤジぐずぐずするな!ハンバーガー一つの注文も、迷ってなかなか決められんのかよ、この愚図!」と
笑顔の向こうできっと思ってるにチゲーネー。

ずーっと昔、この辺りに、こんなカウンター発注形式の店など一切なかった頃の話。
伊勢崎モール(横浜市)に視察に行ったとき「ロッテリア」と言う見慣れないところがあり、野次馬で店に入ったが。
どうして頼んだら良いのかシステムを知らんかったので、買わずにすごすごと出てきてしまったことがある。恥ずかしかった。
いなかモンなのだ(今でも)


バーガーキングと言うハンバーガー屋が世界中の大都市にあることは知っていた。
息子がクアラルンプールの空港のバーガーキングで(とりあえずの腹ごしらえとして)ハンバーガーをよく食べると言うことを聞いて
「良いなあ、ワシもバーガーキングのハンバーガ食べてみたいなあ」とずうっと思っておった。

一度マレーシア行ったときの帰りに、空港でその機会はあったのだが失念していて後で後悔したこともあるのだ。


今般、静岡市にそれがあることを知ってからこの機会を狙っていたのだ。ちなみにバーガーキングは首都圏にはそこそこ、静岡市の西には名古屋市に一店舗あるのである。関西圏へ行けばまたそこそこあるのであるが・・・

この店のハンバーガーが他と異なる点は2つ
①普通は鉄板で焼く肉を、ここでは網で焼く
②直径13cmと大きいこと

このほか自由に食材をプラスしたりマイナスしたりできる。そうである
野菜は値段の増減なし。らしい

この店の売り「ワッパー」と言う種類を発注する。これのMセット780円也、結構高額だ。
連れ合いは少し小さめの「ワッパーJR」を単品で発注する310円(ジェイアールでなくてジュニアな)

ハンバーガーを食べた経験はあまりなく、マックドナルドとモッスバーガーそれぞれ1回づつほど。
なので味の評価は人に任せるとして、100円マックよりかも旨かったよ。(当然か?)

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これで長年の希望がかなえられたのだ。(祝)

今17時30分これを書いている、現在腹が減っていない
それほどバーガーキングの「ワッパー」ハンバーグは大きいぞ。

ワッパー(WHOPPER)とはとてつもなく大きい、と言う意味らしい(店のパンフレットによる)

丸いから”輪っぱ”だと思ったのはワシが60過ぎだからか。





バジル

2013-07-06 10:28:42 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 植えつけ】

バジル、これに限らず、近年知った物、あるいはガキの頃には全く知らなかったモノって沢山あるよなあ。

例えばワイン、子供のころは赤玉ポートワインがすべてだった。
それをシャトーナンチャラ、とか・・・・で・・・出ない。例えばと言った手前名前を列挙しなければ
読者の期待に応えられない・・・・・・・まあいいか。知らんもんなあ。

ワシが言いたいのは、戦後貧しかった時代に生まれた漁村のワシらは、たまに食卓に上がる玉子や、病気の時にしか食べられない擦ったリンゴや、超高級バナナを有難がって食べて育ったのであるが。日本中殆どのモンがそうだったと思うよ。
何年物のフランスのナンチャラ地方のワインが旨い、などとのたまわってる人種がいるがドーカと思うよ。全く。

で、バジル
バジルの苗ををホームセンターで買ってきた。
一鉢138円もしたのだ。こんなもん50円ほどかと思ってたが意外に高価。だからたった一鉢。
大事に育ててやるぞ、と決意も新た。

ありあわせのプランターに下から砂利、赤玉土、化成肥料、培養土、赤玉土を入れて
根をほぐしたバジル苗を植えてたっぷりの水をやってお仕舞。

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ついでにワシが大事に育てているローズマリーの枝を切ってきて挿し木にした。これは実験「ローズマリーは挿し木で育つか」

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フジの花市の大洲にワシの花の師匠ヤマチャンがいるが、師匠これでいいだかしん。

◆バジルを調べてみると

【バジル】
シソ目シソ科メボウキ属メボウキだということである。なに?メボウキ?
メボウキってなに?
バジルの種子は水に漬けると約30倍に膨張したゼリー状の物質で覆われるのだそうだ。
このゼリー状の物質により、目の汚れを取り去る目薬とされ、メボウキ(目箒)の名称が付いた。のだそうである。

このことから日本語では「メボウキ」英語では「バジル」イタリア語で「バジリコ」と言うのだそうな。

ジェノベーゼ・スパゲッティーと言うのはジェノバ(伊)の港町、つまりジェノバ風スパゲッティーのことだが。
このパスタに使われるジェノベーゼソースは、バジルとニンニクのすりおろしたものにオリーブオイルを混ぜたもの。ジェジェジェ!

今度このメボウキが大きくなったら収穫して作ってみるつもり。こうご期待。