おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

映画「コン・ティキ」

2013-07-09 18:38:12 | 映画
【今日の 探検映画】

ワシがまだ世間知らずの中学生だったころと思うが、図書室で借りた本「コンチキ号探検記」
物忘れの優秀なワシが不思議と覚えている本である。

たしかスエーデンだったかノルウェイだったかの、人類学だか、民俗学だかの学者ポール・ハイエルダールが
ペルーだったか南太平洋の島国だったかの祖先は、はるばる筏で太平洋を渡ってきた民族だ。
と言う学説を立てたが、学会に相手にされなかったので、自ら筏を作って太平洋を渡り、自分の学説が正しいことを証明した。と言う話だった。

「だったか」が多くてすまん、中学生のころの読書記憶はまあこんなもん。ワシにしてはすごいことだ。

この度、それが映画になったということは新聞の広告で知ってはいたが「こんな地味な、記録に近い映画は田舎ではぜってえやらんな」
と捨てていたが静岡市でやっていた。こりゃ見なけりゃ一生の損。

と言う訳でバーガーキングのハンバーガー初食べに引き続き映画鑑賞してきたぜ。

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あらすじは中学生の記憶どおり。
今回、この映画で判明した点は次の通り。ノルウェイの人類学者であった、南太平洋の島はポリネシアだった。ペルーから祖先が南太平洋を渡ってきたのであると言う学説であった。

サメに襲われたり、バルサ材の丸太をロープで結わえただけの筏がゆるんできたり、ハラハラドキドキの2時間弱であった。

ワシが読んだ本では筏の名前はコンチキ号だったのが今はコン・ティキとなっている。
学者の名前もハイエルダールがヘイエルダールと表記が変わっている。
この辺り、国際化と言うべきか。

◆蛇足
DNAの解読が進んだ今は、ポリネシア人の祖先は、アジアを起源として移民した人々の子孫であることが定説となっており、ヘイエルダールが証明しようとした説は誤っていた。
だということだ。ハイエルダール氏が存命ならば「コンチキショウ」というかも。

映画の公式HPはhttp://www.kontiki.jp/




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