【今日の 残念なリコール】
すでにお聞き及びになっていると思うが、スバルが再びリコール、しかも相当に大規模。
しかも相当に簡易な故障。
では3月1日付の新聞をどうぞ
スバルに限らず、すべての自動車は、ブレーキを踏むとブレーキランプが点くようになっているが
このスイッチに不具合があったそうだ。
新聞によると、
2008年9月から2017年3月までに製造した車が対象で、すべてをリコールすると海外を含めて226万台余だそうだ。
なに!226万台だと?
ブレーキランプが点かないってのはこういった理由だ。
つまり、ブレーキペダルを踏むと、ブレーキのアームが動き、ブレーキスイッチが押される。
ブレーキスイッチがオンになる。
って仕組みだ。昔っから変わっていないシンプルな機構だ。
このスイッチの接点にアーマーオール(とワシは踏んだが、違っていたらゴメン)に含まれているシリコンガスが
接点に付着して通電が出来なくなる。通電が出来なくなるとブレーキランプが点灯しなくなる。ってわけ。
◆
なんだ、後部のブレーキランプが点かないってことね。
事はそうそう単純ではなくて、このブレーキランプが点灯しないと、これに連動しているエンジンスイッチ(スタータースイッチ)が
入らない。つまりはエンジンが掛からない。
◆
ワシが冒頭で「簡易な故障」と言ったのは、この不具合がエンジンが掛からない方向に働く不具合だということだ。
これが逆に、エンジンが掛かっちまう不具合だと。スバル車を買う人はいなくなってしまうぞ。
◆
それにしても近年のスバルはリコールが多くて大変だ。完成検査をしていなかったという不行跡もあったし。
世界中でどの会社の車がリコールが多いか調査したものがあるが
リコール率の高いほうから順に、フォルクスワーゲン、クライスラー、ヒュンダイ、ホンダ、BMW,ボルボ、フォード、ミツビシ、ジャガーランドクルーザー、ニッサン、トヨタ、スバル、GM,マツダだそうだ。
(http://blog.iseecars.com/2016/11/03/which-automaker-has-the-best-recall-rate-or-timeliness/)
◆
ブレーキスイッチの内部にシリコンガスが入り込んで通電不良を起こすなんて・・・・
スバルの車だけでは無さそうだぜ。
(元スバリスト、今も保有はしていないが心情的スバリストから)
なお、今では少なくなった手動変速車(ギアミッション車)のエンジン始動は、自動変速車(オートマチックギア車)と異なり、クラッチペダルを踏んでいないとエンジンが掛からない。
知ってた?
なに?「ギアミッション車って何?」だと? 知らんわ!ばかっちょい。
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