おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

「議員がマスク転売」を考える

2020-03-14 10:10:59 | 日記

【今日の 商業行為と道義】

先ずはこのニュース

これは、静岡新聞社が運営しているネットニュースの完全な引用である。

この引用については、ワシに全責任があることをあらかじめお断りしておく。

 

県議がネットにマスク大量出品 「転売品でなく問題ない」と主張

(2020/3/7 08:22)

 焼津市選出の諸田洋之県議(無所属)がインターネットオークションにマスクを大量に出品していたことが6日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大でマスクが品薄状態の中、入札で高値に釣り上がったケースもあった。
 取引履歴や諸田氏の説明によると、諸田氏は2月半ばごろから医療用マスク2千枚セットなどを40回以上にわたって出品し、1回当たり数万~十数万円で落札されていた。
 諸田氏は取材に対し、出品を認めた上で、出品したマスクは自分が仕事で仕入れた在庫品だと説明。「転売品ではなく、問題ない」と主張した。落札額についても「出品時は1円からスタートしている。落札は相場価格だ」と正当性を強調したが、「異なる見方もあるので」として入札価格が74万円台になっていた医療用マスク2千枚セットなどの出品を6日、取り下げた。
 経済産業省は2月28日、転売目的の買い占め防止のため、インターネットオークションの事業者に対し、マスクや消毒液の出品を3月14日から自粛するよう要請。諸田氏が出品していたオークションの事業者はこれを踏まえ、オークション形式のマスク出品を14日から禁止するためのガイドライン改定を4日付で掲載している。

 

記事については以上。

そもそも商業行為とは何か?

何かを安く買ってきて、消費者が買える値段の範囲で出来る限り高く売る。

これが商業行為である。誰でも普通にやっていることだ、八百屋しかり魚屋しかり不動産しかり宇宙ロケットしかり。

これだとすれば何も問題はない。彼の言う昔仕入れた在庫品であろうと

近頃入手したブツであろうと違いは無いと思う。

経済の根本である。需要と供給のバランスである。

しかしだよ、これを別の面から考えるに、仮にも県会議員であるあなたですよ。

選挙民が投票所に行って票を投じて、その地位をいただいた身ですぞ。

開き直りに近い言葉で「何も悪いことはしていない」は無いのでは?

888万円も儲けた(または売り上げた)という話だ。今、日本中の国民がマスクが入手できなくて困っているのに

特に医療・介護関係は喫緊の課題であるぞ。

ばれたらしようがない、じゃあ社長も止めるし(なんでも奥様との会社だというではないか)得た金額は福祉的用途に使うなど

あとからでは何でも言える。

これを道義的責任と言う。

話に聞くにホチキス(ステープラー)の針をネットで売る、などと言う裏取引があるそうだ。

その金額が異常な値段だというではないか、出品者への質問に「何本のセットですか?とか女性用ですか?」などの質問。

麻薬・覚せい剤・自殺ほう助などのページと一緒。

世も末だけれど、悪人はいつの時代もいる。

 

 


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