【今日の 長く待った車】
話題のニッサン・サクラ号が我が家にやっと来たのだ。
なになに?どんな車?
では、満を持してお見せしよう・・・・
やめようかな
ジャーン!!
これだ。
黄色のナンバープレートでお分かりのように軽自動車である。
で、なんで話題かというと、ガソリンのいらない車なのだ。
どうするのかというと、電気だけで走るのだ。
エンジンが無くて電気モーターが入っている。 扇風機のようなもん。
扇風機と違うのは電源コードがいらなくて電池で走るのだ。
タミヤのラジコン模型と一緒。
◆
昨年発売されたのだが、すぐに購入を申し込んで、・・と言っても新車を買うには資金計画があって、
ああだの、こうだの色々な経過があって、ついに6月末にニッサンと契約を取り交わしたのだが。
しかし、すぐに工場から「出来ましたー!おまちどうさまー」と持ってはこれないのだ。
いま車など半導体の塊(かたまり)のような製品を買うには、おいそれと右から左、ってわけにはいかんのジャ。ウクライナあたりで戦争してるし。
しかも、悪いことに(良いことだけども)、国から補助金が出るのである、これが55万円。大きな金額だ。
(東京都で買うと都の補助なんぞが付いてきて、何でも合計110万円程のお金がもらえるらしい、シゾーカは国からの補助だけ)。
あまりにも人気の車になっちまって当初のメーカーの見込数量がオーバーし、補助金が今年度分(つまり昨年2022年度)は9月ころに使い切ってしまうらしい、との情報。
だから、55万円もらえないのなら2023年度でもいいや。と延長に延長を重ねていた。しかし、
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国の補正予算が12月に国会を通ったために、3月までに補助金申請すると2022年度中に補助金が手に入ることになった。
めでたしめでたし。
これをもって
12月末に三菱自動車水島製作所でワシの注文した日産サクラ号が出来上がった。
こういう経過でやっとこさ我が家に電気自動車がやってきたのであった。
下取りに出したスズキジムニーという軽の四輪駆動車(マニュアルシフト)と異なり、
スイッチで走るのだ。♬ギアレバーもねえ、クラッチペダルもねえ、クドイがエンジンもねえ♬。
よし、いくぞう。
ハンドルの前にはスピードメーター(数字)などの液晶パネル、左に並ぶはナビゲーションシステムの液晶パネル。
これが未来の車の姿。ジェット旅客機の操縦席みたいだ。大盛りだけど。知らんけど。
ハンドルの左下にある前進・後進とパーキングを車に指示するためのチョンチョンと触るだけのスイッチ。
ジムニーでおなじみの、左手でカチカチと引っ張る、または左足で踏むブレーキレバー(サイドブレーキ)が無いぞ。
奥の方にあるスイッチを軽く引くだけ、これも(サイドブレーキなのに)電気式スイッチなのだ。
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なんもすることがなくて「やんなっちゃう」のだ。と言うか、こんなさっぱりで良いのか不安。
鍵穴に鍵を差し込みヒネるわけでもない(あ、これは今の車ならごく普通らしい)
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でもね、走り出すと音もなく、ギアチェンジのために左足でクラッチを踏むこともない。
昔を知っていると軽四の進歩はすごいものがある。特に足回り。
特筆すべきは「Eペダル」と呼ぶアクセルペダル、踏むと前進、離すとブレーキ
スーッと走ってスーッと止まる。
70歳を過ぎるとこれが誠に心地よい(つまり、こういったことを『焼きが回った』という)。
♬良いじゃないの安全ならば♬。
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寂しいけどこれが人生最後の車かも。
みなさまお世話になりました。
なあに、あと数年もすれば完全自動運転車を買ったというブログを書くかもね。
あ、この車の補助金55万円は、4年間は乗り続けることが条件だぞ。
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