【今日の 買い物】
ついにワシも買いました。今、巷で大評判の国語辞典
それは嘘です(巷で大評判、という箇所が)
巷をワシに読み替えて下せえ。
三省堂の国語辞典第7版、略して三国(さんこく)
なんだ、国語辞典なんてどれも同じだろ?
というなかれ、調べてみると全然違う。
国語辞典は言葉の意味をしらべるものだ。この言葉の意味を「語釈」と言う。
この語釈が辞書によってさまざまである。
基本的には全く違っていることはないが、それはあたりまえだが、
表現の仕方が違うのである。
それと採録語数の違い。これは多いほど良いというものでもないけれども。
三省堂の三省を調べてみた。日に何度も反省することだと。
「国語辞典」も調べた。
「ら抜き言葉」は載っているか。
「俗な言い方」としてデビューしていたわい。
◆
ワシは辞書に載る言葉はそれが皆(日本語として)正しい言葉である。と思っていたが、どうやらそれは間違っていた。
世の中で広く使われるような言葉を、辞書編纂者が調べてその言葉を登載するのである。
したがって使われなくなった言葉を、辞書から落としていく、こういった作業を常にして、版を重ねていくのである。
辞書の世界はうんと奥深いものである。
◆
ワシの死んだ父親が、死ぬ間際まで国語辞典を離さなかった。
つまらねえオヤジだったが、こと言葉については一生興味を持って調べていた。
ワシも真似してみようと思う。
2900円のこの辞書を、徹底的に使い倒す、新たな気持であるぞ。
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