【今日の 偽装】
おはようございます。
いきなり良い子のみんなに質問です。
質問 : 自動車のカタログの燃費表示をそっくりそのまま信用しているか?自分の自動車はカタログ値を達成するか?
おそらく世界中の良い子が「カタログ値は信用していない」と答えるだろう。肝心の自動車会社の社員もそうだと思う。
カタログ値の60%もいけばまあまあだな。
でも、自動車購入時点では参考にするね。でも数%他社と違いがあっても別に気にするわけじゃない。
そんなあやふやな燃費表示でも、車を作って売っているほうは真剣だよ。
会社の偉いサンからこれこれの数字を達成するようにとお達しが来れば、社員としてはいうことを聞かにゃんからなあ。
三菱は虚偽、スズキはごまかし、どちらが悪いっていう差別はつけられないが良くないことである。
これを認証する立場の国土交通省はどうだろうか
新しい車を売るためには「型式認証」というお墨付きを得にゃならん。
国土交通省の外郭団体(まあ言うなれば天下り先)の「自動車技術総合機構」ってところが安全性や環境性能を審査するのだが
ここに大きな責任があるとワシは思う。
ここが不正を見逃したからだ。メーカーの申請数字や何かをそのまま通してしまったからだ(とワシは思う)
役所はそういったことが多いのだ。(とワシは思う)
つまり性善説。
自動車会社は燃費の不正はしない。
JR北海道はレールの幅について検査はしている。
マンションの耐震設計はごまかさない。杭の長さは設計通りに施工している。滑走路の地盤改良は手抜きをしない。
一流ホテルの厨房はバナメイエビをクルマエビとして客に提供していない。
都知事は政治資金で自分の趣味の絵画や芸術品をネットオークションで買ったりしない。
羽毛の産地表示は正確である。
原子力発電所は想定される大地震にも絶対に耐える設計をしている。
どうする日本、どうなるニッポン。