おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

昔バスの復刻

2016-05-15 07:24:38 | 日記

【今日の 覚えていないわ】

静岡駅の北口は真ん前がバスターミナルになっておる。

鉄道とバスの公共交通が直結していて非常に便利になっている。

お役所が言うところの「交通結節点」そのものだ。立派

ちなみに名古屋駅の東口駅前はタクシー乗車口であって、名鉄バスセンターへは少しだけ南に歩かんと行けん。

いやいや、タクシーも公共交通だとの意見もおありだと思うが、庶民にとっての普段の足はやっぱりバスでしょ、バス。

 

昨日珍しいバスを見た。

これだ   

      おお、懐かしい!と思った方は相当にお歳を召してらっしゃる。

深緑とクリームのツートーンに白の帯。まさしくワシが幼少の頃に乗った乗合バスの塗色ではないか。

よく見ればその奥にも昔塗色バスが2台、しかもローズピンクとクリーム塗装のバスも止まっている。

ピンクの方は確か観光用であったような気がする。その点の記憶はあやふやだが・・・・

 

どうせ暇だから前も見てみようとホテル方面に歩いて撮影した写真がこれだ

  

バス自体は現代の低床バスだが塗色は昔通り(だと思う)。

静鉄ジャストライン(当時は静岡鉄道と言う社名)やるじゃないか。

一度に3台も現認したワシは幸運である。

 

参考に現在の乗合バスの塗色はこれ

こちらは少し古い塗装、これが現在の塗色

 

調べてみれば

静鉄ジャストラインは創業1919年(大正8年)という事で、あと3年で創業100年を迎えるそうだ。

このため創業100年にあたって復刻カラーのバスを、昨年の2015年9月に2台だけ運行することにしたとHPに書いてある。

あれあれ?ワシが昨日見たのは3台であるぞ、もう1台も好評につき増車したのだな。

 

この塗色は昭和20年代から昭和40年代まで使われていたというから、今現在40歳以下の良い子のみんなは知らないことと思う。

ワシは上左の写真のバス、(クリーム地にドア回りが赤色、帯も同色)のバスが出てきた時は、近代的な色になったもんだと感心した記憶があるが

昔の塗装も良いもんだな。

 

◆帰宅して早速連れ合いにデジカメの写真を見せたところ

「何?この写真のどこが面白いの?えーバスの色?変わっているね、これがなに?」

「昔の静鉄バスの色じゃん」

「えー、ぜんぜん覚えていないよう、こういう色だったかしん」と方言丸出しでのたまわってくれた。

まったくぅ。人生を左右する程の重大なバスの塗色についてなど、塵ほどの関心のない脳天気なヤツであった。フン