おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

鳥海山、山居倉庫、海鮮丼

2013-06-26 09:03:01 | 旅行記
【今日の 残念でした】

我々はさらに北上し、もうチョイで秋田県境と言う所まで国道を来た。
山形県飽海郡遊佐町(ゆざまち)と言う所である。

「道の駅 鳥海(ちょうかい)」日本海軍好きならだれでも知っている「重巡 鳥海」かっこいい!鳥海とは山形・秋田両県にまたがってそびえる山の名前である。標高2236m、この山容を拝むのも今回の旅の目的の一つであったが、残念ながら今日は雨、裾野どころか一部でも見えないマッタクウ。
次回見ることにしよう。(次回って、いつか分からんが)

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せっかくの機会なので現地で買った「鳥海山」の絵葉書。
映画「おくりびと」のロケ地になったところだ。
とんでもなく長い距離を走ってこの景色を見に来たので、くどく言うがガッカリ。

この町は、夏が旬の天然の岩ガキの取れる所だそうで、今朝のテレビ山形のニュースでやっていた。
これはステキな情報。
道の駅に農産物・鮮魚直売所があるので、9時に開くのを待って山積みの岩ガキの中から一番デカイかつ、一番重いのを選びおばさんにこじ開けてもらう。

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石巻の牡蠣に劣らず旨い。1個600円で無けりゃあ死ぬほど食べたーい
がビンボーだから、とれたてイカのフライをおかわりにした。ミジメ

水泳のとんぼ返りターンよろしく、目前の秋田県に入ることなく、来た道を引き返して酒田市へ向かう。
酒田も古いものが多く残っている町だ。

◆酒田市役所の真ん前に「鐙屋(あぶみや)」という江戸時代に日本海海運業で莫大な利益を上げたという、酒田を代表する廻船問屋がある。
井原西鶴の日本永代蔵にもかかれているそうだ。

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世が世なら、ワシら平民は中には絶対入れない家であるぞ。今は、いくばくかのお金を払えば内部の見学ができる。市の財産だって。よかった。

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石置杉皮葺屋根(いしおきすぎかわぶきやね)が特徴だそうだ。

市役所の駐車場(無料、勝手に置いた)に車を預けて徒歩で市内散策。

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◆山居倉庫(さんきょそうこ)
旅の情報番組や映画でお馴染みのこの風景

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たびたびですまんが、今度の旅で行って見たい所の一つだった。

旧庄内藩の酒井家により建造された米穀取引所の付属倉庫である。
12棟残っているうち2棟は土産売り場や資料館などに使われているが、その他の棟はまだ農協の倉庫として「現役」みたい。
その証拠写真。

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この景観は誰が見ても素晴らしいと感じるであろうがその理由は何かと問われれば、倉庫の圧倒的な数・量感はもとより「ケヤキ」の巨木であろうと思われる。
やっぱり緑の持つ力は大きいものである。緑を大切に(個人の感想です)

◆どこへ行っても食べもんだなあ、と言う批判を承知でまたしても港の市場へ行く。
酒田港鮮魚市場の2階にある「海鮮どんや とびしま」と言う人気店。

12時近くなので長蛇の行列だ。おとなしく列につながる。
階段の下から待ち始めて、食堂の中に入ってからも人が食べてるのをよだれ垂らしながら待つこと2・30分。
行列を仕切っている昔のオネイサン店員が、マイク片手に客や従業員や料理人を捌くのを見ていると、そりゃあマイクの音がやかましいが見事な仕切り。(写真の中心にいる赤のポロシャツの人)

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ワシは海鮮丼1050円プラス魚の王様(個人の感想)タイの味噌汁300円也、こりゃたまらなく安い、さかなも新鮮だし、量も多い。行列の訳だ。

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食べてる途中で、例の西の大国から観光にいらした “やっかましい人々“ が並ぶようになる。
「へえ、こんな遠くまで観光に来るのだ」と嫌な気持ちになったのは人種差別か。
早く食べて出―よお。

と言う訳で次は「庄内映画村」