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MrKのぼやき

煩悩を解脱した前期高齢者男のぼやき

2024年4月新ドラマ

2024-03-13 16:26:02 | テレビ番組

年明け早々に能登地方で大きな地震があり暗い幕開けとなった 2024 年だが、

2024年2月22日には日経平均株価が史上最高値を更新、

世の中は『インフレムード』に包まれているが、

我々一般国民には好景気感はさほど感じられないのが現況だ。

 

一方、昨年12月クールドラマでは『セクシー田中さん』の問題で

ドラマ界にはいやなイメージが残ってしまった。

この一件を機に益々ドラマ離れが進むのはないかと危惧したが、

幸いにも視聴率に大きな落ち込みはなかった。

しかし依然として低迷状態が続いていると言わざるをえない。

 

今クールではTBS 日9 が何とか10%をキープしたものの、

二桁を獲ったのは『相棒』とこの『さよならマエストロ』の2作品のみ。

特にフジの低調さが目立ち、5本とも6%未満という体たらくだった。

各局は世帯視聴率から個人視聴率・コア視聴率重視へとシフトしているようだが、

魅力あるドラマであれば世帯視聴率も十分ゲットできるのではないだろうか。

そんな中、さすがにコア視聴率は厳しい(49歳でも1986年は11歳)かと思われた

クドカンの『不適切にもほどがある!』(TBS)はよく練られたドラマで健闘した。

翌週が待ち遠しいドラマを久々に堪能することができた。

 

『もうチョメチョメした?』(TBS『不適切にもほどがある!』より)

 

 

 

1月クールの各ドラマの視聴率(3月27日発表分まで)を以下に記載する。

(数字はビデオリサーチ調べ・関東地区の世帯視聴率、〇数字は順位)

 

① 水9テレ朝『相棒 season 22』(第10話~20話、平均11.07)

② 日9 TBS『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(全10話、平均10.73)

③ 水10日テレ『となりのナースエイド』(全10話、平均7.74)

④ 木9テレ朝『グレイギフト』(全9話、平均7.42)

⑤ 金10 TBS『不適切にもほどがある!』(全10話、平均7.41)

⑥ 土10日テレ『新空港占拠』(全10話、平均6.54) 

⑦ 火10 TBS『Eye Love You』(全10話、平均5.94)   

⑧ 月9フジ『君が心をくれたから』(全11話、平均5.78) 

⑨ 月10フジ『春になったら』(全11話、平均5.74) 

⑩日10時半 日テレ『厨房のありす』(全10話、平均5.30) 

⑪ 金9フジ『院内警察』(全11話、平均5.19)

⑫ 木10フジ『大奥』(全11話、平均4.77)  

⑬ 火9テレ朝『マルス―ゼロの革命―』(6・8・9話不明、平均3.90) 

⑭ 水10フジ『婚活1000本ノック』(全10話、平均2.84)  

  日10テレ朝『アイのない恋人たち』(発表なし)  

 

 

それでは、次クール・2024年4月ドラマを一通りチェック(随時更新します)。

 

 

フジ月9 4/8 ~ 『366日』 広瀬アリス(主演)、眞栄田郷敦、坂東龍汰、長濱ねる、綱啓永、他

HYの楽曲である“366日”の世界観に着想を得た清水友佳子脚本によるオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想い続ける愛の物語。音楽教室の事務受付をしている28歳の雪平明日香(ゆきひらあすか・広瀬アリス)は、かつて通っていた高校が廃校になるということで、高校時代の同級生らと同窓会に行く。通っていた校舎を訪れ、かつての同級生達と久しぶりの話でにぎわう中、高校時代に好きだったクラスメイトの水野遥斗(眞栄田郷敦)と再会する。高校時代、遥斗にひそかに思いを寄せていた明日香は卒業式の日に思いを伝えることを決心するも、お互いの誤解も重なり、思いを伝えられないまま離ればなれとなる。『一生、忘れられない恋だった』、そう思いながら過ごしてきた明日香。同窓会が盛り上がり、連絡先を交換した明日香と遥斗は、2人きりで話す中で、高校時代、実は両思いだったことを知る。お互いの気持ちを誤解していたことに気づき、本当の思いを告白しあった2人は、初めて出会った高校2年の時から12年を経て交際することになる。同級生たちにも祝福され、この上ない幸せを手にした明日香だったが、ある日、遥斗を予期せぬ悲劇が襲い、彼は意識不明の重体となる。明日も、その先もずっと遥斗との幸せな日々を送ることを信じていた明日香、2人の12年越しの恋の行方はどうなるのか。目覚めない彼の近くにいる明日香は、忘れていた遥斗や同級生たちとのさまざまな日々を思い出していく。“366日”の歌詞から受けるイメージとはかなり違った内容のように思えるのだが…。

 

 

フジ(関西テレビ)月10 4/15 ~ 『アンメット~ある脳外科医の日記~』 杉咲花(主演)、若葉竜也、井浦新、吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花、他

原作は元・脳外科医の子鹿ゆずる原作・大槻閑人作画の漫画『アンメット-ある脳外科医の日記-』。現在講談社『モーニング』で連載中。不慮の事故をきっかけに記憶障害になった脳外科医の主人公が、目の前の患者を救い、自分自身も再生していくヒューマン医療ドラマ。杉咲花が演じる主人公は脳外科医の川内ミヤビ(かわうちみやび)。将来を嘱望された優秀な医師だったが、ある事故で脳を損傷し、重い後遺症を抱えることになる。彼女は、過去2年間の記憶がなく、さらに今日のことも明日にはすべて忘れてしまう。そのため看護師の補助的な仕事しか許されず医師であることを諦めかけていたが、彼女の前に、変わり者の脳外科医・三瓶友治(さんぺいともはる)(若葉竜也)が現れる。ミヤビは、空気を読まず、強引でマイペースな彼の言動によって医師としても患者としても救われることとなり、再び脳外科医としての復活をめざすことに。悩み、葛藤しながらも再び医師という仕事と向き合い、懸命に患者を救おうとする中で希望を見いだしていく。やがて、ミヤビの“消えた2年間の記憶”の中に隠された謎が浮かび上がってくる。取り出せなくなっているミヤビの記憶の中にある大きな秘密、驚愕の事実、そして彼女の“本当の思い”が明かされていく。ミヤビの主治医であり、彼女の復帰を温かく見守る関東医大病院脳外科教授の大迫紘一(おおさここういち)を井浦新が演じる。

 

 

テレ朝火9 4/9 ~ 『Destiny』 石原さとみ(主演)、亀梨和也、安藤政信、宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実、曽田陵介、高畑淳子、仲村トオル、佐々木蔵之介、他

念願の検事になった女性が、消息不明だった同級生と再会し“過去”と向き合っていくサスペンスラブストーリー。吉田紀子の脚本によるオリジナル作品。石原さとみ演じる主人公・西村奏(にしむらかなで)は横浜地方検察庁中央支部の検事、35歳。中学生の時、検事の父を亡くしたことをきっかけに、母の故郷・長野県に移り住み、そのまま地元大学の法学部に進学。そこで出逢った4人の仲間と共に、司法試験に向け苦楽を共にする一方、長野の雄大な自然に包まれながら、生まれて初めての青春を謳歌する。『私たち友だちでいようね。永遠に』、そんな仲間との約束がロースクール入試を間近に控えたある日に起こった事件によって打ち砕かれ、運命が大きく狂わされていく。それから12年の月日が流れ、念願の検事になって6年。奏の前に、あの事件以来、消息不明だった同級生が現れ、『大学時代の事件』と対峙、再び“過去”と向き合うことになる。20年前の父の死の真相、そして仲間たちの秘密の顔、そして恋人との再会…。主人公が封印した青春時代の『光と影』、あらがえない運命の中でも自分の意志を貫いて突き進もうとする姿が描かれる。奏の大学時代の恋人・野木真樹に亀梨和也、現在の恋人で横浜みなと総合病院の外科医・奥田貴志に安藤政信、大学時代の親しい仲間に宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実がキャスティングされている。石原さとみの連ドラ復帰は3年ぶりとか。彼女にとって今後の女優としての路線を占う重要な作品となりそうだ。

 

 

TBS 火10 4/9 ~ 『くるり~誰が私と恋をした?~』 生見愛瑠(主演)、瀬戸康史、神尾楓珠、宮世琉弥、丸山礼、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、片平なぎさ、他

記憶を失ったヒロインが、不安と同時に“自分らしさ”から解放され、“私歴一年”の赤ちゃんとして“本当の自分らしさ”を探していくラブコメミステリー。生見愛瑠演じる主人公・緒方まこと(24歳)は、プライベートでも会社でも人に嫌われないよう、自分自身の素を見せず、悪目立ちしないように生きてきた。しかし、桜の舞うある夜、突然事故で記憶喪失になってしまったことから人生が一変する。自分の名前をはじめ、自分にまつわるすべての記憶を失ってしまっていた。カバンの中にはプレゼントに贈ろうとしていた男性用の指輪が入っていたが、誰に贈ろうとしていたのか思い出すことができない。そんな前途多難なまことの前に、指輪がピッタリと合う3人の男性が現れる。“自称元恋人” “自称唯一の男友達” “自称運命の相手”を名乗る彼らの登場で、恋の四角関係がスタートする。しかし、実は彼らはそれぞれウソを抱えていた。果たして指輪を贈ろうとしていた相手は彼らの中にいるのか。まことの恋の行方は?そして、自分は一体誰なのか?様々な謎と不安に包まれながら本当の自分らしさを探していく。

 

 

テレ朝水9 4/3 ~ 『特捜9 season7』 井ノ原快彦(主演)、羽田美智子、吹越満、田口浩正、山田裕貴、向井康二、深川麻衣、中越典子、原沙知絵、中村梅雀、他

『警視庁捜査一課9係』から引き継いで2018年からスタートした本シリーズも第7作となる。今回の『season7』のテーマは、“多様性”。“今”の世相を反映した事件はもちろん、背後に潜むさまざまな人間ドラマとそれらに全力で向き合う刑事たちの姿が1話完結形式で描かれる。班長・国木田誠二(中村梅雀)、主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)以下、小宮山志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、新藤亮(山田裕貴)、高尾由真(深川麻衣)ら特捜班のメンバーは前シーズンと変わらず。浅輪ら特捜班メンバーはオフィスの模様替えについて話し合うも、意見がバラバラで打合せは大モメ。そんな中、事件発生の知らせが舞い込み、一同は現場の低層マンションに急行する。早朝、マンション内で大きな落下音が響いたため複数の住人が廊下に出て確認したところ、中庭で管理人・林田浩二が頭から血を流して死んでいたという。遺体のそばには割れた植木鉢が落ちており、鉢と頭部の傷は合致したが、自分でぶつかったのか、殴られたのか、はたまた上から落ちてきたのかは不明だった。特捜班は3チームに分かれて住民への聞き込みを開始。被害者との関係や動機、アリバイを探りはじめる。ところが、現場のマンションは間取りや家賃がバラバラなこともあり、住人たちもプログラマー、元教師、経営者、クラブ勤務、求職者など仕事や生活ぶりはさまざまだった。バラバラなのは捜査に当たった特捜班も同じで、6人はそれぞれ異なる住人に疑いの目を向けてしまう。世代やキャリア、プライベート環境はもとより、捜査の着眼点やアプローチまで見事なまでにバラバラなメンバーが衝突しながらも、長年培ってきた信頼を礎に、意見の違いを素直に認め合うことで連携し捜査を進めていく。

 

 

日テレ水10  4月からこの枠はドラマ廃止となり、バラエティーに。

 

 

フジ水10 4/24 ~ 『ブルーモーメント』 山下智久(主演)、出口夏希、水上恒司、夏帆、岡部大(ハナコ)、仁村紗和、平岩紙、音尾琢真、真矢ミキ、他

甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘ぶりが描かれる。原作は小沢かなのコミック・『BLUE MOMENT』(BRIDGE COMICS/KADOKAWA)。タイトルの“ブルーモーメント”とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のこと。ブルーモーメントを見られることは、『いつもとなんら変わらない朝を無事に迎えられること』を意味するのだとか。主人公は山下智久演じるSDM本部のチーフ・晴原柑九朗(はるはらかんくろう)。気象庁気象研究所の研究官を務めている。端正な顔立ちと爽やかな笑顔がトレードマークで、報道番組のお天気コーナーにも出演している。一方、晴原には別の顔があった。気象災害から人命を守るためSDM本部の1人として災害現場で奮闘しているのである。SDM本部とは、近年多発する自然災害において、対応の遅れによる人的被害の拡大を防ぐために内閣府直属のチームとして設置された組織。その中で、チーフを務める晴原は気象学の天才で、持ち前の頭脳と現場で感じた生の天気から膨大な気象情報を多角的に考察することができ、人命がかかる緊迫した状況でも一手先を読む力を持ち合わせている。一方で、毒舌の持ち主のため、たびたび周囲の反感を買ってしまうのだった。だが、晴原の人命救助に対する熱い志や真っすぐな姿勢はやがて仲間の彼に対する見方を変え、共感を得た者たちと共に唯一無二の最強SDMチームを作り上げていく。そんな晴原だが、彼にはずっと追い続けている謎があった。“気象学で命を救う”ことを志した理由は最愛の人の死が関係していた。その謎がドラマの縦軸となっていく。気象庁気象研究所の研究助手・雲田彩に出口夏希。帰国子女で中国語が堪能。仕事はできるが、思ったことをズケズケ言ってしまうため組織人には向いておらず、前職を退職し晴原の部下となる。転職を繰り返した彼女の秘密も明らかにされていく。気象庁、国土交通省、東京消防庁による撮影協力があるとのことで、気象災害に立ち向かうメンバーたちの活躍がリアルに描かれるようだ。

 

 

テレ朝木9 4/25 ~ 『Believe―君にかける橋―』 木村拓哉(主演)、他

井上由美子の脚本によるオリジナルドラマ。橋づくりに情熱を燃やす設計者の主人公が、思わぬ困難に見舞われる。木村拓哉が演じる主人公は大手ゼネコン『帝和建設』に所属する橋づくりに情熱を燃やす設計者・狩山陸。土木設計部で部長を務める狩山は完全主義者。橋づくりに情熱を寄せ、数年前から計画が始まった『龍神大橋』の建設に主任建築士として従事していたがいわれのない罪に問われ牢獄に入れられる。しかし自身の潔白を証明するため脱獄し事件の真相を追っていくといった内容らしいが今のところ公式には明らかにされていない。カッコいい役であることは間違いなさそうである。

 

 

フジ木10 4/11 ~ 『Re:リベンジ―欲望の果てに』 赤楚衛二(主演)、錦戸亮、芳根京子、他

巨大病院での権力争いをきっかけに様々な事件が起こり人々の“欲望”が錯綜するオリジナル復讐サスペンスドラマ。赤楚衛二演じる主人公は日本屈指の巨大病院・『天堂記念病院』の理事長の息子・天堂海斗(てんどうかいと)。海斗は父親との仲たがいをきっかけに、医師にはならず、出版社で週刊誌の記者として働いていた。愚直ながら無鉄砲な一面を持つ海斗は、日々、仕事に追われながらも、プライベートでは順調に交際が進んでいた恋人へプロポーズをしようとしていた。しかしプロポーズ直前、父親が事件に巻き込まれたと聞き、疎遠になっていた天堂記念病院へ足を運ぶ。その事件をきっかけに父親の真意を知った海斗は、過去に父親と交わした大切な約束を思い出す。一方、父親が残した天堂記念病院にはさまざまな問題が隠されており、理事長の座を狙って権力争いも起きようとしていた。海斗は“欲望”の塊で食い尽くされた天堂記念病院から父親が築き上げてきた大切なモノを取り返すため、また愛する人を守るため、巨大病院の権力争いと闘うことを決意する。一方、心臓血管外科の医師・大友郁弥(おおともいくや)を錦戸亮が演じる。若くして難易度の高い心臓移植を成功に導き多くの実績を残してきた大友は、そんな優秀な能力が見込まれ天堂記念病院で働くことになるが、実は郁弥にはある思惑があった。“野心”と“復讐心”が入り乱れ、人間の内に秘められた“欲望”がむき出しになる中で主人公が奮闘する姿が描かれる。

 

 

フジ金9 4/12 ~ 『イップス』 篠原涼子(主演)、バカリズム(主演)、渡辺大知、勝村政信、味方良介、足立英、矢本悠馬、染谷将太、他

“書けなくなった”ミステリー作家と“解けなくなった”エリート刑事の“絶不調バディ”が絶妙会話術と掛け合いで事件を解決する。オークラ脚本による完全オリジナルストーリーのミステリーコメディ。タイトルの“イップス”とは、心の葛藤により、筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし、『できていたことができなくなってしまう』心理的症状のこと。本作は小説を“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家と、事件を“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事という、互いにイップスを抱えた2人が主人公。絶不調なバディがお互いを補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながらコミカルタッチに犯人を追い詰めていく。ドラマの形式は先に犯人がわかっている倒叙式の構成となっている。主人公となるのは、篠原涼子演じるミステリー作家・黒羽ミコ(くろばみこ)と、パかリズム演じる警視庁捜査一課刑事の森野徹(もりのとおる)。ミコはデビューから立て続けにベストセラーを連発して人気作家の仲間入りを果たしたが、5年前に出した新作が SNS 上で叩かれたことから、その後5年間新作が書けなくなっていた。しかし持ち前の会話術と洞察力を活かしてワイドショーのコメンテーター業をしながら食いつないでいる。一方の森野は、かつては捜査一課のエリートとして一目置かれる存在だったが、とある事件をきっかけに検挙率が右肩下がりになり、事件が解決できなくなっていた。彼は元々ミコの作品の大ファンで、新作を出さないミコに苛立ちを募らせ SNS でアンチコメントをつぶやく張本人だった。プレッシャーから、普段は何も考えずにできていることが急にできなくなってしまうイップスを抱える絶不調な2人だったが、仕事から逃避するために訪れていたサウナ施設で偶然出会い、殺人事件に遭遇することでバディを組むことになる。事件に興味津々のミコと刑事しての鋭い洞察力を持つ森野が協力して事件の真相に迫っていく。しかし 2人の捜査から犯人の目星がつき、いよいよ容疑者本人に問い詰めようとするときに森野のイップスが発動してしまう。絶不調なイップスバディが時には助け合い、もがきながらもリスタートを目指すコメディ&ミステリードラマ。

 

 

TBS金10 4/19 ~ 『9(ナイン)ボーダー』 川口春奈(主演)、木南晴夏、畑芽育、松下洸平、井之脇海、木戸大聖、YOU、伊藤俊介(オズワルド)、箭内夢菜、兵藤巧海、他

19、29、39歳の『9ボーダー』真っただ中の3姉妹が、父の失踪を機にひとつ屋根の下に集結し、“LOVE”“LIFE”“LIMIT”の“3L”をテーマにもがきながら人生を前向きに進んでいくヒューマンラブストーリー。金子ありさ脚本によるオリジナルストーリー。10代、20代、30代の最後の年齢に女性が直面する『大台』への期待と不安。就職、恋愛、結婚、出産、育児など、課題が次々と訪れ、何かと制約やタイムリミットが設定されてしまいがちな年齢。川口春奈演じるのは 29歳の主人公・大庭七苗(おおばなな)で 3姉妹の次女。大庭家一のしっかり者で、母がいないこともあり幼い頃から家を切り盛りしてきた。勤めている飲食業のトータルプロデュース会社では仕事ぶりを評価され最年少で副部長に抜擢されるが、自分が仕事に一生懸命だった間に元彼や友人たちはちゃっかり結婚や出産をしていて心がかき乱される。いつも明るく猪突猛進な大庭家の39歳の長女・成澤六月(なるさわむつき)を木南晴夏が演じる。六月は直感や思いつきで行動しがちな大庭家随一の“とんでも娘”。大学卒業以来気の向くままに世界を渡り歩いていたが、海外で出会ったフリーカメラマンと結婚するため突如帰国し、家計を支えるべく公認会計士に転身。しかし現在は夫の浮気が原因で4年間別居生活を送っている。畑芽育が演じるのが 19歳の三女・大庭八海(おおばはつみ)。歳の離れた末っ子のため家族の愛情を一身に浴びて育つも、どこか低体温。夢も特になく今は浪人生という名目で実家に居座っている。目標を持って人生を歩む同級生たちを見て焦りを募らせる中、気持ちを紛らわすために始めたマッチングアプリで出会った彼氏から交際0日婚を申し込まれる。そんな三姉妹が、父の突然の失踪を機にひとつ屋根の下に集結。モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿が描かれる。

 

 

テレ朝 金23:15 4/19 ~ 『JKと六法全書』 幸澤沙良、大東俊介、黒木瞳、他

史上最年少で司法試験に一発合格した現役女子高生にして弁護士=JKBが、法廷や学校で旋風を巻き起こしていく『法曹×学園』ハイブリッドドラマ。幸澤沙良演じる主人公・桜木みやびは青森で祖父と暮らしていた。彼女は祖父との約束だった司法試験への合格を果たし弁護士となる。その後、東京で祖母の桜木華(黒木瞳)が所長を務める法律事務所に勤務することに。新人弁護士として活躍するみやびは、天真爛漫、気が強い性格で先輩弁護士とぶつかることもあったが、堂々と自分らしく活躍していた。彼女は法律関係以外はまったく普通の子、ややポンコツな一面も覗かせ、まだまだ一人前とは言い難いが、人情に厚く真っ直ぐな性格で、法廷で大人たちを相手に熱くド正論を叩きつけていく。その一方で、上京と同時に都内の高校に転入して、弁護士の肩書を隠して新しい学校生活もスタート。田舎と東京のギャップに最初は学校に馴染めなかったが、誘われた『法律研究会』への入部をきっかけに周りと打ち解けていき、やがて学校でも弁護士としての相談を受けるようになる。そんなみやびが法廷と学校で奮闘しながら、弁護士として突き進んでいく姿が描かれる。

 

 

日テレ土9 4/13 ~ 『花咲舞が黙ってない』 今田美桜(主演)、山本耕史、菊地凛子、他

日テレ水10枠が土9枠に移行したかたちで『土ドラ9』がスタート。その第一弾として2014年、2015年に杏主演で放送された『花咲舞が黙ってない』を新たなキャストでリニューアルし放映する。前作は池井戸潤の小説『不祥事』『銀行総務特命』『銀行狐』などが原作としてドラマ化されていたが、本ドラマでは前作ドラマ放送後に出版された小説『花咲舞が黙ってない』が原作となる。メガバンク東京第一銀行を舞台に、銀行の古い体質や不条理に黙ってられない花咲舞が、支店や本部で巻き起こる事件や不祥事を解決していく痛快作。主人公は今田美桜演じる東京第一銀行本部・臨店班に勤める銀行員の花咲舞。相手が誰であろうと、自らが正しいと信じることは強く主張する。銀行という古い体質の、正しいことが必ずしも通らない組織では、眉をひそめる者も多い。が、彼女は絶対にあきらめない。支店の窓口係から突然、本部の支店統括部臨店班に異動となった花咲は、今まで見えなかった銀行内部の数々の不祥事を目の当たりにする。前作の杏、上川隆也のイメージをいい方向に刷新することができるかが課題。

 

 

日テレ土10 4/27~ 『町並み照らすヤツら』 森本慎太郎(SixTONES)(主演)、森川葵、月島琉衣、皆川猿時、浜野謙太、曽田陵介、萩原護、船越英一郎、吉川愛、宇野祥平、他

ムロツヨシ主演で『たーたん』が予定されていたが、漫画原作作品のドラマ化の問題から急遽本ドラマに差し替えとなった。潰れかけのケーキ屋を営む店主が、大切な店・家族を守るため、悪事に手を染めてしまうが、そこから予期せぬ展開へと発展するヒューマンエンターテインメント。高田亮と清水匡の脚本によるオリジナルドラマ。森本慎太郎演じる主人公はさびれたシャッター商店街で経営ギリギリのケーキ屋を営む店主・竹野正義。父母を早くに亡くし、妻の彩(森川葵)と2人で両親から受け継いだケーキ屋を営んでいる。子供の頃から父親が作るケーキと店のことが大好きで、店を継ぐのが将来の夢だった。しかしそんな正義は、大切な店・家族を守るため、とある悪事に手を染めてしまう。しかしそこから物語は予期せぬ展開をみせ、正義は仲間のため、街のために奮闘する。詳細は未だ発表されていないが、急なドラマ制作となったことから現場は大変なことと推察される。

 

 

NHK日8 1/7 ~継続中 『光る君へ』 吉高由里子(主演)、柄本佑、岸谷五朗、国仲涼子、髙杉真宙、段田安則、三石琴乃、井浦新、玉置玲央、吉田羊、見上愛、木村達成、宮川一朗太、渡邊圭祐、浩歌、松下洸平、毎熊勝哉、本郷奏多、佐々木蔵之介、野村麻純、井上咲楽、高橋光臣、三遊亭小遊三、秋山竜次(ロバート)、板谷由夏、ユースケ・サンタマリア、益岡徹、橋爪淳、町田啓太、他

第10話までで平均視聴率11.43%と大河ドラマとしては低迷している。“あはれ”で“おかしき”雰囲気をうまく映像化しており、大きな事件がないわりには1話ごとにそこそこ楽しめてはいるのだが、いかんせん、主人公を中心としたセリフ回しが平安時代のムードをぶち壊してしまっており非常に残念である。和歌などで想いのやり取りをするのであれば、そこも原文をしっかり表示し、言葉遣いも多少古めかしくした方が良かったのではないだろうか?

 

 

TBS日9 4/14 ~ 『アンチヒーロー』 長谷川博己、木村佳乃、大島優子、堀田真由、北村匠海、他

アンチな弁護士を主人公に “正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは本当に悪いことなのか?”を問いかける完全オリジナルストーリーのリーガルドラマ。日本の刑事裁判での有罪率は99.9%と言われているが、長谷川博己演じる“アンチ”な弁護士は、残り0.1%に隠された「無罪の証拠」を探し依頼人を救う救世主のような人間ではなく、犯罪者である証拠が100%そろっていても無罪を勝ち取る、殺人犯をも無罪にしてしまうような限りなくダークで危険な人物。はたして、正義の反対は、本当に悪なのか、が問われる。長谷川博己の“アンチヒーロー”はちょっとイメージがわかないが彼の弁護士役にはかなり期待できそうだ。

 

 

テレ朝日10(ABCテレビ)日10 4/21 ~ 『ミス・ターゲット』 松本まりか(主演)、上杉柊平、鈴木愛理、川西賢志郎、八嶋智人、筒井真理子、沢村一樹、他

普通の恋愛経験がゼロの女性結婚詐欺師が、本気の婚活に乗り出すエンタメラブストーリー。政池洋佑(まさいけようすけ)のオリジナル脚本ドラマ。松本まりかが演じる主人公・朝倉すみれはその美貌と巧みなテクニックで数々の男を手玉に取ってきた結婚詐欺師。悪事で荒稼ぎする男たちにターゲットを絞るが、騙される側にもやましいことがあることから捜査の手が及ばないため、狙った『的』を決して逃さない“ミス・ターゲット”として暗躍するダークヒロインである。そんな彼女が突然、結婚詐欺から足を洗って本気の婚活を始めると宣言。これまでのスキルを武器に、お金持ちの男性と出会うべく意気揚々と婚活市場に乗り込んでいく。男の基準はズバリ“金”、信じられるのは福沢諭吉という、詐欺師としての価値観が染み付いた彼女が、果たして本気の婚活の末に運命の相手にたどり着けるのか?しかし実のところ若くして詐欺師の才能を開花させたすみれは、普通の恋愛経験がゼロだった。裏社会から表社会に出た彼女がこれまでの打算的な疑似恋愛と本気の恋との違いに直面しながらも奮闘していく姿が描かれる。

 

 

日テレ(読売テレビ)日22:30 4/7 ~ 『ACMA:GAME アクマゲーム』 間宮祥太朗、田中樹(SixTONES)、古川琴音、竜星涼、嵐莉菜、須賀健太、栄信、桐山漣、増田昇太(s**t kingz)、福山翔大、坂口凉太郎、橋本じゅん、小澤征悦、吉川晃司、他

メーブ×恵広史による同名漫画が原作。99本集めるとこの世の全てを手にすることができるという鍵を賭けて争う究極のデスゲーム“アクマゲーム ACMA:GAME ”を描く。間宮祥太朗演じる主人公の織田照朝(おだてるあさ)は、幼い頃不慮の事故で母親を亡くしてからは日本有数の総合商社・織田グループを経営する父親・清司(吉川晃司)と2人で生きてきたが、父は13年前に“悪魔の鍵”と呼ばれる古びた鍵を照朝に託した直後、目の前で鍵を奪いにきた謎の男に殺害される。照朝は敬愛する父の言葉を生きる指針として、死の真相に関わる“悪魔の鍵”の秘密を探るため世界を放浪し知識と経験を積んでいたが、謎の財産譲渡事件が相次ぐ日本に帰国。その照朝の前に清司が持っていた“悪魔の鍵”を狙う人物が現れる。この1本の古びた鍵を手に入れた者は、集めた鍵の数だけ運気が上がり、99本集めるとこの世の全てを手にすることができるといわれていた。照朝は父の無念を晴らすため“悪魔の鍵”を狙うライバルたちと命懸けの頭脳バトル“アクマゲーム”に挑むことになる。それは、時に人の命を奪い合う“究極のデスゲーム”であった。照朝の中学時代の同級生で彼の親友でありライバルでもあるベンチャー企業の経営者・斉藤初(さいとううい)に田中樹、同じく照朝の中学時代の同級生で、新世代の生成AIシステムの開発に成功した優秀なプログラマー・眞鍋悠季(まなべゆうき)に古川琴音、複数の“悪魔の鍵”を手に照朝の前に現れる天才ギャンブラー・上杉潜夜(うえすぎせんや)に竜星涼がキャスティングされている。映画『デスノート』、ドラマ『今際の国のアリス』のデジタル・フロンティアが高度なVFX を担当している。

 

 

各局、ネタの新鮮さの追求と限られた予算の狭間で制作に苦しんでいる様にみえる。

どの視聴者層をターゲットにするかが最も重要なポイントになっているようだが

結局は無難な線を選択してしまう作品が多いように思われる。

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2024年1月新ドラマ

2023-12-12 16:25:31 | テレビ番組

Cov-19 の感染は鎮静化しているものの下げ止まっているようであり

今冬の動向が気になるところである。

また気温の低下とともにインフルエンザの急増がみられている。

一方、市中では多くの人たちが感染を気にすることなく

パンデミック以前の生活を取り戻しているようである。

年末年始、そういった人たちの反動のから騒ぎが心配なところだ。

 

さて2023年10月クールドラマを振り返ってみる。

このところ好調だったTBS 日9 が今回は低迷。

安定した高視聴率をキープしているテレ朝『相棒』の一人勝ち状態となった。

そんな中、フジは5本のドラマのうち、

上位に入ったのは金9の1本のみと惨敗。

このところのフジの凋落ぶりは悲惨な状況にある。

しかし他局も似たようなもので、4位以下は6%台以下と、

どんぐりの背比べ状態となっている。

個人的には正直、次週が楽しみと思う作品は皆無だった。

 

ワタクシ的には特に推しのドラマはなかったが、

他愛のないセリフを複数の登場人物が異なる場面で使い回すわざとらしい脚本に

一票(なんか気持ち悪い…)

 

『なんか、耳貸してほしくて…』(フジ『いちばんすきな花』より)

 

 

 

10月クールの各ドラマの視聴率(確定)を以下に記載する。

(数字はビデオリサーチ調べ・関東地区の世帯視聴率、〇数字は順位)

月9フジ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(全11話、平均5.33)

月10フジ『トクメイ! 警視庁特別会計係』(全11話、平均5.09)

火9テレ朝『家政夫のミタゾノ』(全9話、平均7.30)      

火10 TBS『マイ・セカンド・アオハル』(全10話、平均5.14)  

水9テレ朝『相棒 season 22』(8話まで、平均11.31)       

水10日テレ『コタツがない家』(全10話、平均6.11)      

水10フジ『パリピ孔明』(全10話、平均4.47)         

木9テレ朝『ゆりあ先生の赤い糸』(全9話、平均6.23)    

木10フジ『いちばんすきな花』(全11話、平均5.12)      

金9フジ『うちの弁護士は手がかかる』(全11話、平均6.56)   

金10 TBS『フェルマーの料理』(全10話、平均5.05)      

土10日テレ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(全10話、平均5.49)

日9 TBS『下剋上球児』(全10話、平均9.63)         

日10テレ朝『たとえあなたを忘れても』(全9話、平均3.19)  

日10時半 日テレ『セクシー田中さん』(全10話、平均6.07)  

 

 

それでは、次クール・2024年1月ドラマを一通りチェック(随時更新します)。

 

 

フジ月9 1/8 ~ 『君が心をくれたから』 永野芽郁(主演)、山田裕貴、白洲迅、出口夏希、螢雪次朗、佐藤貴史、谷恭輔、萩原護、斎藤工、松本若菜、真飛聖、遠藤憲一、余貴美子、他

ノスタルジックで幻想的な雰囲気に満ちた長崎を舞台に、雨と太陽という真逆の名前を持つ2人が“過酷な奇跡”に立ち向かうファンタジー恋愛ドラマ。宇山佳佑によるオリジナル脚本。永野芽郁が演じる主人公・逢原雨(あいはらあめ)は、悲しい過去から自分に自信を持てず、人に心を開くことができないため他人と関わらないようにしてきた。そんな彼女にただ一人、明るく声をかけてくれた男性が山田裕貴演じる朝野太陽(あさのたいよう)だった。太陽と過ごすうちに初めて人生に前向きになれた雨だったが、高校を卒業するとパティシエの夢を叶えるために太陽に自分の思いを伝えないまま上京する。一方、長崎で代々続く老舗煙火店の跡取り息子である太陽は、亡き母との約束を果たすべく父の跡を継ぐために一人前の花火師をめざし長崎で修行に励んでいた。二人が離れて8年が過ぎ、ある理由で故郷・長崎に帰ることになった雨は、太陽との再会を果たす。しかし、再会を喜ぶも束の間、彼は事故に遭ってしまう。悲しみに暮れる雨の前に、あの世からの“案内人”と名乗る男・日下(斎藤工)が現れてこう告げる。「君が“心を差し出す”ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」と。しかし、案内人が提示した“心を差し出す”という条件は、雨にとって、あまりにも過酷なものだった。果たして、“奇跡”と引き替えに雨が奪われる“心”とは、何を意味するのか?そして、案内人が起こす“奇跡”によって、2人に何が起こるのか?異国情緒あふれる長崎を舞台に、“心を奪われる”という過酷な奇跡に立ち向かいながらも、一途に互いを想い合う男女の運命が描かれるSF?ファンタジードラマのようである。

 

 

フジ(関西テレビ)月10 1/15 ~ 『春になったら』 奈緒(主演)、木梨憲武(主演)、濱田岳、小林聡美、光石研、筒井真理子、他

福田靖によるオリジナル脚本ドラマ。“3ヶ月後に結婚する娘”と“3ヶ月後にこの世を去る父”が、『結婚までにやりたいことリスト』と『死ぬまでにやりたいことリスト』を実現していく3ヶ月間を描いた、ハートフル・ホームドラマ。早くに母を亡くし、反発し合いながらも一つ屋根の下で支え合って生きてきた椎名瞳(奈緒)と椎名雅彦(木梨憲武)の父娘。瞳は幼くして母を亡くすが父親と2人で支え合いながら暮らしてきたしっかり者。助産師として働いている。一方の雅彦は、敏腕実演販売士として働く頑固で破天荒な自由人だが瞳を男手一つで育ててきた。いつも通りに迎えた元旦、2人は互いにとって衝撃的な報告をする。「せーの」で同時に発表したその事実は、“瞳が3ヶ月後に結婚すること”、そして“雅彦が病によって余命3ヶ月と宣告されたこと”。お互いあぜんとしつつ、雅彦は、瞳の相手が10歳年上の売れないお笑い芸人であることを知って結婚に猛反対。一方の瞳も、かたくなに延命治療を受けようとしない雅彦をなんとか説得しようと試みる。互いの幸せを願うからこそ衝突や諦めを繰り返す親子は、それぞれ『結婚までにやりたいことリスト』と『死ぬまでにやりたいことリスト』を作り、3ヶ月という残された時間を悔いなく過ごそうとする。瞳も知らなかった雅彦の過去や思い、そして雅彦も知らない瞳の結婚相手の秘密が次第に明らかになる。そして、瞳の結婚相手(濱田岳)、親族、友人、職場の人々、雅彦の主治医(光石研)など、個性豊かな周囲の人たちを慌ただしく巻き込みながら、3ヶ月後の“その時”を迎えるまでにお互いの理解を深めていく2人の姿が描かれる。明るいドラマではなさそうなので、心して視聴する必要がありそうだ。

 

 

テレ朝火9 1/23 ~ 『マルス―ゼロの革命―』 道枝駿佑(なにわ男子)(主演)、板垣李光人、泉澤祐希、山時聡真、横田真悠、井上祐貴、他

謎多きカリスマ転校生と落ちこぼれ高校生たちが令和の日本をぶっ壊す、青春“クーデター”サスペンス。『何かを変えたい』と願う高校生たちがカリスマ的なリーダーに導かれ、大人社会に反旗を翻していく。武藤将吾によるオリジナル脚本。主演の道枝駿佑が演じるのは19歳の謎の転校生・『ゼロ』こと三島零(みしまぜろ)。学校でいじめに遭い、唯一の心の拠り所だった SNS でも居場所を失ってしまった板垣李光人演じる逢沢渾一(あいざわこんいち)が、人生に絶望し、命を絶とうとしていたその時、目の前に『ゼロ』が現れる。彼は渾一にこう告げる。『オレがお前をこの腐った世界から救ってやる』。その日を境に渾一の世界は一変。人心掌握に長け、いつの間にか人の心の隙間に入り込む『ゼロ』の過激な言動と不思議なカリスマ性の下に集まった渾一をはじめとする落ちこぼれ高校生たち7人は団結し『マルス』と名乗る動画集団を結成、大人社会に反旗を翻していく。『マルス』とは、ローマ神話やギリシャ神話に登場する軍神のこと。革命=クーデターが進む中で、零が『マルス』の聖獣であるオオカミを背負っているワケや零の抱える秘密が明らかにされていく。“旧”ジャニーズにとって生き残りを懸けた重要なドラマ。

 

 

TBS 火10 1/23 ~ 『Eye Love You』 二階堂ふみ(主演)、チェ・ジョンヒョプ(主演)、中川大志、山下美月、他

目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ主人公が、超ストレートな年下の韓国人留学生と出会い、新たな恋に踏み出していくファンタジック・ラブストーリー。三浦希紗、山下すばるによるオリジナル脚本。二階堂ふみ演じる主人公は、ある事故をきっかけに、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス“能力を持つことになった本宮侑里、30歳。知りたくもない相手の『本音』が聞こえてしまうため傷つくことも多く、他人と距離を置くようになったため恋をすることも長い間諦めていた。そんなとき、4歳年下の韓国人留学生・ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)と出会う。明るく人懐っこい性格のテオは、その無邪気さで周りの人からかわいがられていた。恋愛に対しても真っすぐで超ピュア。そんなテオと偶然目が合ってしまったときに侑里に聞こえてきたのは韓国語だった。心の声が分からないテオとなら、諦めていた恋愛ももしかしたら…と考える侑里。太陽のように明るくストレートなテオの存在が、自分の本音をさらけ出せない侑里の閉ざされた心を溶かしていく。これまた SF ファンタジー?なドラマ?

 

 

テレ朝水9 継続 ~ 『相棒 season 22』 水谷豊(主演)、寺脇康文、森口瑤子、鈴木砂羽、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、田中隆三、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二、他

水谷豊主演の人気刑事ドラマシリーズの最新シーズン。亀山薫(寺脇康文)とのコンビでやはり安定感がある。今シーズンも2クール分で3月までの放送とみられる。

 

 

日テレ水10 1/10 ~ 『となりのナースエイド』 川栄李奈(主演)、髙杉真宙、水野美紀、矢本悠馬、古田新太、小手伸也、織田梨沙、吉住、他

ナースエイド(看護助手)の主人公が、謎に包まれたイケメン天才外科医との出会いによって、自分の生きる道を見いだしていく。原作は内科医でもある知念実希人の小説『となりのナースエイド』(角川文庫)。ナースエイドとは医療行為は行えないが、患者の食事や排泄の世話、入浴や着替えの補助などに携わる、患者に寄り添い、患者の心を救う医療現場の縁の下の力持ち。川栄李奈演じる主人公は星嶺医科大学附属病院・統合外科に配属された新米ナースエイドの桜庭澪(さくらばみお)、29歳。患者の気持ちを第一に考え、とにかくなんでも全力投球の頑張り屋。医療オタクでやけに医療用語に詳しい。人のことに首を突っ込みすぎて、相手との距離感を測り間違えることもしばしば。そんな澪だが、病院で患者たちが抱える仕事、恋愛、家族などの様々な問題を解決する。一方、髙杉真宙演じる竜崎大河(りゅうざきたいが)は星嶺医科大学付属病院・統合外科の29歳の天才医師。技術至上主義で、口癖は『技術がない医者は医者とはいえない』。プライベートは病院でのクールな顔とギャップがあり謎に包まれている。患者の気持ちを第一に考える澪とは考え方が真逆なためこの二人はいつも揉めてばかりだ。そんな二人が医療現場でぶつかり合いながらも徐々に信頼関係を築いていく。そして、実は澪がナースエイドを志した理由に想定外の衝撃的な秘密が隠されているという(実は澪は優秀な医師だったとか?)。本ドラマ医療コメディ風な印象だが、原作は医療サスペンスのようである。

 

 

フジ水10 1/17 ~ 『婚活1000本ノック』 福田麻貴(3時のヒロイン)(主演)、八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、他

南綾子の同名小説が原作の婚活ラブコメエンターテインメントドラマ。最近の婚活事情を通して結婚をめざす登場人物たちがコミカルに描かれる。福田麻貴演じる主人公は著者自身である売れない小説家・南綾子、33歳。生涯のパートナーを求めて奮闘中。ある日、そんな綾子の前に以前彼女が『クソ男・オブ・ザ・イヤー』の栄冠を与えたクズ男・山田が幽霊となって出現する。かつて綾子は彼と関係を持ったものの、彼から一方的に単なる遊びの関係で終わらせられていたのだった。彼は自らが成仏するため、綾子のバディとなり婚活をサポートすることに。しかし、本気が空回りして遊び目的の男性に引っかかってしまったり、相手を生理的にどうしても受け付けなかったり、いざトントン拍子で結婚が進みそうになるとおじけづいてしまったりと、婚活で出会う男性たちと展開する“恋愛あるある”が、1000本ノックのごとく綾子に浴びせられる。愉快でおかしくもダメダメな主人公が一生懸命婚活に取り組みながら、ああだこうだと揺れ動く心とあっちへこっちへ行ったり来たりしながら悶絶する姿から、人生における大切な要素が語りかけられる。内容はともかくキャスト的にかなり弱そうな点が心配だ。

 

 

テレ朝木9 1/18 ~ 『グレイギフト』 反町隆史(主演)、波瑠、佐々木蔵之介、坂東彌十郎、筒井道隆、津田賢次郎、小野花梨、森山晋太郎、明日海りお、倉科カナ、尾上松也、片山萌美、市川知宏、藤野涼子、濱正悟、中島瑠菜、他

大学病院が舞台の医療ミステリー。黒岩勉によるオリジナル脚本。明鏡医科大学付属病院のうだつの上がらない病理医・藤巻達臣(反町隆史)はある患者の不審死をきっかけに未知の殺人球菌『ギフト』を発見する。この球菌が体内に侵入するとほどなく患者は死亡。患者の死後球菌は完全消滅するため死因は急性心不全とされてしまう。つまり“完全犯罪の殺人”を可能にする恐ろしい球菌だった。この発見によって、藤巻は瞬く間に殺人球菌をめぐる陰謀の渦に飲み込まれていく。“院内の熾烈な権力争い”に『ギフト』を利用する強欲な医師たち、『ギフト』を金に換えようとする権力者たち、“『ギフト』による謎の連続殺人”を追う警察組織。そして重い病に倒れた最愛の妻。図らずも権力の階段を駆け上がることになった藤巻は、殺人球菌をめぐる壮絶なサバイバルで生き残ることができるのか?巨大権力と対峙し、生と死、正義と悪――葛藤の末にたどり着いた先で、彼が見る光景は?そして、院内に球菌を持ち込み、連続殺人事件を招いた真犯人は、はたして誰なのか?嫉妬、裏切り、復讐、殺意…黒い思惑が複雑に絡み合う人間ドラマ。藤巻と手を組む検査技師・久留米穂希(くるめほまれ)に波瑠、藤巻と強力関係を結ぶ心臓外科医・白鳥稔(しらとりみのる)に佐々木蔵之介、明鏡医科大学付属病院の理事長で院内の不審死について高圧的に隠蔽を図ろうとする奥野信二に坂東彌十郎など、かなり豪華なキャスティングとなっている。

 

 

フジ木10 1/18 ~ 『大奥』 小芝風花(主演)、亀梨和也、西野七瀬、森川葵、宮舘涼太、栗山千明、安田顕、他

さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった1つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描くラブストーリー。小芝風花が演じるのは、東山天皇の皇子・閑院宮直仁親王の娘で皇室の血を引く公家の娘・五十宮倫子(いそのみやともこ)。人を疑うことのない、純真で優しい性格の持ち主だが、その一方で芯は強く、利発な娘だった。時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびていた。そんな中、倫子は第10代将軍・徳川家治との政略結婚を強いられ、逃れられない運命に翻弄されることになる。将軍正室として京から江戸城本丸の裏にある男子禁制の大奥へ渡ると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがおり、たった一人の天下人の寵愛を受けるべく、今、女たちの熾烈な戦いが待ち受けていた。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていていた…。このところ各局で“大奥”ドラマが制作され、またか、と思ってしまうのだが、フジテレビでは 2005年の『大奥~華の乱~』以来とのことである。

 

 

フジ金9 1/12 ~ 『院内警察』 桐谷健太(主演)、瀬戸康史、長濱ねる、市村正親、さとうほなみ、馬場ふみか、玄理、工藤美桜、西村元貴、神尾佑、でんでん、他

2021年より『ヤングチャンピオン』(秋田書店)で連載中の原作・酒井義、漫画・林いちの人気漫画『院内警察・アスクレピオスの蛇』をドラマ化。日本ではまだなじみの薄い“院内交番”を舞台に、元警視庁捜査一課刑事の主人公と天才外科医の“正義”がぶつかり合う、“刑事モノ×医療モノ”のハイブリッド作品。桐谷健太演じる主人公は病院内の不正監視や秩序を守る院内刑事・武良井治(むらいおさむ)。他人のちょっとした身なりや言動の違和感を見抜く抜群の洞察能力を基にしたプロファイリングスキルと、医師や看護師をはじめ、患者の病状など情報を全て把握するほどの記憶能力も持ち併せている。人たらしな一面もあり、院内医師や患者から院内の情報を収集する。しかしその反面、歯に衣着せぬ無頓着な物言いで院内ではさまざまなトラブルを起こす。警視庁捜査一課のエリートだったが警察を辞し、警察OBが多い院内交番勤務に自ら志願。捜査一課刑事という肩書すら捨てるという何やら訳アリなキャラ。そんな武良井が敵対心にも似た感情を向けるのが、瀬戸康史演じる孤高の若き天才外科医・榊原俊介(さかきばらしゅんすけ)。武良井と同じ病院で働いており、執刀する手術は素早く正確で高い成功率を誇り、テレビ番組に密着もされるほど業界内で名をはせている超エリート。外科部長からの信頼も厚く、次期外科部長の座も期待されている榊原だが、常に無表情で感情が読めず、なぜか難易度の高い手術ばかり便宜されることが多いことから、同僚からはあまり良く思われていない。長濱ねるが演じるのは、武良井に振り回される新人事務員・川本響子(かわもときょうこ)。有名な大病院の医療事務になれると張り切ってやってきたが、実際の配属は“3K”とやゆされる院内交番でがっかり。しかし武良井の仕事ぶりを見て、院内交番の必要性を感じるようになる。性格は真面目で、破天荒気味の武良井の行動や言動にツッコミを入れることが多い。また、中年男性にほれ込む“枯れ専”のため、上司である院内交番室長の横堀仁一(よこぼりじんいち)が推し。その横堀を演じるのが市村正親。彼は院内刑事の第一人者的存在で、警察OBながら茶柱を見つけただけで幸せそうにほほ笑むほど心優しい人物。物語の舞台は、日本有数の大病院・阿栖暮総合病院(あすくれそうごうびょういん)。院内に設置された院内交番に所属する元警視庁捜査一課・武良井治は、日々患者同士のトラブル解決や遺失物捜索に従事していた。武良井と室長の横堀仁一の2人きりで交番を運営していた中、交番事務員として川本響子が配属されてくる。そんな中、阿栖暮総合病院が誇る若き天才外科医・榊原俊介がドイツから帰国する。帰国直後にも関わらず難易度の高いオペに執刀し、素早く正確な手術で周りの医師をうならせる榊原。しかし、武良井はそんな榊原を鋭い視線で見つめ、事あるごとに絡み、業務範囲を超えて執拗に粘着する。ドラマが始まる前から、主役の桐谷のあの怒鳴り声が聞こえてくるようだ。

 

 

TBS金10 1/26 ~ 『不適切にもほどがある!』 阿部サダヲ(主演)、仲里依紗、磯村勇斗、河合優実、坂元愛登、吉田羊、山本耕史、三宅弘城、袴田吉彦、中島歩、古田新太、他

宮藤官九郎脚本によるオリジナル・ヒューマンコメディ・ドラマ。昭和のダメおやじの『不適切』発言が令和の停滞した空気をかき回す、意識低い系タイムスリップコメディ。阿部サダヲ演じる主人公・小川市郎は中学の体育教師、昭和のおじさんで、野球部の顧問をしており『地獄のオガワ』と恐れられていた。言葉遣いが荒く令和ではとんでもない“不適切”な言動を繰り返す市郎だが、妻を病気で亡くしており、家では一人娘・純子(河合優実)の非行に手を焼く普通の父親でもある。そんな市郎がひょんなことから1986年から2024年へタイムスリップしてしまう。コンプライアンス意識の低い“昭和のおじさん”の市郎からは、令和では次々に“不適切”発言が飛び出すことに。タイムスリップした令和で出会うのが仲里依紗演じるシングルマザーの犬島渚。一方、市郎と同じ1986年に生き、あるアイドルに心酔するあまり、その身なり言動すべてを完コピする男“ムッチ先輩”こと秋津睦実を磯村勇斗が演じる。昭和に残された市郎の娘がひそかに思いを寄せる相手である。そして、市郎とは逆に、2024年から1986年に息子のキヨシ(坂元愛登)と共にタイムスリップする向坂サカエに吉田羊。社会学者のサカエは、性差別やジェンダー問題の論者としてメディア露出もしているフェミニズムの旗手。令和時代の代弁者として、市郎たち昭和の人間の破天荒さに鋭く突っ込んでいく。昭和と令和の間で、コンプライアンス意識の違いを描きながら、一方で、親が子を想う気持ち、子が親を疎ましく想う気持ち、誰かを愛する気持ちという変わらないものもある。タイムスリップによって市郎の極論は令和の時代に叩かれることになるが、コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えることになり、出会う人々との絆が築かれていく。

 

 

テレ朝 金23:15 1/5 ~ 『おっさんずラブ~リターンズ~』 田中圭(主演)、吉田鋼太郎、林遣都、内田理央、眞島秀和、大塚寧々、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉、井浦新、三浦翔平、他

ピュアすぎる男たちの純愛ラブストーリーを描いたドラマ『おっさんずラブ』シリーズの第3弾。第1第2シリーズは『土曜ナイトドラマ』枠で放映された。今シリーズは出世して?『金曜ドラマ』枠で放送。結婚したいのに全然モテない、33歳のポンコツ独身サラリーマン・春田創一(田中圭)が、ある日突然、ピュアすぎる乙女心を隠し持つおっさん上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、同居しているイケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)から告白される。初めて人を愛する気持ちを知ったはるたんこと春田の背中を押す道を選んだ黒澤、春田と結ばれた牧。あれから5年後の“彼らの今”を描く。ポンコツでダメダメだけれど、誰より優しく困っている人を放っておけない“みんなのはるたん”もアラフォーに。今シリーズでは、春田と牧の“夢の新婚生活”に、早期退職し再就職した家政夫の黒澤が乱入し“嫁姑バトル”が勃発する。今回、井浦新、三浦翔平らの新たなおっさんらも参戦する。

 

 

日テレ土10 1/13 ~ 『新空港占拠』 櫻井翔(主演)、比嘉愛未、ソニン、ぐんぴぃ(春とヒコーキ)、白石聖、ジェシー(SixTONES)、瀧内公美、片桐仁、手塚とおる、奥貫薫、他

2023年1月期に放送された『大病院占拠』の続編。今回は神奈川県内の『某所』で、再び大規模な占拠事件が発生。犯人はまたしても顔を面で隠した武装集団。巻き込まれたのは複数の人質と、1年ぶりに帰ってきた刑事・武蔵三郎(櫻井翔)。与えられた期限は、わずか1日。あの『最悪な1日』ドタバタ・アクションが再び始まる…。うーん、もういいかも。

 

 

NHK日8 1/7 ~ 『光る君へ』 吉高由里子(主演)、柄本佑、岸谷五朗、国仲涼子、髙杉真宙、段田安則、三石琴乃、井浦新、玉置玲央、吉田羊、見上愛、木村達成、宮川一朗太、渡邊圭祐、浩歌、松下洸平、毎熊勝哉、本郷奏多、佐々木蔵之介、野村麻純、井上咲楽、高橋光臣、三遊亭小遊三、秋山竜次(ロバート)、板谷由夏、ユースケ・サンタマリア、益岡徹、橋爪淳、町田啓太、他

平安中期に『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く第63作大河ドラマ。脚本は大石静。『世界最古の女性文学』と呼ばれる世紀を超えるベストセラー『源氏物語』。その恋愛ストーリーの原動力は、秘めた情熱と想像力、そして一人の男性への思いだった。吉高由里子演じる主人公は10世紀後半、京で生まれた一人の女の子・まひろ(後の紫式部)。父・藤原為時(岸谷五朗)は和歌に秀で、名を知られた文人だった。貴族の中ではけっして上位ではないが、名家だった。まひろは幼くして母を失ったものの、弟・惟規とともに父の慈愛を受けて育つ。まひろの文学の素質は際立ったものがあり、弟への講義を横で聞くだけで、漢学も和歌も覚えてしまうほどだった。学問はまひろにとって、心の中の豊かな世界観の礎となっていた。母の死から数年後、少女のまひろが出会った運命の人が、後の最高権力者となる藤原道長(柄本佑)。そのころの道長は、まだ兄たちの陰に隠れて、おっとりとしたかわいらしい少年にすぎなかった。しかし、成長するにつれ二人はお互いに惹かれ合う関係となっていく。しかし両家の家格の違いと、まひろの母の死にまつわる秘密が、二人の関係に影を落とす。その後、まひろは父の受領としての赴任先・越前に同行、一方の道長はライバルを蹴落とし、権力の階段を急速に上り始めていた。まひろは思いを断ち切って、京に戻り藤原宣孝(佐々木蔵之介)との結婚を決める。宣孝とは父ほども年が離れており、娘を授かったものの、わずか一年で夫が急逝。まひろはシングルマザーとなる。道長は、天皇に娘を入内させ、いずれは天皇の祖父=外戚となることをもくろんでいた。天皇、道長たち貴族、そして后や姫たちの複雑な人間関係を聞き知ったまひろは生来の文学好きと結びついて想像を広げ、子育てのかたわら、一編の物語を書きはじめる。主人公は皇子でありながら、臣下となった光る君。その呼び名のとおり光り輝くように美しい男性である。やがて『源氏物語』の評判は道長の耳に入り、娘・彰子(見上愛)に后としての教養を授ける女房として宮中に上がるよう、まひろは強く誘われる。道長には、ライバルを抑え、我が娘に文学好きな天皇を惹きつけたい思いがあった。まひろは一人娘の養育のために、宮中に上がることを決意、宮仕えのかたわらで、道長のバックアップを得て、乞われるままに源氏物語を書き進める。書き上げる端から周囲が奪い合うほどの人気ぶりで、女性たちはもちろん、天皇までもが源氏物語に魅せられる。ヒロインの紫の上にちなんで、まひろに『紫』の呼び名が冠されるほどだった…。本ドラマには無数の藤原〇〇が登場するため人間関係の把握には相関図をしっかり頭に叩き込んでおく必要がありそうだ。

 

 

TBS日9 1/14 ~ 『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』 西島秀俊(主演)、芦田愛菜、新木優子、宮沢氷魚、石田ゆり子、津田寛治、玉山鉄二、他

天才指揮者だったが“ある事件”で家族も音楽も失った父親とそんな父を拒絶し音楽を嫌う娘が、地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し、親子の絆と人生を再生させていくアパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマ。大島里美によるオリジナル脚本作品。西島秀俊演じる主人公は、20代の頃から海外で活躍し数々の有名オーケストラと共演してきた世界的天才指揮者。大好きな音楽に対して常にアパッシオナートに向き合い、その情熱は演奏家たちの眠っていた情熱を呼び覚まし、火を灯していた。しかし音楽以外の能力はゼロで、家事は何一つできない超マイペースで天然な男。5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族は夏目のもとを去り、夏目自身は音楽界から離れていたが、日本の地方の楽団『晴見フィルハーモニー』を指揮するために数十年ぶりに帰国する。そんな夏目の娘・響(ひびき)を演じるのが芦田愛菜。響は晴見市役所に勤務する20歳。俊平とは真逆で音楽を嫌い音楽のない人生を送っていた。ところが父が突然帰国することになり5年前に決別していた父との気まずい同居生活が始まる。そして、天才ゆえに娘の気持ちがわからないでいた俊平が、父としてもう一度娘と向き合う中で、5年前から時間が止まっていた“娘の人生”を少しずつ動かしていく。5年前の“ある事件”とは?そして、世界的天才指揮者だった俊平がなぜ愛する音楽の世界から退くことになったのか?不器用な父と素直になれない娘の親子の愛の物語が描かれる。響きの母親・志帆に石田ゆり子、晴見市役所感光か職員で晴見フィル団長の古谷悟史に玉山鉄二、晴見フィルのコンサートマスターであるバイオリン奏者の近藤益夫に津田寛治がキャスティングされている。なんとなく一年前に放映された『リバーサルオーケストラ』(日テレ)にかぶってる?

 

 

テレ朝日10(朝日放送)日10 1/21 ~ 『アイのない恋人たち』 福士蒼汰(主演)、岡﨑紗絵、他

遊川和彦の脚本によるオリジナル作品。2024年の東京に生きる恋愛偏差値の低いワケアリアラサー男女7人が様々な恋愛観や家族の問題を抱えながら出会い、触れ合い、愛し合おうとする物語。主人公は福士蒼汰演じる33歳の売れない脚本家・久米真和(くめまさかず)。バイトをしながらもテレビの世界で成功することを信じている。独身で彼女もいないが、それは彼が基本的に『3回会った女性とは連絡を絶つ』と決めているため。後腐れない関係でいられる相手をアプリで見つけては、出会いと別れを繰り返す日々。心から人を愛することかも、愛されることからも逃げているため、友人からは『愛のない男』と呼ばれている。一方、岡﨑紗絵演じる今村絵里加(いまむらえりか)は会社を辞めブックカフェを経営する31歳。結婚への焦りも憧れも抱くことなく男性経験のないまま30歳を過ぎ『今更、大恋愛って感じでもない』と、一生独身でもいいと思い始めている。この2人に加え、恋愛にまるでいい思い出がなかったり、過去に大きな失恋を経験したりと、それぞれの理由により恋愛と距離を置き恋人もいない5人が出会い、『人とのつながり』『愛』を求めていく。SNSやアプリでつながりやすくなったこの時代にことさら、孤独を感じ、不安や苦悩と向き合う彼らが人を愛することで生まれ変わり、新しいステージへ進んでいく『ラブストーリー』。

 

 

日テレ(読売テレビ)日22:30 1/21 ~  『厨房のありす』 門脇麦(主演)、永瀬廉、大森南朋、前田敦子、木村多江、他

生きづらさを抱える人々が織りなす少し切なくて温かい“新時代の物語。玉田真也のオリジナル脚本作品。『自閉スペクトラム症』とは、主に社会的なコミュニケーションの困難さや空間・人・特定の行動に対する強いこだわりがあるなど、多種多様な特性の見られる発達障害のひとつ。門脇麦演じる主人公のありすは自閉スペクトラム症の特性から頑固でこだわりが強く、人とのコミュニケーションは苦手。しかし、驚異的な記憶力の持ち主で、特に有機化学者である父親の影響で化学から化学において膨大な知識を持ち併せている。食材の栄養素や調理工程の化学変化の知識を駆使し、それぞれの客の健康状態や精神状態に応じて個々に合ったおいしくて癒やされる“やさしいごはん”を作り出す天才料理人。『料理は化学です』が口癖。そんなありすの料理店『ありすのお勝手』に永瀬廉演じる謎の青年・酒江倖生がバイトとして転がり込んでくる。不器用で一見無愛想な倖生だが根は心優しく、ありすの行動や言動に戸惑いながらも徐々に寄り添い、支えるようになっていく。そして、ありすの父親で有機化学を教えるゲイの大学教授・八重森心護を大森南朋が演じる。3歳でありすを引き取り、大きく深い愛情でありすを見守り育ててきた。本ドラマでは、ハンディを抱えていたりマイノリティに属していることで、それぞれに生きづらさを抱えた登場人物たちが描かれる一方、25年前、心護がなぜありすを1人で育てることになったのか、ありすの家族、出生をめぐる事件が明らかにされていく。また突然店に現れた倖生にも“ある目的”があるなど、人間関係が複雑に絡み合う。

 

 

シリアスで現実的なドラマがある一方、

非現実的な SF ファンタジードラマも少なくない。

そして時代劇から恋愛ドラマまで多種多様。

さて、あなたはどのドラマにご注目?

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2023年10月新ドラマ

2023-09-06 13:56:50 | テレビ番組

史上最高に暑かった2023年の夏もようやく終わりいよいよ秋到来である。

Cov-19 パンデミックは爆発的ではないものの依然くすぶっている状況だ。

これから気温が下がってくればさらにインフルエンザの流行が心配になる。

 

さて2023年7月クールドラマを振り返る。

世帯視聴率を以下に示すが、前クールに続いて TBS 日9 の一人勝ち状態。

一方、テレ朝は飛び抜けたドラマこそなかったが、安定した数字が獲れている。

しかし、あとのドラマはかなり厳しく、特にフジ系は不評の月9以下、4本とも下位に沈んでしまった。

ただ、個人的一推しドラマとしては『転職の魔王様』を挙げたい。

これまで成田凌はあまり好きな俳優ではなかったのだが、

本ドラマのキャラクターはうまく演じられていたように思う。

2クール連続で小芝風花出演ドラマを推しにしたのは私情を挟みすぎですかね?

 

『あなたの人生、このままでいいんですか?』(カンテレ『転職の魔王様』より)

 

『そのためなら私は何でもします』(日テレ『最高の教師~1年後、私は生徒に■された』より)

 

 

7月クールの各ドラマの視聴率を以下に記載する。

(数字はビデオリサーチ調べ・関東地区の世帯視聴率、〇数字は順位)

月9フジ『真夏のシンデレラ』(全11話、平均 5.60)          

月10フジ『転職の魔王様』(全11話、平均 5.05)          ⑩  

火9テレ朝『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(全9話、平均 8.03)    

火10 TBS『18/40 ふたりなら夢も恋も』(全10話、平均 6.38)           

水9テレ朝『刑事7人season9』(全9話、平均 9.81)                

水10日テレ『こっち向いてよ向井くん』(全10話、平均 4.98)           ⑪

水10フジ『ばらかもん』(全11話、平均 4.95)                        

木9テレ朝『ハヤブサ消防団』(全9話、平均 9.28)                    

木10フジ『この素晴らしき世界』(全9話、平均 3.88)                

金10 TBS『トリリオンゲーム』(全10話、平均 5.52)                   

土10日テレ『最高の教師 1年後、私は教師に■された』全10話、平均 5.86) 

日9 TBS『VIVANT』(全10話、平均 14.26)                            

日10時半 日テレ『CODE―願いの代償―』(全10話、平均 5.14)    

 

 

それでは、今年の秋ドラマを一通りチェック(随時更新します)。

 

 

フジ月9 10/9 ~ 『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』 二宮和也(主演)、中谷美紀(主演)、大沢たかお(主演)、松本若菜、中川大志、中村アン、福本莉子、小手伸也、加藤諒、大水洋介、江口洋介、他

人々が思い思いに過ごすクリスマスイブという“たった1日”の出来事を1クールかけて描く、謎と愛と奇跡の物語。徳永友一によるオリジナル脚本ドラマ。主人公は3人、別々の人生を歩んできた全く関わりのない男女。逃亡犯、報道キャスター、そして孤高のシェフである。ドラマではその1日の中で3人の物語が同時並行で進行していくが次第に運命の交錯へと導かれていく。舞台は 12月24日午前0時の横浜。聖夜の訪れに人々は浮き足立ち、真夜中にもかかわらず、街は喧騒の真っただ中。鳴り響くクリスマスソング、恋人たちが集う巨大なクリスマスツリー、そしてライトアップされた赤レンガ倉庫。そんなきらびやかな光の陰に隠れるように横浜で銃殺事件が発生。容疑をかけられたのは二宮和也演じる記憶喪失の男・勝呂寺誠司(すぐろじせいじ)。目を覚ますと目の前に頭部を撃たれた死体が横たわっていたのだが、彼にはこの男を殺した記憶はない。不安と恐怖に襲われるが、現場に落ちていたスマホから『早く逃げろ!』と男の声が。パトカーのサイレン音が迫る中、逃亡することとなった誠司は、失われた記憶をたどりながら事件の糸口を探っていくが、一方、薄れゆく記憶の中には大切な人との約束があった…。時を同じくしてクリスマスディナーの準備に追われていたのは大沢たかお演じる頑固な孤高のシェフ・立葵時生(たちあおいときお)。彼がシェフを務めるのは横浜・関内界隈で愛される三代続く老舗レストラン、初代の頃から80年受け継がれてきた秘伝のソースを求めて遠方から足を運ぶファンも少なくなかった。妻を亡くして以来、『もう二度と誰も愛することはないだろう』と孤独な人生を歩んできたが、一度だけ、一瞬の恋に落ちたことがあった。それでも脇目を振らず仕事に打ち込んできた時生。この日もクリスマスイブの予約は満席で朝から仕込み作業に追われていたが、突然店に見知らぬ男が侵入してくる…。また同じ時刻、事件現場に直行したのは中谷美紀演じる地方テレビ局『横浜テレビ』の報道キャスター・倉内桔梗(くらうちききょう)。理想の報道を追求し続け、自らの企画で立ち上げた報道番組『日曜NEWS11』を5年間キャスターとして背負ってきた。しかし、突如番組の打ち切りを告げられ、料理番組への異動を言い渡されてしまう。恋を捨て、プライベートを捨て、仕事に生きてきた彼女に突きつけられた残酷な現実。非情な通達に納得できないでいたが、腹をくくり“最後の事件”を追うことに。独身を貫いてきた彼女もまた、心の中に忘れられない人がいた…。これら3人の物語が同時並行で進められるが、無関係に見えるそれぞれの人生が交錯し、聖夜のエンディングへと向かっていく。クリスマスイブ“24”てな感じのドラマ?

 

 

フジ(関西テレビ)月10 10/16 ~ 『トクメイ! 警視庁特別会計係』 橋本環奈(主演)、佐藤二朗、松本まりか、JP、徳重聡、沢村一樹、他

荒木哉仁、皐月彩の脚本によるオリジナルドラマ。警察組織の経費削減のため本庁から派遣された特別会計係の女性警察官が、所轄のクセの強い刑事たちと時にぶつかり合い、時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導く警察エンターテインメント。緊縮財政を強いられた警察組織は、かねてより警視庁のお荷物所轄と呼ばれてきた万町署で、捜査費などにメスを入れる“経費削減”テストを行うことを決定。そんな経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣されたのが橋本環奈演じる特別会計係の女性警察官・一円(はじめまどか)。そこで待ち受けていたのは無駄な器物破損やいかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署のひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たちだった。『捜査に金は必要だ!』と話す刑事たち激突することになる。数字にめっぽう強く、1円のズレも見逃さない“几帳面さ”と周囲を巻き込む“凶運”を持ち合わせた円は、刑事の捜査費を監督し経費削減案を提案することで現場の刑事たちを振り回してゆく。刑事ドラマ好きの祖母に育てられた影響で刑事に憧れを抱いており、刑事たちの仕事や考え方に興味を持っているが、口うるさく『経費削減!』を唱えるため現場の刑事たちからは煙たがられてしまう。彼女が警察官になった理由は、もちろん憧れの刑事になりたかったから。しかし、生まれながらに極度に運が悪く、周りをトラブルに巻き込む“凶運”のせいで『疫病神』と呼ばれ、刑事課への配属はかなわず内勤となっていた。そんな彼女だったが、遭遇する事件を『お金』という角度で捉え、現場の刑事たちには気付くことのできない違和感や手がかりを察知することで、独特な方法で事件を解決に導いていく。円とバディを組むことになる万町署刑事課強行犯係係長・湯川哲郎を沢村一樹、同署の金庫番を務める警務課長・須賀安吾を佐藤二朗が演じる。これまでとは異なる視点からの警察ドラマ。

 

 

テレ朝火9 10/10 ~ 『家政夫のミタゾノ』 松岡昌宏(主演)、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、余貴美子、平田敦子、桜田ひより、しゅはまはるみ、他

女装した大柄な家政夫・三田園薫(松岡昌宏)が派遣先の家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく“覗き見”ヒューマンドラマ。2016年10月から続くシリーズ。今回第6シリーズにしてついにゴールデン帯に登場。主人公は、家事のスキルは完璧、でも無表情で何を考えているのかわからない上、なぜか女装しているという謎多き“最強の家政夫”三田園。『むすび家政婦紹介所』に所属、同所長の結頼子(余貴美子)、所属する家政婦の村田光(伊野尾慧)、阿部真理亜(平田敦子)、式根志摩(しゅはまはるみ)らは前シリーズから引き続き登場するが、今シリーズから新たな家政婦が加わる予定である。

 

 

TBS 火10 10/17 ~ 『マイ・セカンド・アオハル』 広瀬アリス(主演)、道枝駿佑(なにわ男子)、伊原六花、飯沼愛、水沢林太郎、箭内夢菜、濱尾ノリタカ、イモトアヤコ、他

北川亜矢子によるオリジナル脚本ドラマ。“学び直し”を決意したどん底OLが大学生となり、恋に、勉強に、夢に奮闘するセカンド・アオハル・ラブコメディ。広瀬アリス演じる主人公・白玉佐弥子(しらたまさやこ)は、昔から絶妙に『運』と『間』が悪く、学歴もお金もない社会人。建築について学びたいと大学受験に挑むも失敗。以来、抱き続けてきた『こんなはずじゃなかった』という想いを胸にしまい、このまま低空飛行な人生を送っていくのか・・・と覚悟した矢先、想像以上にどん底の30歳を迎えてしまう。そんなとき、佐弥子はひょんなことから大学生の小笠原拓(道枝駿佑)と出会う。佐弥子が『あのとき大学に行けていれば、今とは違った人生があったのに』と胸の内を打ち明けると、拓は『今からでも遅くないんじゃない? なればいいじゃん、大学生』と言い放つ。一度は諦めた“建築デザイナー”の夢。拓のこの一言がきっかけで佐弥子はその夢を掴む第一歩として学び直しを決意、かつて行きたかった大学の入学を目指す。猛勉強の末、晴れて合格した佐弥子が同じ建築学科の“年下の先輩”として出会ったのは、あのとき自分の背中を押してくれた拓だった・・・。運命の再会を果たした二人の関係は年の差の“友情”にとどまるのか、それとも究極の “恋”へと発展していくのか?30歳の大学生が傷も過去も全部ひっくるめて新たな夢を見る姿を通して人生を楽しむことを諦めないというメッセージが描かれる。

 

 

テレ朝水9 8/16 ~ 『科捜研の女 season 23』 沢口靖子(主演)、内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオル、斉藤暁、山本ひかる、石井一彰、西田健、金田明夫、他

変則的に8月16日からスタート。1999年に初回放映開始、今回でシーズン23となり25年目に突入の超長寿ドラマ(相棒より長い!)。さすがの沢口靖子女史も御年58歳となられ、それなりにお歳を召されたようにはお見受けする。これまでは木曜20 時枠が定位置だったが、前シーズンは火曜 21時、そして今シーズンは水曜 21時で放映中である。本ドラマについては特にコメントすることはない。

 

 

テレ朝水9 10/18 ~ 『相棒 season 22』 水谷豊(主演)、寺脇康文、森口瑤子、鈴木砂羽、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、田中隆三、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二、他

水谷豊主演の人気刑事ドラマシリーズの最新シーズン。前作で、初代相棒・亀山薫(寺脇康文)が“五代目”として復帰。約14年ぶりのコンビ復活だが、やはりこの二人が一番しっくりいく感じである。

 

 

日テレ水10 10/18 ~ 『コタツがない家』 小池栄子(主演)、吉岡秀隆、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、小林薫、他

金子茂樹によるオリジナル脚本ドラマ。やり手の女社長が3人のダメ男家族を抱えて奮闘するホーム・コメディ。小池栄子扮する深堀万里江は、上司・部下問わずみんなから頼りにされ『彼女に頼めば離婚しない』という伝説のやり手ウェディングプランナーにして会社社長。若い頃から恋に仕事に全力投球、欲しいものはすべて手に入れたはずだった。しかし気付けば夫・息子・父の 3人のダメ男たちを養う羽目に。廃業寸前の売れない漫画家の夫・深堀悠作(吉岡秀隆)、アイドルを夢見るもオーディションで脱落し人間不信になってしまった息子・深堀順基(作間龍斗)、さらに熟年離婚を言い渡され一人になったため万里江が引き取った父親・山神達男(小林薫)である。『よくもまあ毎日トラブルを起こせるもんだ』と3人のダメ男たちとの日々にてんやわんやな万里江。が、時にはその温もりに涙しそうになりながら新しい家族の形を探していく。どんな苦難も持ち前の前向きさで立ち向かい、たとえ男たちが100の大きな失敗をしても小さじ一杯の成長で感動し、小さじ一杯の優しさで涙が溢れ、そのたびに心の中で高らかに宣言する。『私が食わせる心配するな』と。最近にはめずらしい心温まるホーム・ドラマ?

 

 

フジ水10 9/27 ~ 『パリピ孔明』 向井理(主演)、上白石萌歌、菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、関口メンディー、森山未來、ディーン・フジオカ、他

現代の日本へ若かりし姿で転生した中国三国時代の名軍師・諸葛孔明が、出会った歌姫の歌声に惚れ、彼女の夢をかなえるため、軍司(マネージャー)として成功に向けて全力でサポートしていくSF 青春音楽コメディ。原作は『ヤングマガジン』(講談社)にて現在も連載中のコミック『パリピ孔明』(原作:四葉夕ト・作画:小川亮)。向井理演じる主人公の諸葛孔明は「魏」「呉」「蜀」という三つの国が天下の覇権争いをしていた三国時代に、「蜀」に仕えた“天才軍師”。魔法のような作戦を考えては、次々と敵を倒し、戦で数多くの功績を残してきた。西暦234年、戦いのさなか孔明は病で倒れてしまい息を引き取る。しかし、病死したはずの孔明が、なぜか現代の日本へと転生、ハロウィーンでにぎわう夜の渋谷に降り立つ。そこでゾンビや吸血鬼、オオカミ男など仮装をしている人たちを見た孔明は、見慣れぬ光景に戸惑い、その場所が“死後の世界”だと勘違いする。状況が分からないまま、渋谷の若者たちに絡まれて、ダンスミュージックが鳴り響くクラブにたどり着いた孔明はそこで一人の歌姫と出会い彼女の歌声に心を打たれる。現代のものに触れ、鏡に映る若き日の自分の姿を見て、孔明は自身が未来の日本へと転生したことを理解する。そして、歌手を目指す少女の歌声に惚れた孔明は、彼女の軍師として全力でサポートすることを決意、時を超え現代の日本で一人の少女の夢をかなえるため、音楽によって作られる泰平の世を目指すため、最高の頭脳をもって日本の音楽界に新たな風を吹き込もうとする。果たして日本語はちゃんと理解できるのだろうか?

 

 

テレ朝木9 10/19 ~ 『ゆりあ先生の赤い糸』 菅野美穂(主演)、田中哲司、鈴鹿央士、木戸大聖、他

2023年『手塚治虫文化賞』大賞を受賞した入江喜和の同名コミックが原作。売れない小説家と結婚した主婦の数奇な運命を描く家族の物語。菅野が演じる主人公・伊沢ゆりあは、心優しい売れない小説家・伊沢吾良(田中哲司)と結婚した主婦。年齢を重ね、女として薄らいでいく自分を実感するものの、自宅で刺繍教室を開きながら、穏やかな幸せを味わっているごく平凡な女性だった。ところが、そんな彼女の人生は、夫がホテルで昏倒し、緊急搬送されたことから急展開をみせる。慌てて病院に駆けつけると、意識不明状態となった夫の傍らには、さめざめと泣きながら“恋人”だと名乗る美青年・箭内稟久(やないりく、鈴鹿央士)がいた。さらに、夫を『パパ』と呼ぶ2人の女の子と、その母親である夫の彼女までも現れ、ゆりあは愕然とする。しかし、『カッコよく生きる』が座右の銘で、幼いころ『おっさん』と呼ばれていた愚直で辛抱強いゆりあは、ここで心が折れてしまうこともなく、なんと『みんなでダンナの介護をしよう!』と奇想天外な提案をし、夫の愛人2人と血の繋がらない子ども2人を家に招き入れ、要介護状態となった夫とともに奇妙な共同生活を始める。さらに、そんな数奇な人生の渦中で踏ん張り続けるゆりあに、二度とないと思っていた新たな恋の予感まで到来する。踏ん張る“おっさん”主婦を中心とした珍妙な組み合わせの家族が“ひとつ屋根の下”で繰り広げるヒューマンドラマとのことである。 

 

 

フジ木10 10/12 ~ 『いちばんすきな花』 多部未華子(主演)、松下洸平(主演)、今田美桜(主演)、神尾楓珠(主演)、仲野太賀、他

生方美久の脚本によるオリジナルドラマ。 “男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに年齢も過ごしてきた環境も異なる男女4人の感情を描く、新たな時代の“友情”や“恋愛”に向かっていく物語。4人の俳優が主演を務める。この物語の主人公は、潮ゆくえ(うしおくえ・多部未華子)、春木椿(はるきつばき・松下洸平)、深雪夜々(みゆきよよ・今田美桜)、佐藤紅葉(さとうもみじ・神尾楓珠)という別々の人生を送ってきた4人の男女。そんな4人がある日、『唯一心を許せた異性の友達が、結婚を機に友達では無くなってしまった』『結婚を考えていた彼女を、彼女の男友達に奪われた』『友達になりたいだけなのに、異性というだけで勝手に恋愛と捉えられてしまう』『友達の友達もみんな友達と思っていたが、気付けば本音を話せる相手はいなかった』と、それぞれの日常のなかで“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面する。それまで別々のものだった4人の物語がいつしか重なり合い、1つの物語となっていく。多部未華子演じる潮ゆくえは、新潟から上京し、妹と2人で暮らしながら学習塾の講師として働いている。他人や物事を一辺倒に見ないという意味で、ゆとりのある性格をしており、それによって周りに新鮮な意見を与えることができていた。一方で自身のことに関しては『こうしなきゃ』と思い込みがちな一面も持っていた。子どもの頃から勉強も運動も人間関係も全部がんばってきたが、『がんばると嫌われる』ということもわかっていた。女友達にあまり本音を出すことができず居心地が悪い思いをしてきていた経験から、『子供の頃から二人組をつくるのが苦手だった』という思いを抱えている。しかし、そんなゆくえにも学生時代から1人だけ気さくになんでも話せる男友達がいた。恋愛関係に発展することもなく、唯一がんばらなくていい関係でいられる相手だったが、ある日、その彼から『もう会えない』と言われ、突然、友情関係は終わりを迎えてしまう。その男友達を失って、さすがに全部をがんばれなくなり、いつからか家族や妊婦やカップルを見てもうらやましいと思えなくなっていた。そんなゆくえが、ふとした出来事で椿、夜々、紅葉と出会うことになる。松下洸平が演じる春木椿は、出版社で働く会社員。実家が花屋を営んでいるが、『花は好きだけど花屋は嫌』」と実家と距離を置くなど、花屋を営む家族に対して少し複雑な感情を抱いている。会社ではいい人だと思われているが、実際は『人が良いのも仕事ができるのも、めんどくさいことを避けてきた結果でしかない』という思いを持っている。椿には長年付き合っている彼女がおり、結婚を見据え、新居での新しい生活をスタートしようとしていた。そんなある日、彼女を“彼女の男友達”に奪われてしまう。“男友達”が友達ではなかったことを知った椿は、『男女の間に友情なんて芽生えるはずがない』ということを思い知らされる。傷心の椿だったが、その後ゆくえらと出会うことにより、自分が“友達”という存在に求めていたものに気付きはじめる…。何やら色々とややこしい人間関係に振り回されそうなドラマである。

 

 

フジ金9 10/13 ~ 『うちの弁護士は手がかかる』 ムロツヨシ(主演)、平手友梨奈、吉瀬美智子、他

スター女優を育てた芸能事務所の元敏腕マネージャーが、超エリートなのにどこか不器用でポンコツな新人女性弁護士に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する育成型リーガルエンターテインメント。フジテレビでは金曜21時に54年ぶりにドラマ枠が復活する。ムロツヨシ演じる主人公・蔵前勉(くらまえべん)は人気女優・笠原梨乃(かさはらりの)(吉瀬美智子)を30年間サポートしてきた超敏腕マネージャー。スケジュール管理、気の利いた営業、的確な仕事の精査はもちろん、プライベートでのトラブル処理まで完璧なマネジメント力で“笠原梨乃”を日本トップ女優としての確固たる地位を築いてきた。しかし、2人の夢だった海外進出を目前に、突然『あなたの仕事は誰がやっても変わらない』と蔵前は解雇されてしまう。結婚もせず家族や友達とも疎遠になっても、人生の全てを彼女にささげてきた蔵前は絶望し、生きる意味すら見失ってしまう。そんな折、ひょんなことから、パラリーガルとして平手友梨奈演じる新人弁護士・天野杏(あまのあん)のマネジメントを任されることになる。最年少で司法試験に合格した超エリートの杏だが、人とのコミュニケーションが苦手な上にやる気が空回りしてしまい、弁護士として全く成果を出せずにいた。しかし、不器用ながらも依頼人に力を尽くそうとする杏の姿に心を動かされた勉は、杏が一人前の弁護士になるためのサポートをすることを新たな目標に掲げ、芸能界から法曹界へ全く異なる世界へ飛び込むことを決意する。『マネージャーは、担当のアーティストのパフォーマンスを上げるため力を尽くす最高の裏方』をモットーに掲げる勉は、培ってきたマネジメント力を発揮して杏のために奮闘する。

 

 

TBS金10 10/20 ~ 『フェルマーの料理』 高橋文哉(主演)、志尊淳(主演)、小芝風花、仲村トオル、板垣李光人、白石聖、宮澤エマ、細田善彦、高橋光臣、宇梶剛士、他

カリスマシェフに料理の才能を見出された数学少年が数学的思考で料理という難問に立ち向かう。原作は『月刊少年マガジン』(講談社)で連載中の小林有吾による同名漫画。高橋文哉演じる北田岳(きただがく)は幼い頃から数学に魅了され、数学に人生を捧げてきた数学少年。裕福な家庭ではなかったものの、学業、とくに数学では優秀な成績を収め、数学者になることを目指し、特待生として名門校に通っていた。しかし、高校3年生で挑んだ数学オリンピック選考会でライバルの圧倒的な実力を目の当たりにし、数学者の道を挫折。そんなときに志尊淳演じる謎のカリスマシェフ・朝倉海(あさくらかい)と出会う。海は東京にある二つ星レストラン『K』のオーナーシェフ。幼い頃から料理人になるべく育てられ、史上最年少で星を獲得した。海は岳の才能に目をつけ、“お前の数学的才能は料理のためにある”と料理の世界に導き、凄まじいスピードで成長させていく。一方で、謎めいた意味ありげな発言も目立つ。実は岳の才能を利用し、成し遂げたい企みがあるようだった。二人は超一流レストラン『K』で、世界中から集まった実力あるシェフたちと切磋琢磨し、誰も到達していない“料理の真理の扉”を開くべく、【料理×数学】で前人未到の世界に挑む。そしてこの二人と共演するのが小芝風花。レストラン『K』で働く唯一の女性シェフ・赤松蘭菜を演じる。普段は前菜を担当しているが思ったままを口にする素直でクールな性格。突如やってきた岳を当初は料理人として認めていなかったが、少しずつ興味を抱いていく。時折、岳に対して先輩としての優しさを見せる一方、冷たく忠告することも・・。数学と料理がどう融合するのか見てのお楽しみ?

 

 

テレ朝 金23:15 10/27 ~ 『今日からヒットマン』 相葉雅紀(主演)、山本舞香、他

2005年から2015年まで「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)にて連載された、むとうひろしによる同題漫画をドラマ化。平凡なサラリーマンが、ある日突然、伝説の殺し屋の名を継ぐことになる。相葉雅紀が演じるのは主人公・稲葉十吉(いなばとうきち)。妻に頭の上がらない平凡なサラリーマンである十吉はある日、偶然にも《二丁》と呼ばれる凄腕ヒットマンと出会う。《二丁》は突然、自分の標的を殺して自分の女を助けろと命令し、助からなかった時は十吉と家族を皆殺しにすると言い出す。こうしてサラリーマンとヒットマンの《二刀流》の生活が始まった十吉だが、その根底にあるのは妻子を守るという“家族愛”だった。普段は平凡なサラリーマンながら、誰にも知られてはいけないヒットマンとしての顔も持ち合わせる主人公のドタバタの日常に、ハードボイルドな犯罪劇の要素やガンアクションが展開される。相葉君が“殺し屋”とは、ちと無理があるような…。

 

 

日テレ土10 10/14 ~ 『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』 菊池風磨(Sexy Zone)(主演)、他

原作は『BE・LOVE』で連載された慎結による同題の漫画。税金の取り立て屋である徴税吏員が滞納者に寄り添って救う方法を模索していく物語。菊池風磨演じる饗庭蒼一郎(あいばそういちろう)はみゆきの市の市役所納税課に勤務するイケメン徴税吏員。滞納されている税金の取り立てが業務である。饗庭は基本的にいつも笑顔で軽いノリの脱力系。公務員だが堅苦しいところがなく、第一印象で誰にでも好かれる人たらし。税に対する豊富な知識、状況を的確に捉える観察眼、そして持ち前のコミュニケーション能力で相手を油断させて懐に入る能力に長けている。納税を督促する仕事には怖さや高圧的なイメージが伴いがちだが、饗庭は『敵じゃない、味方になりたいんです』と滞納せざるを得なくなった払えないワケを聞き出し、市民が本来受けられるはずの公的支援や税金控除などの知識に基づいて寄り添う方法を模索していく“神対応”な一流職員だ。そんな徴税吏員が様々な事情を抱える税金滞納者に真摯に向き合う姿を描きながら税金を通して見えてくる社会問題に斬り込む。税金の勉強になりそうなドラマ。

 

 

NHK日8(大河ドラマ) 継続中 『どうする家康』 松本潤、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、板垣李光人、広瀬アリス、松本まりか、里見浩太朗、松嶋菜々子、ムロツヨシ、松山ケンイチ、山田孝之、志田未来、角田晃広、溝端淳平、小手伸也、岡部大、寺島進、リリー・フランキー、他

これまでの戦国時代のキャラクターが極端に偏向した人物に描かれているため強い違和感がある。例えば明智光秀や豊臣秀吉は『麒麟がくる』の長谷川博己の明智光秀、佐々木蔵之介が演じた彼らとは全く別人である。他の単発時代劇ならそれも許されるかもしれないが、やはり長く続いている大河ドラマでは一定のイメージを覆すようなキャラ設定は避けていただきたいものである。

 

 

TBS日9 10/15 ~ 『下剋上球児』 鈴木亮平(主演)、黒木華、井川遥、小日向文世、生瀬勝久、松平健、小泉孝太郎、明日海りお、山下美月(乃木坂46)、きょん(コットン)、他

平凡な社会科教師が廃部寸前の弱小野球部の顧問となり日常が一変、高校野球を通して様々な愛が描かれる。原案は菊地高弘著『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』だが登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションとして制作。鈴木亮平演じる主人公は、大学まで野球一筋だがケガを機に引退した“ごく普通”の社会科教師・南雲脩司。32歳で大学へ再入学し、教師となり、三重県立越山高校に赴任して3年目。そんなある日、地元の大地主の孫が入学したことを機に、廃部寸前の弱小野球部の顧問を担当することになり、プライベートでは2児の父で、妻と共働き、さらに義父と同居の彼の日常が一変する。姉さん女房として南雲を支える妻の南雲美香(なぐもみか)に井川遥。越山高校の南雲の同僚教師・山住香南子(やまずみかなこ)に黒木華、南雲が顧問を引き受けるきっかけとなった、地元の先祖代々の大地主・犬塚樹生(いぬづかみきお)に小日向文世、越山高校の元教師で南雲が顧問に着任するまで野球部の顧問・監督と務めていたが定年退職後は監督となった横田宗典(よこたむねのり)に生瀬勝久、三重県一の野球強豪校として知られる星葉高校の野球部監督・賀門英助(がもんえいすけ)に松平健、越山高校の校長・丹羽慎吾(にわしんご)に小泉孝太郎、と日9ならではの豪華なキャスティングとなっている。高校野球を通して社会の教育や家族問題など様々な愛が描かれるようである。

 

 

テレ朝日10(朝日放送)日10 10/22 ~ 『たとえあなたを忘れても』 堀田真由(主演)、萩原利久、他

浅野妙子の脚本によるオリジナル作品。何度も記憶を失い続ける青年とその青年を愛する女性のラブストーリー。神戸の町を舞台に、堀田真由演じる、夢を失い生活苦に陥ってしまった音楽教室のピアノ講師・河野美璃(こうのみり)と、萩原利久演じる、記憶を失ってしまう『解離性健忘症』という障害を抱えながらもキッチンカーを運営し懸命に生きる青年・青木空(あおきそら)との恋物語が描かれる。

 

 

日テレ(読売テレビ)日22:30 10/22 ~  『セクシー田中さん』 木南晴香(主演)、生見愛瑠、他

原作は芦原妃名子のコミック『セクシー田中さん』(小学館)。自分の存在価値に自信を持てない派遣社員が、同じ職場の地味なアラフォー社員の正体を知り、新しい自分を見出していくというコメディ。木南晴香が演じるのは地味で友達も恋人もいないアラフォー会社員の“田中さん”こと田中京子。経理部所属、独身の40歳。TOEIC 900点越え、税理士の資格を持ち経理部のAIと評されるほど優秀な OL。しかし実は、秘密裡に超セクシーなベリーダンサー Sali という裏の顔を持っていた。そんな田中さんの夢は、いついかトルコかエジプトにダンスの勉強に行くこと、そして独り立ちして自分の名前でお客さんを呼べるダンサーになることだった。毎朝5時に起き、テキパキと家事をこなし、毎日のルーチンワークは決して崩さない。主婦力も高く料理も完璧だ。一方、『若くて可愛い』ことにしか自分の市場価値はないと焦り合コンに明け暮れながら虚しさと生きづらさを感じていた同僚の派遣社員・朱里(生見愛瑠)は、田中さんの“正体”を知り、彼女の“我が道”を行く生き様に惹かれ憧れていく。朱里は田中さんのファンとなり、同じベリーダンス教室に通うようになる。正反対な2人の関係性はその後化学反応を起こし、周りからのレッテルを跳ね除け、新しい自分を見出していくことになる。

 

 

 

10月ドラマはかなり異色な作品が目立つ。

変わったところでは主演が3~4人というドラマが2本ある。

そんな中、やはり豪華キャストをそろえたTBS日9が抜け出そうである。

久々にベテラン勢で固めたフジ月9の復活も期待される。

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2023年7月新ドラマ

2023-06-10 12:27:03 | テレビ番組

パンデミックは収束したかにみえるが、

感染者数は横ばい、さらにインフルエンザは流行遷延中と、

未だに安心できない状況が続いている。

 

そんな中での4月クールドラマ、全体にパッとしなかった。

蓋を開けてみれば、福山雅治の『ラストマン…』(TBS)の一人勝ち。

問題は月9のキムタクドラマ『風間公親…』(フジ)である。

ドラマに漂う暗いムードや BGM は悪くないと感じたが、

残念ながら視聴率は伸びなかった。

キムタクが風間公親のキャラを十分に演じ切れていないのが原因かも。

とはいえ後述のように視聴率ランキングは 3位なので、

やはり腐ってもキムタクである。

で、個人的な推しはテレ朝の『風よ聞いてくれ』。

芸歴の長い小芝風花だが、これまでのイメージを払拭するような

体当たり演技には好感が持てた。

次クールも彼女が出演するドラマがあるのでそちらも期待したい。

 

 

 

4月クールの各ドラマの視聴率を以下に記載する。

(数字はビデオリサーチ調べ・関東地区の世帯視聴率、〇数字は順位)

月9フジ『風間公親~教場0~』(全11話、平均9.80)

月10フジ『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』(全11話、平均7.80)

火9テレ朝『unknown』(全9話、平均6.21)

火10 TBS『王様に捧ぐ薬指』(全10話、平均6.96)

水9テレ朝『特捜9 season 6』(全9話、平均9.88)

水10日テレ『それってパクリじゃないですか?』(全10話、平均4.23)

水10フジ『わたしのお嫁くん』(全11話、平均5.62) 

木9テレ朝『ケイジとケンジ、時々ハンジ』(全9話、平均8.16)

木10フジ『あなたがしてくれなくても』(全11話、平均5.52)

金10 TBS『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(全10話、平均6.08)

土10日テレ『Dr.チョコレート』(全10話、平均6.73)

日9 TBS『ラストマン-全盲の捜査官-』(全10話、平均12.87)

日10時半 日テレ『だが、情熱はある』(全12話、平均4.14)

 

全体的に今クールは日テレの不調が目立つ。

相変わらずテレ朝は堅実、フジが意外に健闘した。

 

それでは、例によって

今年の夏ドラマを一通りチェックしてみたい。

 

 

フジ月9 7/10 ~ 『真夏のシンデレラ』 森七菜(主演)、間宮祥太朗(主演)、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司、他

海辺で一緒に生まれ育った“海辺のシンデレラ”である女友達3人組と、親の期待に応えるべく東京の一流大学に入学し、それぞれの道へ進むも優等生な日々を送る男友達。通常なら交わるはずのない男女が、真夏の海で運命的な出会いを果たす。複雑に交錯した感情や本音をぶつけ合いながら成長していく姿を描いたラブストーリー。森七菜演じる蒼井夏海(あおいなつみ)は、サップ(スタンドアップパドルボード)のインストラクター。明るくて、責任感が強く、困っている人を見ると放っておけない男勝りでサバサバした性格。父と弟の3人暮らし。父が経営する店の運営と家事全般をこなしながら多忙な日々を過ごしている。地元の女友達たちとつるんでいるときが至福の時間。負けん気は強いが家族を最優先する心優しい性格の持ち主。一方、間宮祥太朗演じる水島健人(みずしまけんと)は一流大学を卒業し、大手建築会社に務めるエリート。誠実で、優しすぎるがゆえに優柔不断な一面も秘めたいわゆる優等生タイプ。海洋生物学者になりたかったが、父親が有名な建築家で、親の期待に沿うよう建築家を目指している。高校時代から付き合いがある仲間たちと平凡な日々を過ごしていたが、今までにないタイプの夏海との出会いから、自身の心境に変化が訪れる。夏海の幼馴染みで地元で働く大工・牧野匠(まきのたくみ)に神尾楓珠、やはり地元で働く美容師アシスタント2年目の滝川愛梨(たきがわあいり)に吉川愛、健人の高校時代からの友人で大学の学友でもある佐々木修(ささきおさむ)に萩原利久、同じく健人の友人でお調子者の山内守(やまうちまもる)に白濱亜嵐、ライフセーバーとして活躍する早川宗介(はやかわそいうすけ)に水上恒司会、夏海の女友達で18歳の時に産んだ息子を育てるシングルマザー・小椋理沙(おぐらりさ)に仁村紗和らがキャスティングされている。これら男5人、女8人の恋愛群像劇が展開される。湘南を舞台にした夏の恋、昔良く観た定番の夏ドラマの感じだが、令和の時代の恋愛ドラマとして視聴に耐えうる作品となれるだろうか?

 

 

フジ(関西テレビ)月10 7/17 ~ 『転職の魔王様』 成田凌、小芝風花、他

『この会社で、この仕事で、本当にいいのだろうか?』自分の人生の“優先順位”を考え直す機会である転職をテーマに、毒舌敏腕キャリアアドバイザーが求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させてゆくというストーリー。原作は額賀 澪の小説『転職の魔王様』『転職の魔王様2.0』(PHP文芸文庫)。成田凌演じる主人公は、転職エージェント会社『シェパード・キャリア』のキャリアアドバイザー・来栖嵐(くるすあらし)。磨き上げられた革靴、オーダーメイドのスーツ、左足が不自由で杖を使うが、謎めいた雰囲気を持ち、威圧的。成績優秀なキャリアアドバイザーだが、求職者の心をへし折るような毒舌を放つため、『転職の魔王様』という異名をつけられている。しかしどんな手を使っても求職者の転職を成功させる手腕があり企業側からの信頼も厚い。不躾だが本質を突いた言葉を投げかけられることで、転職希望者たちは自らの仕事や生き方と否が応でも向き合うこととなる。来栖の相棒となるのが、小芝風花演じる未谷千晴(ひつじたにちはる)。大卒で大手広告代理店に就職するが、ハードな労働環境で『気持ち悪い社畜』となり、働く自信と希望をすっかりなくして休職。結局、入社から3年たたずに退職してしまった千晴は、叔母が経営する転職エージェント『シェパード・キャリア』を訪ね新しい職場を探そうとする。そこで来栖と出会い、“魔王”の洗礼を浴びることに。かつての職場で何があったのか、自分の本音が一体何なのか、目を背け胸の奥に隠してきた“本音”があぶり出されていく。ドラマは来栖ら異色の転職エージェントたちが一話完結の形で、毎回さまざまな事情を抱えた転職希望者に対峙、奮闘する姿と、求職者たちの人間模様、さらには転職業界の実態や知られざる裏側が描かれていく。

 

 

テレ朝火9 7/4 ~ 『シッコウ!!~犬と私と執行官~』 伊藤沙莉(主演)、中島健人(Sexy Zone)、織田裕二、勝村政信、渡辺いっけい、六角精児、笠松将、他

裁判所の職員で、情け容赦なく、強制執行によって財産、金品、不動産などを差し押さえたり、没収したりする国家公務員の執行官の世界に飛び込んだ主人公が、“犬担当”の執行補助者としてさまざまな事件や人々に関わっていく中で、その人たちの人生の“リスタート”を目撃していく。『執行官』とは裁判で出された結論が実現されない場合に、それを強制的に執行する仕事。家の明け渡しや、貴金属などの動産の差し押さえ、子の引き渡しなど、その仕事は多岐にわたる。伊藤沙莉演じる主人公・吉野ひかりはおおらかで明るく親しみやすい性格、勤めていた信用組合を辞め、一念発起して上京。憧れだったペット関連の仕事に就いたが、勤めた会社がある日『執行』を受け倒産する。突然職を失ったひかりだったが、その執行を行った執行官・小原樹(おばらいつき・織田裕二)からある能力を買われ『執行補助者』として新たな道を歩み始めることに。“ある能力”とは『犬にすごく好かれる』ことだった。そんなこんなで、ひかりは犬だけが大の苦手だという小原と凸凹バディを組むことになる。『“犬担当”の執行補助者』となったひかりが、さまざまな事件や人々に関わり、事案の裏に隠された悲喜こもごもの人間模様に触れていく。この二人の他に、小原たちが籍を置く執行官室の頼れる事務員・栗橋祐介(くりはしゆうすけ)に中島健人。黒縁眼鏡・ベストテンアームカバーという伝統の事務員スタイルで執行官たちの業務をサポートする。職業的に毎回犬が登場するというのも不自然な感じがするが、果たして盛り上がる要素が盛り込めるのか。

 

 

TBS 火10 7/11 ~ 『18/40 ふたりなら夢も恋も』 福原遥(主演)、深田恭子、鈴鹿央士、上杉柊平、出口夏希、長澤樹、八木勇征(FANTASTICS)、嵐莉菜、安田顕、他

青春と引き換えに勉強やバイト、出産に孤軍奮闘する“オトナ初心者”の18歳未婚の妊婦と、アラフォーにして恋愛素人の独身“オトナ未満女子”の、年の差が倍以上で生き方も正反対の2人の女性が、年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築き、それぞれが訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。本作のタイトルの “18/40” は主人公2人の年齢を表しており、今の時代の女性の生き方や悩み、葛藤をそれぞれの目線で描くオリジナルストーリー。福原遥演じる主人公・仲川有栖(なかがわありす)は、最愛の母から影響を受けて美術館の学芸員となり海外で活躍できるキュレーターになることを夢見ているごく普通の高校3年生。その母を11歳のときに突然病気で亡くしてからは、消防士の父・仲川市郎(なかがわいちろう)と二人暮らし。推薦で大学の文学部芸術学科への進学も決まっていた最中、予期せぬ妊娠によって18歳の人生が一変する。一方、深田恭子演じるもう一人の主人公・成瀬瞳子(なるせとうこ)は、もうすぐ40歳になるビジネスパーソン。現代アートを扱う会社で、アートとビジネスを繋ぐ仕事をしているやり手のアートスペシャリストだが、この10年間、恋はマナーモードのまま。年の差が倍以上で立場も違う2人が偶然出会い友情が芽生え、お互いの人生が大きく変わることになる。そんな彼女たちにそれぞれ訳あり男子が関わってくる。鈴鹿央士演じる、有栖の家の近所のボロアパートに住む大学生・黒澤祐馬(くろさわゆうま)は、プロダンサーを目指しているが有栖に話せない訳ありの事情を抱えていた。また、上杉柊平演じる加瀬息吹(かせいぶき)は美術品輸送専門ドライバーとして働いているが元プロ野球選手。口下手で不器用な正確から周囲からは無愛想に見られている。瞳子と金沢で運命的な出会いをすることになるが、彼もまた自分の中に抱えている訳ありの過去があった。朝ドラ後の福原遥、ちゃんと舞い上がることができるだろうか

 

 

テレ朝水9 6/7 ~ 『刑事7人 season9』 東山紀之、田辺誠一、小瀧望(ジャニーズWEST)、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣、他

今クールは変則的に6月スタートで既にオンエア中である。2015年にスタートした同ドラマも今回、シーズン9となる。今シーズンも、東山紀之演じる天樹悠をはじめ、海老沢芳樹(田辺誠一)、坂下路敏(小瀧望)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)ら専従捜査班のメンバー、そして、法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)を加えた“刑事ら”7人の活躍が描かれる。今回は終わったはずの10年前の夫婦殺害事件の死刑囚が死刑の直前に残した手記で、本人の関与を否定する記述を残していた。しかしその手記は何者かによって持ち去れていた。そんな中、新たな殺人事件を捜査するうちに、殺害された人物たちが10年前のある事件に関わりがあることが明らかとなる。時を同じくして、何者かにより警察組織の内部告発を行う『暴露チャンネル』が始動。不正を告発された警官たちの経歴にもまた、10年前の殺人事件が絡んでいた。さらに、その中には片桐の名前もあった。試される新専従捜査班の絆。そして、天樹たちの前に現れる、事件の鍵を握る盲目の女性と謎の男たち。すべての先には、悲しき真実が待っていた…。今回は初回から、もうそろそろ終わり、な雰囲気が漂っているが、シーズンを重ねるごとにドラマの趣が激変してきているため、スタート当初のイメージを引きずらずに視る方が良さそうだ。

 

 

日テレ水10 7/12 ~ 『こっち向いてよ向井くん』 赤楚衛二、生田絵梨花、岡山天音、藤原さくら、財前直見、他

ねむようこによる同題原作コミックをドラマ化。結婚だけが幸せのゴールではない現代を生きる33歳の向井悟(赤楚衛二)が主人公。10年ぶりに恋をしようと意気込む彼に待ち受けていたのは、すてき女子たちとの出会い、そして10年前の忘れられない元カノ。切実だが不器用、それでも恋を諦めきれない恋愛迷子たちのラブストーリー。仕事が出来て、雰囲気・性格も良い“いい男”の向井は、ふと気がつくと10年間恋をしていなかった。『前の彼女と別れた頃は余裕もなかったし頼りがいもなかっただろうけと今の俺なら…』と久しぶりの『恋』をしようと全力を尽くすが、向井に恋が始まる気配は全く訪れなかった。『恋愛の仕方を忘れてしまった男子』が、結婚だけが幸せのゴールではない時代の恋愛のゴールを求めて新たな恋を求めて『恋の仕方の間違い探し』の日々がスタートする。向井が忘れることのできない10年前の元カノ・藤堂三和子を生田絵梨花が演じる。向井とは同じ大学のボルダリングサークルで交際を始め、社会人になっても付き合い続けたが、23歳の時、ある事がきっかけで、どちらともなく距離ができ破局した。それ以来向井と会うことはなかった。仕事は順調で立派な大人にみえても、恋となると無様さをさらけ出してしまう30代男子の不器用な挑戦が描かれる。

 

 

フジ水10 7/12 ~ 『ばらかもん』 杉野遥亮、宮﨑莉里沙、綱啓永、豊嶋花、近藤華、山口香織里、飯尾和樹(ずん)、他

『ガンガンONLINE』『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2008年から2018年にかけて連載されたヨシノサツキによる同名コミックをドラマ化。日本一美しい海を擁するとも言われる長崎・五島列島を舞台に、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家が、出会った島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディー。タイトルの『ばらかもん』とは、長崎県・五島列島の方言で“元気者”を意味する。杉野遥亮演じる主人公は、都会生まれ、都会育ちの若き書道家・半田清舟(はんだせいしゅう)。書道界の家元の後継ぎで、若き新鋭として名を馳せ、世間にもてはやされてきたプライドの高い青年。しかし、ある挫折をきっかけに、長崎県の五島列島で一人暮らしを始めることになる。書の修行をするため、静かな一人きりの時間を過ごせるかと思いきや、近所の小学生・琴石なる(こといしなる)をはじめ、勝手に家に上がり込んでくる個性豊かで自由奔放な島民たちとの人付き合いや慣れない“田舎”での一人暮らしに翻弄される。島での生活や独特の慣習にしばしば戸惑うが、その度に島民たちに助けられ、励まされ、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも少しずつ成長し、新たな書の境地を拓いていく。書道家が主人公のドラマはめずらしいが、『舞いあがれ!』でもその美しい風景が話題となった五島列島が舞台ということで『五島効果』が期待される。

 

 

テレ朝木9 7/13 ~ 『ハヤブサ消防団』 中村倫也、川口春奈、満島真之介、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、生瀬勝久、古川雄大、山本耕史、大和田獏、麿赤兒、村岡希美、小林涼子、金田明夫、他

原作は池井戸潤の同題ホラーミステリー小説。スランプ気味のミステリー作家が亡き父の故郷、山間の“ハヤブサ地区”に移住し、穏やかな生活を期待していたが、地元の消防団に加入したのを機に連続放火騒動に巻き込まれ、さらには住民の不審死など怪事件に遭遇、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀と対峙することになる。主人公の三馬太郎(中村倫也)は崖っぷちのミステリー作家。5年前に“明智小五郎賞”を受賞し勤めていた会社を辞めて作家業に専念したまではよかったが、その後は新作を出すたびに初版の部数を削られ、ネットの評価も散々。自信を失い、筆の進まない日々が続いていた。ある日、亡き父から相続し放置したままになっていた一軒家の様子を確認するために、太郎は山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れる。太郎はハヤブサの豊かな自然に心をつかまれこの地に移住することを決意する。新生活を始めてまもなく、太郎は地域の飲み会に参加。そこで知り合った男たちに“消防団”への入団を勧められる。運動部に入ったこともなく非力な太郎は、自分にはまったく似合わないからと、一旦は入団を断る。ところが直後、ハヤブサ地区の一軒で火災が発生。消防団の必死の鎮火活動を目の当たりにした太郎は、自分も新たな居場所であるハヤブサを守りたいという思いに駆られ、消防団への参加を決意する。だが、団員たちによると、ハヤブサ地区では今年に入って不審火が続いており、今回の火災で3件目。メンバーは、連続放火事件を疑っているという。まさか、この長閑なハヤブサ地区のどこかに放火犯がいるのかとゾッとする太郎だが、その矢先、住民のひとりが行方不明になるという事態が起きる。そんな中、太郎は父の墓参りの際に墓地で見かけた女性・立木彩(川口春奈)とハヤブサ地区唯一の居酒屋で再会。彼女は太郎より少し前に東京から同地区に移住してきた影像ディレクターだった。田舎町ではひときわ目を引く洗練された美貌の持ち主。影像系の専門学校の講師を務める傍ら、同地区をPR する町おこしドラマ企画を立ち上げ活動していた。その脚本執筆を依頼したことから太郎に急接近するが、彼女には誰にも言えない過去を秘めていた。太郎はミステリアスな彼女のことが気にかかるようになる。

 

 

フジ木10 7/20 ~ 『この素晴らしき世界』 若村麻由美、木村佳乃、沢村一樹、マキタスポーツ、他

平凡な生活を送る“主婦”が、ひょんなことから芸能界で活躍する“大女優”に成り済ましながら二重生活を強いられる“成り済ましコメディー”。えっ?若村麻由美が主演?とお思いの方も多いのではないか。それは主演予定だった鈴木京香が体調不良により急遽降板となったためである。若村が演じる主人公・浜岡妙子は子育ても落ち着きこれからの人生を考えていた主婦。家事には一切協力してくれず、妙子については女性としても妻としても無関心な夫・陽一(マキタスポーツ)と平凡な生活を送っていた。一方、大女優・若菜絹代は傲慢な女性。所属するプロダクションの社長・比嘉莉子(木村佳乃)にもひどい言葉を浴びせ続けるなど尊大な態度をとっていた。そんな絹代が突然失踪する。対応に追われる比嘉は容姿がそっくりの妙子を絹代に成り済まさせる。絹代のひも状態だった夫の・水田夏雄(沢村一樹)も協力し、妙子に女優としての振るまいを優しく教えていく。最初は戸惑っていた妙子だったが、未知のエンターテインメントの裏側を体験していくうちに心の中に眠っていた何かが目覚め、自分の現実の幸せに気付くことができるようになる。発想は突飛だが、キャストはおばさん、おじさんオンリーで地味~なドラマになりそう。

 

 

TBS金10 7/14 ~ 『トリリオンゲーム』 目黒蓮(Snow Man)、佐野勇斗、福本莉子、吉川晃司、國村隼、竹財輝之助、他

『ビッグコミックスペリオール』(小学館)で連載中の原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一の同名コミックのドラマ化。“世界一のワガママ男”のハルと、“真面目で不器用なエンジニア”のガクという正反対の二人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世の全てを手に入れようと成り上がる姿が描かれる。“世界一のワガママ男”である主人公のハル(天王寺陽・てんのうじはる)を演じるのは目黒蓮。ハッタリと野心と類いまれなコミュニケーション能力が武器。そんなハルとタッグを組むのが、佐野勇斗演じるガク(平学・たいらまなぶ)。真面目で不器用だが、ずば抜けた技術を持つエンジニア。ハルはそのコミュニケーション能力で老若男女あらゆる人からモテる、まさに天性の人たらし。人間関係が絡み合う未知の世界にも果敢に飛び込み、その度胸と流れるような口八丁で人心掌握術を遺憾なく発揮していく。ハッタリばかりの楽天家に見えて、その実、計算高く、悪いことにもブレーキの利かない危険な男。底知れぬ野心家で、日本最大の老舗IT企業『ドラゴンバンク』の内定を内定式の最中に辞退し、その会社を飲み込んで1兆ドルを稼ぎ出し、この世のすべてを手に入れようと目論むことから『トリリオンゲーム』が始まる。一方、ガクは、ハルとは正反対に人とのコミュニケーションは苦手だが、優れたプログラミングスキルが武器のパソコンオタク。幼少期からとにかくプログラミングコードと向き合い続けてきたこと以外は、ごく普通の心優しい青年なのだが、その能力や人柄は就職活動においては全く評価されず、ずっと憧れていた『ドラゴンバンク』からも不採用を言い渡されてしまう。そんな時、中学時代の同級生・ハルと再会し、ともに1兆ドルを稼ぐ夢へと挑戦することになる。事業計画も起業資金もゼロからの二人が起業する『トリリオンゲーム』社。“何者でもない”ハルとガクが企業の成長に必要な才能を求め個性的な仲間を増やし、知恵とハッタリと確かな技術で大資本『ドラゴンバンク』からの妨害も跳ね返し前代未聞のロードマップを駆け上がっていく姿が描かれる。

 

 

テレ朝 金23:15 7/7 ~ 『警部補ダイマジン』 生田斗真、土屋太鳳、向井理、小澤征悦、シシド・カフカ、浜野謙太、他

原作リチャード・ウー、作画・コウノコウジによる人気漫画『警部補ダイマジン』(週刊漫画ゴラク連載中)をドラマ化。強い正義感をもつ警視庁捜査一課のエースが、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、悪をもって悪を制すというダークヒーローの物語。監督は三池崇史。生田斗真演じる主人公・台場陣(だいばじん)は警視庁捜査一課のエース。その名をもじって『ダイマジン』と呼ばれるほどの剛腕の持ち主。強い正義感を胸に、誰よりも早く現場に駆けつける熱血漢だが、彼には法では決して裁けない犯人を自ら殺害してしまった過去があった。そのことを頭脳明晰で冷淡な警視正・平安才門(ひらやすさいもん)に知られてしまい、半強制的に彼の『奴隷』としてこき使われることになる。平安率いる特命捜査対策班に異動し、彼の指示で警察がとても手を出せない犯人を《秘密裏に始末》することになる台場だが、決して触れてはならない警察組織や国家の暗部に踏み込み“悪を持って悪を制する”過激な活躍を見せる。生田斗真が原作のダイマジンのイメージとあまりにかけ離れているためピンとこないのだが、とりあえず原作は横に置いといて視聴してみたい。

 

 

日テレ土10 7/15 ~ 『最高の教師 1年後、私は教師に■された』 松岡茉優、芦田愛菜、當真あみ、田牧そら、加藤清史郎、本田仁美(AKB48)、他

完全オリジナル脚本の作品。卒業式の日に4階から突き落とされた女教師が、始業式の日の教室にタイムリープし、真相を突き止めるために生徒に本気で向き合っていくSFサスペンス学園ドラマ。松岡茉優が演じる主人公は、鳳来高校3年D組の担任・九条里奈。時代に流され、生徒に寄り添うことを諦めた高校の化学教師。卒業式の日に『担任生徒の誰か』に突き落とされてしまうが、その瞬間、時を遡る。教卓に立つ里奈の目の前に見えたのはその1年後に自分を殺害することになる『30人の容疑者』だった。そんな3年D組の生徒の一人・鵜久森叶を芦田愛菜が演じる。一人、教室の中で自分の世界を育む真面目な優等生だが、実はクラス全員から“標的”にされる不遇な人生を歩んでいた。九条が1度目に歩んだ1年間では、1学期の途中で不登校となっていた。この新たな世界で、彼女の学校生活を変えることはできるのか。彼女が心の奥底にしまい込んだ感情がクラスの命運を握る。これまで、生徒を想い死力を尽くす“教師”は絶滅したと考えてきた九条だったが、自分の『命が係る場合』はその限りではないと“覚悟”を決め、教室、人生、その全てを覆し命がけで生徒に向き合おうとする。なかなか興味深い内容のようである。

 

 

NHK日8(大河ドラマ) 継続中 『どうする家康』 松本潤、岡田准一、阿部寛、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、板垣李光人、広瀬アリス、有村架純、古川琴音、松本まりか、里見浩太朗、松嶋菜々子、ムロツヨシ、松山ケンイチ、山田孝之、北川景子、志田未来、角田晃広、小手伸也、岡部大、寺島進、中村勘九郎、田辺誠一、立川談春、酒向芳、野間口徹、渡部篤郎、リリー・フランキー、他

戦に明け暮れた時代のはずだが、いかにも軽い。城内は普通のリビング、戦場は近くの公園、の感じで、戦国時代の緊迫感はゼロ。セリフに重みがないだけでなく、毎話の脚本が行き当たりばったりの感じである。過去回の伏線というものがなく後に活かされることもない。この先、家康も次第に立派になっていくのかも知れないがもう少し彼をリスペクトする内容があっても良いのではないかと思ってしまう。

 

 

TBS日9 7/16 ~ 『VIVANT』 堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司、飯沼愛、他

完全オリジナル作品。まるで映画のように主役級の俳優が集結しており、『半沢直樹』と『下町ロケット』と『陸王』が合体したような超豪華キャスト。『VIVANT』(ヴィヴァン)はフランス語で、『生きている』『活気のある』という意味。現時点で公式ホームページには『敵か味方か、味方か敵か―冒険が始まる』という意味深なキャッチコピーのみ載せられておりドラマの内容は明かされていない。このままあらすじが伏せられたまま番組がスタートする可能性もある。

 

 

テレ朝日10(朝日放送)日10 8/6 ~ 『何曜日に生まれたの』 飯豊まりえ、他

野島伸司の脚本によるオリジナル作品。ある出来事をきっかけに18歳から10年間引きこもり生活を送っている20代無職の女性が主人公の物語。ラブストーリーか、ミステリーか、人間ドラマか、社会派か。先が読めない予測不能の衝撃作とのことで、具体的な内容は現時点で不明。ある日をきっかけに引きこもりになってしまう黒目すいを飯豊まりえが演じる。『何曜日に生まれたの』とは、村上春樹の新作『街とその不確かな壁』に出てくる『生まれた曜日を教えてくれる』少年とは全く関係はないのだろう。ここ最近ヒット作がなかった野島伸司だが、かなりトリッキーと目される今回の新作に期待したい。

 

 

日テレ(読売テレビ)日22:30 7/2 ~  『CODE―願いの代償―』 坂口健太郎、染谷将太、松下奈緒、臼田あさ美、堀田真由、青柳翔、黒羽麻璃央、兵藤巧海、三浦貴大、鈴木浩介、玉山鉄二、他

婚約者を失って絶望の淵に落ちた刑事が「どんな願いもかなえる」という謎のアプリ“CODE”を手にして恋人の死の真相を追い求めるサスペンス。坂口健太郎演じる主人公の刑事・二宮湊人は神奈川県警暴力団対策課の刑事。幼い頃に両親を亡くし破滅的な人生を送ってきたが、恋人・悠香との出会いをきっかけに人を信頼できるようになっていた。交際5年を迎えた頃、悠香の妊娠がわかり、幸せの絶頂にいた。しかしその恋人が不審な事故に巻き込まれ非業の死を遂げてしまう。恋人の死の原因が事故だとは納得できない彼の元にどんな願いも叶えるという謎のアプリ“CODE”が届く。そのアプリを使って二宮は彼女の死の真相を追うが、このアプリを使う先には大きな代償が待っていた。一方、ある理由から“CODE”の謎を追う正体不明のフリー記者・椎名一樹(染谷将太)が二宮の行動を嗅ぎまわっていた。また、“CODE”のプレイヤーとなる二宮のことを監視している謎の女性・三輪円(松下奈緒)もいて、彼女は悠香が死んだ不審な事故に関わっているとみられた。果たして恋人の死の真相は?そして謎のアプリ“CODE”の背後に潜む陰謀とは?というよくわからないサスペンスドラマ。

 

 

7月ドラマも多彩な内容だが、個人的には

中村倫也(テレ朝)、松岡茉優(日テレ)、堺雅人(TBS)の

主演ドラマに期待したい。

とはいえ意外に面白いドラマがあるかもしれないので、

それぞれしっかり視聴していただきたい。

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2023年4月新ドラマ

2023-03-15 15:36:32 | テレビ番組

ようやく新型コロナ・パンデミックも下火の兆しが見えてきた。

いよいよマスクの着用も個人の判断に委ねられ、

5月には5類感染症に格下げとなる見込み。

これによって世の中はどう変わっていくだろうか?

良い方に向かうことを祈るばかりである。

 

さて1月クールドラマ、『相棒』以外はほぼ全滅状態といえそう。

個人的には『リバーサルオーケストラ』『ブラッシュアップライフ』の

日テレドラマは良かったと思う。

TBSは豪華キャストをつぎ込むも日曜劇場含め

今クールはどのドラマも数字が獲れていない。

TBSにはしっかり企画を練り直していただきたいものだ。

イケナイ太陽~、Na~Na~Na~NaNa、Na~NaNa~、Na~Na~Na~NaNa、Na~NaNa~ (日テレ、『ブラッシュアップライフ』より)

 

まずは、1月クールの各ドラマの世帯視聴率を以下に示す(〇数字は順位)。

(視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区、一部番組は終盤 WBC 中継でかなり影響を受けた)

 

月9フジ『女神の教室~リーガル青春白書』(全11話、平均6.97)

月10フジ『罠の戦争』(10話まで、平均8.39)

火9テレ朝『星降る夜に』(全9話、平均7.04)

火10 TBS『夕暮れに、手をつなぐ』(全10話、平均6.26)

水9テレ朝『相棒 season 21』(全21話、平均13.34)

水10日テレ『リバーサルオーケストラ』(全10話、平均6.52)

水10フジ『スタンドUPスタート』(全11話、平均3.25)

木9テレ朝『警視庁アウトサイダー』(全9話、平均9.49)

木10フジ『忍者に結構は難しい』(全11話、平均5.25)

金10 TBS『100万回言えばよかった』(全10話、平均7.69)

土10日テレ『大病院占拠』(全10話、平均7.09)

日9 TBS『Get Ready!』(全10話、平均9.34)

日10時半 日テレ『ブラッシュアップライフ』(全10話、平均6.23)

 

 

それでは4月以降、新型コロナ第9波がやって来ないことを祈って

4月クールの新ドラマをチェックしてみたい。

 

 

フジ月9 4/10 ~ 『風間公親~教場0(ゼロ)~』 木村拓哉、染谷将太、北村匠海、赤楚衛二、白石麻衣、新垣結衣、坂口憲二、他

2020年と2021年に新春SPドラマとして放映された『教場』シリーズの連続ドラマ化。キムタクの月9主演は2014年の『HERO』第2シリーズ以来、9年ぶり、11作目となる。本ドラマの原作は、長岡弘樹による警察小説『教場』シリーズ、『教場0 刑事指導官・風間公親』『教場X 刑事指導官・風間公親』(小学館)。ドラマ『教場』『教場Ⅱ』では、神奈川県警の警察学校を舞台に、キムタク演じる教官の風間公親(かざまきみちか)による冷徹な指導が描かれた。今作の舞台は“教場”ではなく“風間道場”という新たな舞台で“刑事指導官”風間公親が描かれる。風間が右眼を失ったいきさつの詳細、風間が警察組織に対して激しい恨みを持つ理由などが明らかにされる。ドラマの時代設定は、風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた当時に遡る。そこはキャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっており、“風間道場”とも呼ばれていた。風間とともに殺人事件の現場に臨場し、完全犯罪を目論む犯人や挑戦的な容疑者の前で、事件捜査の基本を試され叩き込まれていく、さながら“事件現場自体が教場”とも言えるOJT(On The Job Trainingの略称)型の事件捜査だった。そこで風間に、刑事失格の烙印を押された刑事たちは、風間流の事件捜査を学び、自らの無力さを感じ取り、やがて後輩刑事たちはひとりずつ“風間道場”を卒業していく。刑事時代の風間が後輩刑事たちと担当する事件を経て、点と点が結びつき、“風間教場”の先へとつながる線となっていく。そして物語が終盤にさしかかるにつれ、風間がいかにして“教官”風間公親へと変貌を遂げたのかが明らかとなる。風間とバディを組み指導を受けることになる素行の悪い新人刑事・中込兼司(なかごめけんじ)に染谷将太、風間が右眼を刺された時にバディを組んでいた新人刑事・遠野章宏(とおのあきひろ)に北村匠海、緊張しやすく心優しい性格を風間から叩き直される地域課の警官上がりの刑事・瓜原潤史(うりはらじゅんじ)に赤楚衛二、そしてやはり風間から厳しい指導を受けることになるシングルマザーの新人刑事・隼田聖子(はやたせいこ)に新垣結衣、など風間のバディ役に豪華メンバーがキャスティングされている(キムタク様に忖度?)。

 

 

フジ(関西テレビ)月10 4/17 ~ 『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』 天海祐希、松下洸平、白石聖、中川大輔、丸山智己、仲村トオル、他

原作は柚月裕子の小説『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』。元弁護士というワケありな経歴を持つ女探偵と、女性が苦手な IQ 140超の青年がバディを組み社会にあふれる不条理な事件と、それぞれが抱える過去の確執に立ち向かう。天海祐希演じる主人公・上水流涼子(かみづるりょうこ)は凄腕弁護士として活躍していたが、ある傷害事件をきっかけに弁護士資格を剥奪されてしまう。その後、『探偵事務所 上水流エージェンシー』を立ち上げ、探偵業へと転身する。殺しと傷害以外の依頼は全て受けるスタンスだが、依頼料だけで200万円という破格のギャラ。その分、法律や常識を無視し超大胆に事件を解決していく。激辛の食べ物をこよなく愛しており、嗜好も一風変わっているというクセのある女性。一方、同探偵事務所で相棒を務めるのが松下洸平演じる頭脳明晰な青年・貴山伸彦(たかやまのぶひこ)。上水流との偶然の出会いから『探偵事務所 上水流エージェンシー』で働くことになる。多くの分野に精通しており一見完璧にも見えるが、女性が苦手でうまく話せないという弱点がある。突拍子もない上水流涼子のやり方にイヤイヤながらも引っ張られ、探偵バディとして事件の解決に一手を加える。2人が立ち向かうのは依頼者を困らせる理不尽な悪党たち。時に手段を選ばない上水流を、貴山が頭脳を生かしてサポートするという絶妙なコンビネーションで、不条理な事件を解決へと導いていく。様々な事件を解決すると同時に、2人はそれぞれが抱える過去の確執にも立ち向かう。上水流が弁護士資格を剥奪されたきっかけとなった傷害事件の記憶を全く失っていることの真相、そして貴山が抱える家族との確執が明らかとなる。令和版『探偵物語』風なドラマ?

 

 

テレ朝火9 4/18 ~ 『unknown(アンノウン)』 高畑充希(主演)、田中圭(主演)、町田啓太、麻生久美子、吉田鋼太郎、他

凄惨な連続殺人事件が起こる町を舞台に秘密(unknown)を抱えた男女の愛を描くオリジナルのラブ・サスペンス。誰にでも多かれ少なかれ秘密はあるもの。大切な人が、これまで誰にも言えずひっそり抱えて生きてきた秘密(=unknown)を知った時、それでも未知の世界(Stranger Things)を受け入れて変わらず人を愛することの意味が追求される。高畑充希演じる闇原こころ(やみはらこころ)は誰にも言えない秘密を抱える週刊誌『週刊熱波』のエース記者。一方、田中圭演じるバツイチの交番警察官・朝田虎松(あさだとらまつ)も重い秘密を抱えていた。2年前のある夜、こころは酔いつぶれて家の前に倒れていた虎松と最低最悪の出会いで知り合うが、その後次第に惹かれ合い付き合うことになる。そして交際を始めて1年、こころは30歳の誕生日を迎えお互い結婚を意識し始めたものの秘密を打ち明ける勇気がなく前に踏み出せないでいた。2人はいたって平和な町に暮らしていたのだが、近隣で起きた3件の連続殺人事件が未解決となっていた。いずれの事件も遺体から血液が抜かれていて殺害方法も共通していることから同一犯のよる犯行とみられていた。しかし、犯人につながる手がかりがないまま5年が経過し、人々の記憶も薄れてきた今になって再び惨劇が始まる。通報を受け、臨場した現場で被害者の遺体を見た虎松はなぜか思い詰めた表情を浮かべる。そして、この猟奇的な犯罪に興味を示した週刊誌の編集長が特集記事を作ると言い始めこころは複雑な気持ちになる。そして、この惨劇は一度では終わらず、日頃から仲良くしている町の住人たちが次々に事件に巻き込まれていく。そしてこれらの事件に2人が背負って生きてきた暗い秘密までが交錯していくことになる。

 

 

TBS 火10 4/18 ~ 『王様に捧ぐ薬指』 橋本環奈、山田涼介(Hey!Say!JUMP)、坂東龍汰、長尾謙杜(なにわ男子)、りょう、塚地武雅、松嶋菜々子、他

絶世の美女の“ド貧乏シンデレラ”と“絶対的王様”の御曹司との、愛は一切なしの “メリット婚”から始まる超打算的シンデレラストーリー。原作はわたなべ志穂による同名漫画。大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”が繰り広げるラブコメディ。橋本環奈演じる主人公・羽田綾華(はねだあやか)は結婚式場『ラ・ブランシュ』に入社したばかりの新人ウェディングプランナー。誰もが認める“絶世の美女”で昔からモテモテだが、外見ばかり見る男性たちに嫌気が差し、恋愛はほとんどしたことがない。さらに、美人すぎるがゆえに周囲から誤解され妬まれることも多くトラブルの絶えない人生を送っていた。華やかな容姿とは裏腹に、ズケズケとものをいう強気な性格。実家は小さな蒲鉾店を営んでおり、弟と妹が4人いる。大家族の長女として生まれた綾華は、家計を助けるために学費も自分で稼がなければならなかった。経済的には苦労しているがいつも支えてくれる家族は綾華にとって何よりも大切な存在となっている。そんな綾華の人生に突然のプロポーズで転機が訪れる。プロポーズをしたのは山田涼介演じる新田東郷(にったとうごう)。大企業『新田ホールディングス』の後継者で、綾華が働く『ラ・ブランシュ』の社長。絶対的な権力を持つワンマンタイプで、従業員からは陰で『王様』と呼ばれている。これまで女性に困ったことはないが本当の恋はしたことがない。メリットだけで結婚を選んだ2人の打算だらけの結婚生活がスタートする。この2人以外のキャストとして、綾華の高校時代の同級生で彼女の初恋相手でもある神山絢斗(かみやまけんと)を坂東龍汰、綾華の弟で2人の結婚に疑念を抱くようになる羽田陸(はねだりく)を長尾謙杜、東郷の母親で、笑顔の裏に穏やかならぬ感情を隠し持つ新田静(にったしずか)を松嶋菜々子が演じる。この手のシンデレラストーリーはもう使い古されたネタなのでは?

 

 

テレ朝水9 4/5 ~ 『特捜9 season 6』 井ノ原快彦、深川麻衣、中村梅雀、羽田美智子、吹越満、田口浩正、山田裕貴、他

Season5 の最終回で、旅行中?で異動するかと思われた新藤亮(山田裕貴)が、結局これからも特捜班に戻るのか?車椅子生活となっていた村瀬刑事(津田寛治)の復帰や生意気な三ツ矢翔平(向井康二)はどうなるのか?主演の井ノ原快彦が『ジャニーズアイランド』の社長に就任したことから一層ジャニーズ色が強まるのではないかと期待(懸念?)する。

 

 

日テレ水10 4/12 ~ 『それってパクリじゃないですか?』 芳根京子 , 重岡大毅(ジャニーズWEST)、常磐貴子、他

原作は奥乃桜子の小説『それってパクリじゃないですか?~新米知的財産部員のお仕事~』(集英社オレンジ文庫)。知的財産をテーマにしたドラマ。飲料メーカーの開発部で働く主人公・藤崎亜季(芳根京子)がある情報漏洩をきっかけに知的財産のプロで弁理士資格を持つエリート上司・北脇雅美(重岡大毅)とタッグを組むことになる。主人公の藤崎は飲料メーカー・月夜野ドリンクの開発部員だったが、ある出来事をきっかけに知的財産の業務につくことになる。高校時代はソフトボール部に所属していたが万年補欠の代打要員。期待されると気合いが入るものの自己評価は意外と低く、自分の意見を主張するのが苦手。その分、人の優しさや弱さに気付き情けにもろい。最初は知的財産の知識はゼロだったが様々な問題に触れることでどんどん成長していく。この藤崎とタッグを組むことになるのが北脇。月夜野ドリンクで起きたある出来事の調査のため親会社からやってきたエリート社員。知的財産のプロフェッショナル『弁理士』の視覚を持つ。仕事においては完璧で隙がなく、合理的で無駄を嫌うツンデレ上司。信条は『ビジネスに正義なんかない』。情にもろく感覚的な亜季に対して批判的で厳しい言葉をかけ冷徹な態度を取る。この2人の凸凹コンビが、あくどい他社のパクリなど、知的財産をめぐって巻き起こす様々な問題から会社を守ろうと奮闘する。知的財産について勉強になるかも。

 

 

フジ水10 4/12 ~ 『わたしのお嫁くん』 波瑠、高杉真宙、前田拳太郎、仁村紗和、中村蒼、他

原作は柴なつみの同名コミック(『Kiss』[講談社]で連載中)。仕事を完璧にこなし、同僚たちからも憧れの存在でありながらも“ズボラ女子”の一面をもつ主人公が、あることをきっかけに、会社の後輩で家事が圧倒的に得意な“家事力最強男子”を嫁に迎えるという社会派ラブコメディー。波瑠演じる主人公は大手家電メーカー『ラクーン・エレクトロニクス』の営業部エースの OL・速見穂香(はやみほのか)。5期連続で営業成績ナンバー1を獲得し、優秀社員賞も受賞するなど、同僚からは『ほとんどのクライアントを、会ったその日に落とす、営業の神』と呼ばれている。さらに、飲み会の場でシャツを汚してしまった人を見つけるや否や、さっとハンカチを出して拭き始めるなど、みんなの理想のお嫁さん的存在でもあった。そんな彼女だったが、実はプライベートでは“汚部屋”で暮らすズボラ人間であるということを隠していた。一方、穂香と“お嫁くん”としてルームシェアをすることになるのが髙杉真宙演じる山本知博(やまもとちひろ)。知博は穂香と同じ会社の営業部で働く入社3年目の後輩社員。3人兄弟の末っ子で、個性の強い兄に溺愛されながら育ってきた。また、幼い頃から忙しい母に変わり兄弟で家事をしてきたため、神レベルの家事力には絶対の自信を持っている。穂香と共に営業先をまわることがあり、仕事ができる姿に強い憧れを抱いていた知博だったが、あることがきっかけで、穂香の本当の姿を知ることになる。ちょっと前にあったドラマ・『私の家政夫ナギサさん』の家政夫がオジさんから若者に変わっただけという感じでやや新鮮味に欠ける。

 

 

テレ朝木9 4/13 ~ 『ケイジとケンジ、時々ハンジ』 桐谷健太、他

2020年1月期に放映された、元体育教師の情熱刑事と東大卒の頭でっかちな超エリート検事が仲良くケンカしながら難事件に挑むドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』の片割れが不倫で脱落。残った桐谷健太が引き続き本ドラマで元体育教師の情熱刑事を演じることになる。福田靖一によるオリジナルドラマ。本作では“情熱刑事” VS. “日本屈指の頭脳を持つ検事チーム” VS. “唯我独尊の判事”の構図を基本とした群像劇となりそう。主人公の人情味あふれる熱血な刑事・仲井戸豪太は己の足と刑事の勘、元体育教師の情熱を生かした操作を展開する。仲井戸の前に立ちはだかるのが、『人を裁くには法が全て。人生経験や人情など関係ない』と言い放つ“日本屈指の頭脳”を持つ検事チーム。そこへ、新たに司法サイドから、唯我独尊の判事(裁判官も)参戦する。刑事が請求する逮捕令状や家宅捜索令状は判事[裁判官]が認めなければ発行されない。さらに検事が求める“被疑者の勾留請求”やその延長についても判事が決定権を握っているからである。その揺るぎない存在は、組織のしがらみも多い刑事や検事にとって、いわば目の上のたんこぶ、難攻不落の存在となっている。《令状→逮捕→送検→起訴→令状→裁判》という一筋縄ではいかない過程の中、学歴も身分も収入も資格も捜査方針もまったく違う“決して交わらない人々”が真っ向からぶつかり、交わっていく姿が描かれる。三つ巴の物語を展開したいのはわかるが、東出昌大の復帰が叶わないのなら、いっそすっかり元から作り変えた方がいいように思うのだが、さほど好評ではなかった前作(視聴率 9.9%)にここまでこだわるのか疑問。

 

 

フジ木10 4/13 ~ 『あなたがしてくれなくても』 奈緒、岩田剛典、田中みな実、永山瑛太、さとうほなみ、武田玲奈、他

原作はハルノ晴の同名コミック(双葉社刊)。社会問題となっている夫婦のセックスレスをテーマにした大人の恋愛ドラマ。奈緒演じる主人公は32歳のOL・吉野みち(よしのみち)。建設会社の営業課で働き、平凡だが不自由ない生活を送っている。永山瑛太演じる夫・吉野陽一(よしのよういち、37歳)とは結婚5年目の今でも仲は良いのだが、2年間2人の間にセックスがなかった。毎晩同じベッドで寝ているのに陽一は決してみちに触れようとしない。『女としての魅力が足りないのかもしれない』と、後輩のアドバイスもあって、みちは派手な下着を購入してみたり、スキンケアしたりと努力を重ねるが、いつも期待外れの結果に終わってしまう。約束してもすっぽかされ、夫の愛を感じられない日々を送っていた。『このまま女として終わるのか』と漠然とした不安を抱えているうちに、夫婦の関係は少しずつこじれていく。一方の陽一はカフェで雇われ店長をしていて、コーヒーには強いこだわりを持っていた。人付き合いが苦手で接客には向かず、店はあまり繁盛していない。人との関わりを避けて生きる陽一にとって、みちは唯一全く気を遣わずに一緒に居られる存在。自分のダメな部分も含めて優しく受け入れてくれる彼女のことをもちろん愛しているのだが、いざその場面になるとプレッシャーに感じてしまい、いつも適当にはぐらかして逃げてしまっていた。陽一はセックスレスでもいい夫婦関係を築けていると信じている。もう一組の夫婦は岩田剛典演じる新名誠(にいなまこと、36歳)と田中みな実演じる妻の楓(かえで、36歳)。誠はみちの会社の上司、働きぶりは優秀で人当たりも良くそのうえ端正な顔立ちのためひそかに社内のファンも多い。しかも愛妻家だともっぱらのウワサで、キャリアウーマンの妻・楓に代わって家事もこなす良き夫でもあった。とにかくモテる新名だが、浮ついたそぶりは一切見せず、模範的な人生を送っていた。自立した女性がタイプで、楓はまさに理想の女性。ファッション誌という華やかな世界で生き生きと活躍する楓を献身的に支えることに生きがいを感じていたが、新名もまた、誰にも言えない秘密を抱えていた。一方、楓はファッション誌の副編集長に就任したばかりのバリキャリ女性。自分磨きも怠らず容姿にも自信があり、周囲からは美男美女の理想の夫婦だと思われていた。今がキャリアの正念場だとプレッシャーを感じていて、プライベートを犠牲にして仕事に没頭する日々。誠が献身的に支えてくれるから今の自分があると感謝しているが、心に余裕がなく、誠をぞんざいに扱ってしまうことが多々あった。どんな時も優しく気遣ってくれる誠だが、夫婦で向き合う時間はほとんど取れておらず、彼の本音には気付けないでいる。危ういながらも均衡が取れていたはずの2組の夫婦だったが、ある日、夜の約束を陽一にすっぽかされたみちは、一人寂しく夜風を浴びながら缶ビールを飲んでいた。そこに偶然、誠が通りかかり、二人は肩を並べて飲むことに。するとみちは酔いに任せて夫とセックスレスであることを誠に告白してしまう。そしてその日を境に、それぞれの夫婦が抱える問題が表面化していく。なかなか見るのが辛そうなドラマである。

 

 

TBS金10 4/21 ~ 『ペンディングトレイン(Pending Train)-8時23分、明日 君と』 山田裕貴、赤楚衛二、上白石萌歌、日向亘、片岡凜、井之脇海、古川琴音、藤原丈一郎、松雪泰子、杉本哲太、他

電車の車両が突如、見知らぬ未来の世界に投げ出され、乗り合わせた人々のサバイバル生活を描くヒューマン・エンタテインメント。8時23分、都心へと向かう電車では、SNSをチェックしたり動画を見たりとほとんどの乗客がスマートフォンを見ているいつもと変わらない朝。しかし、突如として電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまう。水も食料もなく、SNSはおろかスマートフォン自体が役に立たない世界に突然放り出された乗客たちのサバイバル生活が幕を開ける。同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが、電波が通じないだけでなく水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうと奮闘する姿が描かれる。山田裕貴が演じる主人公・萱島直哉(かやしまなおや)はメディアでも活躍するカリスマ美容師。仕事柄、コミュニケーション能力は高いが、どこか捉えどころがなく心を閉ざしている一面があった。そこには、直哉がこれまでに経験してきた複雑な過去が関係していた。そんな直哉だったが、極限下に放り出されたたことで、葛藤を抱えながらも成長をみせていく。また直哉とバディを組むことになる正義感あふれる消防士・白浜優斗(しらはまゆうと)を赤楚衛二が演じる。お互い昨日まで他人だった電車の中の様々な乗客たちが突如“日常”を奪われ何もかも遮断され“ペンディング”された(差し迫った?)“非日常”の世界の中で生き抜き抜こうとする姿が描かれる。果たして乗客たちは元の世界に戻り、会いたい人と再会することができるのか?

 

 

テレ朝 金23:15 4/21 ~ 『波よ聞いてくれ』 小柴風花、北村一輝、片寄涼太、原菜乃華、他

沙村広明の同名コミックが原作。地上波でアニメ化もされている。個性炸裂の破天荒ラジオパーソナリティが、元カレに金をだまし取られ、やけ酒飲んだ挙句にマシンガントークをぶちかます。小芝風花が演じるのは、スープカレー店でアルバイトをする主人公・鼓田ミナレ。ミナレは彼氏にフラれた上に金もだまし取られ、やけ酒を飲んでは見ず知らずの男に愚痴をさく裂。挙げ句、泥酔して記憶をなくすという超絶やさぐれ女。ところが、この失恋トークをかました相手の見ず知らずの男が、実は地元ラジオ局・円山ラジオ(MRS)のチーフディレクタだった。この男に素質を見出されたミナレは、あれよあれよと深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していくことになる。ミナレがラジオパーソナリティーを担当する番組名がタイトルの『波よ聞いてくれ』。同番組も奇想天外な内容となっており、ラジオを通じて元カレへの復讐劇や、幽霊が現れる部屋への突撃レポート、ストーカーへの公開生説教など、これまでのラジオの既成概念を覆し、毎回内容が異なるぶっ飛び企画を続々とオンエアしていくことになる。しかも、ミナレを取り巻く人物も彼女に遜色ないほどの個性が強い“変わり者”たちばかりだった。そんなキャラクターの濃い人間たちと関わりながら、ミナレがラジオを舞台に巻き起こす激動の日々が描かれる。

バーでたまたまミナレの失恋話を聞いたことをきっかけに、ミナレをラジオ業界に誘った円山ラジオの制作部チーフディレクタ・麻藤兼嗣に北村一輝、ミナレに好意を寄せるスープカレー店『ボイジャー』の従業員・中原忠也に片寄涼太、円山ラジオの制作部アシスタントディレクター・南波瑞穂に原菜乃華がキャスティングされている。小柴風花も金髪にして気合いの入った体当たりの演技が期待される。

 

 

日テレ土10 4/22 ~ 『Dr. チョコレート』 坂口健太郎、白山乃愛(しろやまのあ)、他

秋元康の企画・原案、渡辺雄介・脚本のオリジナルドラマ。元医者の主人公が、天才的外科医の腕を持ちチョコレートが大好きな10歳の少女のTeacherとして少女の両親を殺した犯人を探しながら闇の医療行為を行っていく医療エンターテインメント。『どんな手術でも必ず成功させる天才外科医Dr.チョコレートという人物がいる』という噂が闇の世界で飛び交っていた。ただし手術が受けられる条件は、現金1億円、秘密保持契約、そして…チョコレート。なんとDr.チョコレートの正体は、10歳の少女だった。謎めいた義手の元医者=Teacher(坂口健太郎)と、天才的外科医の腕を持つ10歳の少女・Dr.チョコレート(白山乃愛)が、全員難ありキャラ強めな6人の医療仲間“チョコレートカンパニー”とともに、銃撃戦の中でも、飛行機の中でも、人気アイドルのライブ中でも、どんな状況下であろうともワケあり患者の命を救う。その背景には、少女から両親を奪った謎の陰謀を解き明かす目的があった。坂口演じる主人公は Teacher こと野田哲也で利き腕を失い義手となった元医者で Dr.チョコレート・寺島唯の代理人。2年前まで唯の父親である心臓外科医・寺島光一の元で研修医をしていた。しかし、唯の両親が何者かに殺された事件後、その黒幕を追うため、闇の世界で違法な医療行為を始め情報の収集を開始する。冷静沈着でクールに見え、唯には深い愛情を持って接するがどこか謎めいたところもある。一方、唯は天才的外科医の腕を持つ10歳の少女。心臓外科医の父親と長寿遺伝子研究者の母親との間に生まれた。天真爛漫だが小学生らしからぬ知識の持ち主。チョコレートが大好き。幼い頃から父・光一の影響で外科手術のシミュレーションにハマり、高度な医療技術を習得、Teacherと共に闇の医療行為を始めることとなる。前クールの『Get ready!』とちょっとかぶるところがありそうなドラマである。

 

 

NHK日8(大河ドラマ) 継続中 『どうする家康』 松本潤、岡田准一、阿部寛、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、板垣李光人、広瀬アリス、有村架純、古川琴音、松本まりか、里見浩太朗、松嶋菜々子、ムロツヨシ、松山ケンイチ、山田孝之、北川景子、志田未来、角田晃広、溝端淳平、真矢ミキ、イッセー尾形、小手伸也、岡部大、寺島進、中村勘九郎、田辺誠一、立川談春、酒向芳、野間口徹、渡部篤郎、リリー・フランキー、他

予想通り非常に軽い大河ドラマとなっている。『鎌倉殿の…』と同じように、コメディ要素をちりばめたいのはわかるが、再三襲われる事態が存亡に関わるほど深刻であるにもかかわらず、毎回『どうする?』のパターンの繰り返し(松潤のポカーンとした表情)のため、その緊張感が視聴者に伝わってこない。このまま年末までこれが続くのかと思うとため息が出そうである。視聴率も低迷し一向に上向く兆しはない。どうなる?『どうする?家康』。

 

 

TBS日9 4/23 ~ 『ラストマン-全盲の捜査官-』 福山雅治、大泉洋、ファーストサマーウイカ、吉田羊、寺尾聰、他

黒岩勉によるオリジナル作品。全盲の人たらしFBI捜査官と犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事が凸凹コンビがバディを組んで難事件に挑む。そして、その先には誰も予想できない運命が待ち受けるというミステリアスな展開。福山雅治演じる主人公は皆実広見(みなみひろみ)。皆実はアメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官。人たらしな性格で愛嬌や社交性があり、いつも人の輪の中心にいるような人物だ。過去のある事故がきっかけで両目の視力を失っているが、鋭い分析力、嗅覚、触覚で事件を必ず終結させることから、最後の切り札という意味で、FBIでは“ラストマン”と呼ばれていた。そんな皆実のアテンドを命じられたのが大泉洋演じる警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(ごどうしんたろう)。代々、警察庁長官を務めあげてきた由緒正しい“護道家”の人間である心太朗は、自ら志願し、警察の中でキャリアではなく現場を選択、捜査一課で圧倒的な検挙数をあげていた。ある理由から悪を絶対に許さないという“並々ならぬ正義感”があり、犯人を捕らえるためにはどんな手段もいとわない過激な一面もある。そのため警察内部にも敵は多い。そんな心太朗だったが、“次期警察庁長官”と目されている兄から命じられて皆実のアテンドをすることになる。何の屈託もなくすぐ周りに助けを求めることができて、人を信じる皆実と、他人を信じず己だけを信じて一人で生きてきた心太朗の真逆の凸凹コンビがバディを組み事件の捜査に当たる。枠にとらわれない皆実の行動は警視庁の面々にとっては、はた迷惑。ただ交換留学生のお守りをするだけと思っていた心太朗も困惑し、皆実を自分にアテンドさせるのは、護道家の人間である自分にミスをさせて、キャリアの警察官僚である兄を引きずり下ろそうとする警察内部の陰謀だと考える。しかし、『心太朗をバディに指名したのは皆実自身』という衝撃の事実を知る。その理由とは果たして?基本的に1話完結の完全オリジナルストーリーで事件が解決されていくが、さらに“護道家”や“皆実家”という重厚な家族の人間ドラマも描かれる。福山が全盲のアメリカ人をうまく演じきれるかが鍵とみられる。

 

 

テレ朝(ABCテレビ)日10 4/30 ~ 『日曜の夜ぐらいは…』 清野菜名、岸井ゆきの、生見愛瑠、岡山天音、他

今クールから日曜10時にABCテレビ×テレ朝が新ドラマ枠をスタートさせる(このところテレ朝のドラマへの入れ込みがすごい!)。その第一弾は、出産後初の連ドラ主演となる清野菜名が、等身大の20代女性を演じる。趣味もお金もなし、友達もいなくて車椅子の母と2人暮らしという孤独な主人公が、友情に目覚め、それを育てていくという岡田惠和の脚本によるオリジナル作品。古ぼけた団地、郊外の借家、街中を空しく走るタクシー。時代に取り残され、活気を失い、どことなくもの寂しさが漂うどこにでもある光景に、特筆すべき要素はない。だが、それぞれの窓の奥に目を凝らせば、そこにはさまざまな事情を抱えた暮らしがあった。足の不自由な母との二人暮らしを支えるため休みなくバイトを続ける娘・岸田サチ(清野菜名)、そして家族から縁を切られながらも、退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける女性・野田翔子(岸井ゆきの)、両親との縁が浅く借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける孫娘・樋口若葉(生見愛瑠)。離れた場所に住み、お互いの存在も知らなかった3人は、あるラジオ番組をきっかけに運命的な出会いを果たす。そして、お互いに戸惑いながらも心を通わせ始めた彼女たちにある“奇跡”が起こり、漫然とした暮らしの中で行き詰まっていた3人の人生が、静かに動き出す。

 

 

日テレ(読売テレビ)日22:30 4/9 ~  『だが、情熱はある』 髙橋海人(King & Prince)、森本慎太郎(SixTONES)、坂井真紀、藤井隆、光石研、薬師丸ひろ子、池津祥子、箭内夢菜、白石加代子、三宅弘城、ヒコロヒー、森本晋太郎(トンツカタン)、他

持ち前のネガティブ思考、“じゃない方”としての存在感から苦い時期を過ごしたオードリー・若林正恭役と南海キャンディーズ・山里亮太の青春サバイバルを描く。若林正恭役を髙橋海人、山里亮太役を森本慎太郎というジャニーズの2人が演じる。今や売れっ子の若林と山里だが、青春時代はずっとダメでさえない存在だった。人見知り、自意識過剰、劣等感にネガティブ…湧き上がる負の感情。何もかもがうまくいかないことばかりだった。若林は飲み会が苦痛だった。異性にも話しかけられない。誰かに言われた何気ない一言に何日も苦しみ続けた。そんな自分を見つめ直さないとこの社会を生き抜けない。そう気付いた日から地獄のような努力を始めた。一方の山里。子供の頃から『何者かになりたい』と夢見ていた。自分に都合の良い『ハリボテの自信』で『偽りの天才』を作り上げた。しかしライバルたちへの劣等感から他人にひどいことをたくさんした。そんな自分は天才になれない。そう悟った日から地獄のような努力を始めた。そしてある日ふたりは出会い、漫才コンビ『たりないふたり』を結成。自分の『負』に向き合い、自分の『足りなさ』を『お笑い』に昇華していく。そして結成12年。解散の時を迎える。2021年5月31日、世にコロナウイルスがまん延する中、若林と山里は、無観客配信ライブのステージに立とうとしていた。それぞれ『オードリー』『南海キャンディーズ』として活動しながらも、コンプレックスを抱える者同士で新しいネタを見せようと結成した漫才コンビ『たりないふたり』の解散ライブだった。みじめでも情けなくても、負けてばかりかもしれないけれど、だが情熱はある、と自分なりのやり方で前に進んでいった2人の青春ドラマが描かれる。フィクションではなく、若林と山里の実話に基づいた半生が描かれるとのことだが、意味がよくわからない…。

 

 

4月期ドラマも多彩と言えば多彩だが…

警察、探偵、ミステリーが中心となりそうだ。

強気のテレ朝のドラマ枠拡大がドラマ界に

どのような影響を及ぼすだろうか?

とりあえず見てみることにしたい。

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