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フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか、は僕のバイブルになりました

2010年04月28日 02時29分44秒 | レバレッジリーディング
フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか
ダニエル ピンク,玄田 有史
ダイヤモンド社

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フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか、は僕のバイブルになりました。

大きな企業にお勤めの方は、読まない方がいいかもしれませんが
(多分会社を辞めたくなるので)
そうでもないかた、自営業の方、そして起業しようとしているかたには
猛烈にお勧めしたいと思います。

ワーク/ライフバランスっていうのは
仕事と家庭(プライベート)を両立するっていうことで、
まずそれだって、実現するのはなかなか難しいことですが、
実はそれがまだまだ過渡的な状態であることが、
この本を読んでよく分かりました。

産業革命より前には、
ワークとライフは一体化して不可分であり、
ワークは喜び、趣味ですらあったと思えます。
つまり、ワークは生きることでありライフ。
ワーク・イコール・ライフだったハズです。

が、生産手段が巨大化し、工場のようになると、
「働きに出かける」ということが発生し、
ワークと非ワークが分離しました。
この分離した状態で、バランスを取るのがワークライフです。


しかし情報革命、ネットワークの時代になった今、
ある種の仕事は、生産手段が簡単に私有できます。
そしてそれをほとんどコストなしで世界のどこからでも
送ることができます。

となると、また以前のように、ワーク/ライフバランスってのは
一つのものに収斂する。

そんな時代になってきているし、
そのフロントランナーにいるのが
僕のようなフリーランスの人間です。

いやー、書いているだけで興奮する。

新しい仕事/人生観を
作っていきたくなっています。

ワクワクするな。

とても読みやすい本ですので、
もし良かったら、ご一読ください。