未読ですが、著者である堤 未果さんのインタビューを
ポッドキャスティングで聞きました。
家事の時の愛聴しているNHKの番組のポッドキャスティングで
ラジオあさいちばん「
水曜ビジネスコラム」というものです。
いいですよ、おすすめします。
http://www.nhk.or.jp/r1/asa/column/index.html
それでインタビューを聴いていましたが
アメリカの貧困はすごいことになっているようです。
これは先日映画でご紹介したマイケル・ムーア監督の
「キャピタリズム マネーは踊る」でも同じことを感じましたが、
自己責任、自由競争が強化されて以来
いわゆるアメリカのスタンダードな中流、
僕たちが知っているような中流家庭が激減し、
勝ち組と負け組に大きく分断されたようです。
もちろん勝ち組のほうが少ないですが、
現在、その収入格差は400倍とか。
まるで嘘のようですが、
これは「キャピタリズム」での映像と照らすと
信じがたいながらも事実であるということがわかります。
ブッシュの2期8年って
暗黒の8年といわれているようですね。
日本の失われた10年、みたいなものかな。
いや、日本は失われた20年とも言われているけど。
20世紀は資本主義の世紀、戦争の世紀、映像の世紀などと言われますが
やっぱりアメリカの世紀だったんだと思います。
20世紀が終わって10年たって、いよいよアメリカの世紀は終わるような気がします。
では、どこが立つのか?
中国? あるいはEU、それとも東南アジアか。
個人的な見通しですが、日本ではないような気がしています。
さて、買って読んでみよう。
ルポ 貧困大国アメリカは、2も出ているようです。