kan-haru blog 2008 京急蒲田第8踏切を通過する上下線列車
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環八通り立体交差高架橋開通
電車を運行しながらの高架橋工事には、大変に長い時間を要しました。5月18日開通の「環八通り先行立体交差高架橋」の工事は、本高架化工事の第5工区の大林建設と五洋建設株式会社の共同体で着手しており、仮高架橋建設現場に掲示してある工事案内(左写真参照)には建設開始が平成14年4月と示されており、工事期間の長さが実感できます。
ブログの投稿を開始した2006年には、環八通り立体交差橋はまだ架設されていませんでした。
仮高架橋建設工事の推移(左写真:仮高架橋開通現場で見た工事掲示板、中・右写真:06年11月の環8通りの仮高架橋建設現場)
・京急蒲田第5踏切
環八通りの京急蒲田第5踏切は、踏切の東側の先には第1京浜国道が直交して交わっており、都内随一の交通渋滞の難所です。現在の第1京浜国道と環八通りの平面交差点は、南蒲田立体交差事業(「大田区界隈 第1京浜国道立体交差工事 南蒲田立体交差事業現場見学会 その1~3」参照)により第1京浜国道が環八通りの下を潜る立体工事を進めております。
環八通り京急蒲田第5踏切は交通渋滞の難所(左写真:踏切の先はすぐ第1京浜国道、中・右写真:第1京浜国道から見た下り電車が通過の第5踏切)
現在の環八通りの第5踏切の交通量は、羽田空港方向が約1万8千台/日で渋滞が1980mの24分待ちで、高井戸方向が約1万3千台/日で渋滞が560mの18分待ちです。羽田空港方向に進む場合、第5踏切が開いていても第1京浜国道と踏切間が車で渋滞していると、踏切には進入することができません。
環八通り先行立体交差高架橋が完成して踏切の閉鎖時間が4割減少しても、環八と第1京浜の交差点が立体化されるまでは、高井戸方向に行く車が多少の渋滞緩和が期待できる程度と思われます。
踏切上の上り線路が撤去された後は、6月7日の予定で遮断機を移設して、踏切横断幅が8.7 mから7.6mに変わります。
上り線が仮高架に移設した環8通り踏切(左写真:東側から第5踏切を見る、中写真:京急蒲田方を見る閉鎖の上り線、右写真:川崎方を見る閉鎖の上り線)
・京急蒲田第6踏切
京急蒲田第6踏切は、環8通りから南へ約50mの所にある幅員7.2mの踏切道です。
踏切上の上り線路が撤去された後は、6月3日の予定で遮断機を移設して、踏切横断幅が8.2mから5.7mに変わります。
京急蒲田第6踏切(左写真:東側から踏切を見る、中写真:京急蒲田方を見る閉鎖の上り線、右写真:川崎方を見る閉鎖の上り線)
・京急蒲田第8踏切
京急蒲田第8踏切は、蒲田消防署脇の道路にある幅員5.6mの踏切道で、隣の同第9踏切で地上に降りるため高架橋の橋桁は低く3.2mしかありません。
この踏切道の北側には出村駅が存在し、戦災で休止となり1949年(昭和24年)に廃止されました。
踏切上の上り線路が撤去された後は、5月22日の予定で遮断機を移設して、踏切横断幅が9.1mから4.8mに変わります。
京急蒲田第8踏切(左写真:東側から踏切を見る新1000型車が高架橋を走る、中写真:京急蒲田方を見る閉鎖の上り線、右写真:川崎方を見る閉鎖の上り線)
・京急蒲田第9踏切
京急蒲田第9踏切は環八通りの約600m南にあり、ここから環八通り立体交差高架橋が開始します。
また、この踏切が高架化工事区間境で、ここから北の京急蒲田駅南までが第5工区の分担で、踏切南から六郷土手駅までが第6工区の分担です。
この踏切は、立体交差高架橋開通直前の5月15日から遮断機を移設して、踏切横断幅が高架橋仮線のため9.7mから15.5mに広く拡張されました。
京急蒲田第9踏切(左写真:この踏切からの仮線で立体高架橋に進む新上り電車、中写真:京急蒲田方を見る新上り線、右写真:京急蒲田方を見る閉鎖の上り線)
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毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(5月分掲載Indexへ)
カテゴリー別Index 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連総目次 2008年版、2006・2007年版 へ
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環八通り立体交差高架橋開通
電車を運行しながらの高架橋工事には、大変に長い時間を要しました。5月18日開通の「環八通り先行立体交差高架橋」の工事は、本高架化工事の第5工区の大林建設と五洋建設株式会社の共同体で着手しており、仮高架橋建設現場に掲示してある工事案内(左写真参照)には建設開始が平成14年4月と示されており、工事期間の長さが実感できます。
ブログの投稿を開始した2006年には、環八通り立体交差橋はまだ架設されていませんでした。
仮高架橋建設工事の推移(左写真:仮高架橋開通現場で見た工事掲示板、中・右写真:06年11月の環8通りの仮高架橋建設現場)
・京急蒲田第5踏切
環八通りの京急蒲田第5踏切は、踏切の東側の先には第1京浜国道が直交して交わっており、都内随一の交通渋滞の難所です。現在の第1京浜国道と環八通りの平面交差点は、南蒲田立体交差事業(「大田区界隈 第1京浜国道立体交差工事 南蒲田立体交差事業現場見学会 その1~3」参照)により第1京浜国道が環八通りの下を潜る立体工事を進めております。
環八通り京急蒲田第5踏切は交通渋滞の難所(左写真:踏切の先はすぐ第1京浜国道、中・右写真:第1京浜国道から見た下り電車が通過の第5踏切)
現在の環八通りの第5踏切の交通量は、羽田空港方向が約1万8千台/日で渋滞が1980mの24分待ちで、高井戸方向が約1万3千台/日で渋滞が560mの18分待ちです。羽田空港方向に進む場合、第5踏切が開いていても第1京浜国道と踏切間が車で渋滞していると、踏切には進入することができません。
環八通り先行立体交差高架橋が完成して踏切の閉鎖時間が4割減少しても、環八と第1京浜の交差点が立体化されるまでは、高井戸方向に行く車が多少の渋滞緩和が期待できる程度と思われます。
踏切上の上り線路が撤去された後は、6月7日の予定で遮断機を移設して、踏切横断幅が8.7 mから7.6mに変わります。
上り線が仮高架に移設した環8通り踏切(左写真:東側から第5踏切を見る、中写真:京急蒲田方を見る閉鎖の上り線、右写真:川崎方を見る閉鎖の上り線)
・京急蒲田第6踏切
京急蒲田第6踏切は、環8通りから南へ約50mの所にある幅員7.2mの踏切道です。
踏切上の上り線路が撤去された後は、6月3日の予定で遮断機を移設して、踏切横断幅が8.2mから5.7mに変わります。
京急蒲田第6踏切(左写真:東側から踏切を見る、中写真:京急蒲田方を見る閉鎖の上り線、右写真:川崎方を見る閉鎖の上り線)
・京急蒲田第8踏切
京急蒲田第8踏切は、蒲田消防署脇の道路にある幅員5.6mの踏切道で、隣の同第9踏切で地上に降りるため高架橋の橋桁は低く3.2mしかありません。
この踏切道の北側には出村駅が存在し、戦災で休止となり1949年(昭和24年)に廃止されました。
踏切上の上り線路が撤去された後は、5月22日の予定で遮断機を移設して、踏切横断幅が9.1mから4.8mに変わります。
京急蒲田第8踏切(左写真:東側から踏切を見る新1000型車が高架橋を走る、中写真:京急蒲田方を見る閉鎖の上り線、右写真:川崎方を見る閉鎖の上り線)
・京急蒲田第9踏切
京急蒲田第9踏切は環八通りの約600m南にあり、ここから環八通り立体交差高架橋が開始します。
また、この踏切が高架化工事区間境で、ここから北の京急蒲田駅南までが第5工区の分担で、踏切南から六郷土手駅までが第6工区の分担です。
この踏切は、立体交差高架橋開通直前の5月15日から遮断機を移設して、踏切横断幅が高架橋仮線のため9.7mから15.5mに広く拡張されました。
京急蒲田第9踏切(左写真:この踏切からの仮線で立体高架橋に進む新上り電車、中写真:京急蒲田方を見る新上り線、右写真:京急蒲田方を見る閉鎖の上り線)
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