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kan-haruの日記

旅ものがたり 湯野上温泉 同窓旧友たちの旅での会津鉄道を懐かしみ南会津の癒しの温泉の旅その1

2014年12月18日 | 旅ものがたり

kan-haru blog 2013 八重のふるさとの湯野上温泉駅正面壁面

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会津鉄道の旅
今年の旅は、今から10年前の2004年に同窓旧友たち夫婦で、一緒に旅した時に乗った懐しの
会津鉄道で、11月12、13日に湯野上温泉に行ってきました。

 湯野上温泉周辺図

同窓旧友たちの旅の経緯は、58年前の1956年(昭和31年)に明治大学工学部を卒業し、大学授業の実験グループで編成された6人組が、最終学年の行事で行った黒部と寄り道した上高地(「イベント 東京写真美術博物館 冠松次郎と穂苅三寿雄写真展を見て想いでの黒部と槍を辿るその2、3」(1955年黒部・上高地)参照)が縁で、卒業後もスキーや登山、旅行や飲み会などで投合していましたが、勤めも忙しくなるに連れ疎遠となりました。
ところが、いまから20年近く前にAさんが逝去され悲しみと寂しさが募りました。これを契機にして、誰言うともなく一年に一度旅行をしようとの言で、2001年から夫妻同伴の和気あいあいの旅行が始まり、一部はブログにも掲載(「旅ものがたり 同窓旧友たちの旅 草津温泉(その1)、2(2006年)」、「旅ものがたり 同窓旧友たちの旅 袋田の滝と大子温泉 その1、2(2007年)」「旅ものがたり 同窓旧友たちの旅 西伊豆の旅堂ヶ島と夕日の町松崎 その1、2」(2008年)参照)しました。会津鉄道には、浅草から10時発の下り線東武特急きぬで出発し、終点の鬼怒川温泉駅で12時10分発の快速AIZUマウントエクスプレス号の上り線(会津若松方面)に乗継です。

 会津鉄道の旅(:1112)

会津鉄道に乗り換ると、栃木県から福島県に入り、山岳地帯の秋景色を眺めながら湯野上温泉に向けて、大川沿いに単線の線路をのどかに走り、13時35分に湯野上温泉駅上りホームに到着です。

 会津鉄道列車沿線風景
(:福島県に入り車窓からの風景、:大川を渡る会津鉄道、:湯野上温泉駅に到着1112)

・湯野上温泉駅
到着の湯野上温泉駅(福島県南会津郡下郷町大字湯野上字大島)は、1932年に国有鉄道会津線の湯野上駅として開業し、1987年に東日本旅客鉄道から会津鉄道に代わり、湯野上温泉駅に改称しました。駅の構造は、列車交換が可能な相対式ホーム2面2線を有し、朝から夕方のみ有人の委託駅です。
列車は、会津若松方面行きの通常感覚とは逆の上り線ホームに到着します。駅舎は下り線ホーム(会津田島方面)側にあり、構内踏切で結ばれています。

 湯野上温泉駅到着ホーム
(:上り線ホームを出ていく会津若松行きの上り列車、:駅舎は構内踏切を渡り下り線ホームに、:湯野上温泉駅名標1112)

湯野上温泉駅舎は、1987年に日本で唯一の茅葺屋根の駅舎が完成し、駅名板には「江戸風情と湯けむりの里」とあります。2005年に駅舎の屋根の茅の葺き替が行われました。

 湯野上温泉駅ホーム側からの駅舎(:1112)

湯野上温泉駅は、大内宿の街並みになぞらえた茅葺屋根を有する駅舎として、2002年に東北の駅百選に選定されました。駅玄関前には、昔からの赤いポストが設置してあります。


 湯野上温泉駅舎正面入口(:湯野上温泉駅舎正面全景:湯野上温泉駅玄関入口1112)

湯野上温泉駅の駅務員が務めており、駅舎内あがり間口には囲炉裏がほられ、日本茶がセルフサービスで受けられます。また、駅売店では、お土産、名産品の販売と地元のお菓子やコーヒーを販売しており、上がり間口の囲炉裏にあたりながら喫茶が楽しめます。

 湯野上温泉駅舎内(:駅舎内の左間口にきられた囲炉裏の吊るし鉄瓶のお湯がサービス、:駅舎内右側にはお土産販売店と観光案内所がある1112)

2012年に、湯野上温泉駅に湯野上温泉駅足湯「親子地蔵の湯」の新名所が誕生しました。「親子地蔵の湯」の由来は、古くから駅駐車場に安置され大切にされてきた「親子地蔵尊」を足湯内に移設したことから名付けられました。この「親子地蔵尊」は、湯野上温泉駅に来られたお客様の旅の安全と近隣の皆さんの健康と地域の発展を祈願し建立されたものです。

 湯野上温泉駅の足湯「親子地蔵の湯」(:1112)

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