最近は毎日のように喪中葉書が届く。今日届いたのは、息子を亡くした母親からの葉書である。
彼女とは、月一回は顔を合し、年2回ぐらいの一泊旅行をし、
9月には我が家でバーべキュウをした仲間である。それなのに葉書が届くまで、息子の死は知らなかった。
態度に匂わせたこともない。気丈な人であると思う。
自分であったら、取り乱して会合なども欠席することであろう。その後は鬱状態になりそうである。
生きていることは、でんでんむしの甲羅を背負っていることである。甲羅の中は誰にも見せないけど、
悲しみや苦しみがいっぱい詰まっているのである。
公と私を分て、他人に心配をかけないように凛として生きたいものである。