フッフッフの話

日常の中に転がっている面白い話、楽しい話!

バカも風を引く

2017-11-05 18:40:33 | 日常雑感

 Hの君から誘われることは、これが最後かもしれないと思いながらアッシー君をした。

”常清滝”の紅葉を眺め、その眺めにお別れをした。もう二度と来ることはないであろう。

Hの君と何度も来た。真冬の凍りついた滝も見た。自動車を捨て、登り坂の山道を500m歩く。

紅葉が始まっていた。見頃は中旬頃であろうか。

行きは54号線で、帰りは375号線を使った。あと5カ月で廃止となる三江線を、列車が走っていた。

これも見納めである。記憶にしっかり留めておこう。

 歳を取ると体力・免疫力が落ちるのか、風邪の症状で2日間ダウンした。

今年の風邪は、バカも引くらしい!

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常清滝

2017-11-03 20:23:29 | 写真

 いつもの事ながら、Hの君は計画性がない。思いついたらすぐに行動したくなる。

今日は昼食時になって、「山口にSLを観に行こう」とのたまう。

しかし、時間不足でアウト。すると「常清の滝に行こう。紅葉が始まっているかも!」

芸備線の列車を撮って、昼食もとらずにそのまま常清滝に向かう。

ブーコさんにとっては久しぶりの遠出。誘いが掛ったので生き生きしている。

常清滝は紅葉が始まっている。祝日なので滝見の人達が多かった。

         

   

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深まる秋

2017-11-02 19:52:53 | 日常雑感

 朝晩の気温が下がり、秋晴れが続きそうである。

クレマティスが咲き揃った。深い紫色は、春の淡い紫とは違い身の引き締まる思いがする。

カズオ・イシグロ著 「日の名残り」の最後に、「夕方こそ一日のうちで一番いい時間だ」との言葉がある。

過去と現在を行きつ戻りつしながら、物語は進む。時には大過去にまでさかのぼる時もある。

年老いた執事と共に思い出をたどる。やり直しの効かない人生を。

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温度差

2017-11-01 18:39:36 | 日常雑感

 一日の中での温度差が大きい。庭のモミジも一気に色付いた。

気温差の大きい時には、恒例のように風邪気味になる。今年も例外ではない。

 2人の見舞いに病院に行く。Nさんは95歳。一番の隣同士である。

私が子供の時に嫁いで来て、そろそろ70年にもなるだろうか。

思えば長ーい付き合いである。思い出をたどれば、尽きることがない。

食事が喉を通らなくなり、お別れの時が来たようである。

話がしたいので、ベッドから起こして欲しいとのことなので、看護師に頼んでベッドを起こしてもらう。

支えがないと座ることは難しい。また来てほしいと言われた。次回は施設に行こう。

Yさんは75歳。ある会合での出会いから交際が始まった。

手先の器用な人で、古着を仕立て直して新品同様にし、皆から重宝がられている。

「どこも悪くないのよ」と言いながら、酸素吸入をしている。

「元気になたら、快気祝いをするよ。美味しいものを食べに行こう」と言って病室を後にする。

今日は他人であるが、明日は我が身である。今日は調子が悪くない事に感謝をしよう。

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