石槌山

　７０代～８０代の婆３人で、石鎚成就社まで行き、東予国民休暇村で一泊して帰る。
曇空であったが寒さは感じない。しまなみ海道から西条氷見、黒瀬湖を通り、
ロープウェイで１３００ｍまで一気に登り、徒歩２０分で成就社に辿り着く。
ロープウェイまでのドライブは、見事な全山紅葉に歓声をあげた。


　ロープウェイ下谷駅から終点成就駅を見上げると、ここも見事な紅葉である。


　しかし、ロープウェーを降りた途端に、深い霧に囲まれる。
成就社に着いた時には、真冬の様相である。視界も５ｍぐらいであろうか。
雪の塊もあちこちに残っている。成就社から望めるはずの石槌山も霧の中である。

見えても観えず

　年に一度の研修会。前日に出て会場作りをした。
なんどもチェックをし、大丈夫だろうと安心していた。
朝会場に着くと誰もいない時に写真を撮った。会場図を来年に残すためである。
ほぼ完全な会場と思い込んで写真を撮った。横から、前から、ズームまで効かせて。
帰ってパソコンに移して、初めて気がついた。マークが落ちている。
日の丸とマークは同じ高さなのに、マークだけが落ちている。失敗！
取り返しがつかない。おかしくなるような失敗。笑いが出る。



　「昔何様」のような人も、寄る年波には勝てない。思考も言葉もよろける。
原稿を見ながらの挨拶も、時々よろけて、昔のように凛としたものが薄れる。
増してはこちらは凡人。歳の所為にはしたくないが、見えても観えずで悲しい。
”よろけ方”のカーブを、急カーブではなくゆっくりカーブになるように、心を使い脳を使おう。

黄砂

　昨日に続き今日も黄砂の舞う一日である。一日中太陽はおぼろ月夜のようであった。
洗濯物を外に干す気にもならない。写真にすると雨降りのような風景である。
明日は本物の曇空になるとの予報である。

歩道信号青

　今日は黄砂がひどく、広島では視界７Ｋｍとのことである。
春の黄砂はよく聞くが、秋にはあまりなかったように思う。まるで春霞のようである。
中国・タクラマカン砂漠方面から流されてくるのだろう。
キナ臭い臭いまでしそうである。砂漠の中にはすべての物が混入している。
それが流されてきて我々の鼻に入り、眼にも飛び込む。
”なんでもあり”の砂漠であるということを、肝に銘じておく必要がある。

　中国・昆山在住のＹ氏からの写真である。
これも黄砂の中での写真であろうか。それとも霧の中の写真であろうか。
二枚とも、歩道が青信号になっている。警官７人～８人の姿が見える。
交通整理をするでもなく、違反の取り締まりでもなく、交通ルールの指導でもなさそうである。
いったい何をしているのだろうか？

おろちループの秋色

　最低温度が、２℃ぐらいまで下がり、初霜が降りた。晩秋から初冬の装いである。
奥出雲も全山紅葉である。もうすぐ雪になることであろう。
木次線では、ラッセル車の試運転も終わり、雪に備えていた。
おろちループ展望台から、木次線を眺めた。トロッコ列車が走る線路である。

濃霧

　中国・昆山在住のＹ氏からの写真である。
三次・高谷山のような霧の名所は至る所にある。自動車の運転に支障をきたすような場合もある。
中国の広い大地も、すっぽり霧に覆われることもある。
しかし、広い平地なので、紅葉の見事さは日本が勝っているとのことである。

温井ダムの秋色

　王泊ダムより少し標高の低い温井ダムも、見事な紅葉である。
しかし、温井ダムよりさらに加計町に近くなると、紅葉はまだまだである。
王泊ダムより温井ダムに至る川である。水量は少ない。



温井ダム上流に設けられた展望台からの眺めである。


　若い時には、わざわざ温泉に出かけて、しかも昼間からお風呂に入るなんてそんな暇はないと思った。
勿体ない時間の使い方をしないで、仕事をしたり本を読んだりと、しなければいけない事は山積だとも思っていた。
しかし、現在は違う。
温泉につかり温まると、身体の痛みも、しびれも、麻痺も治ったような感覚になる。
肩こりも治まり、頭もすっきり。胃腸の存在も忘れて、なんでも食べれると錯覚する。
温泉から出ると元のままの状態である。つかの間のうれしい夢であった。
ほんのわずかの時間でも、元気な状態を体験できる温泉は、桃源郷である。

王泊ダムの秋色

　１０月末での王泊ダムは、紅葉も見られず、今年は紅葉を観れないのかと心配した。
今日は、午前中小雨であった。午後、雨は上がり陽の射す時もあったが、視界は良くない。
遠くの山は、霞か霧がかかったように、ボーッとしている。
しかし、目の届く範囲、紅葉は盛りである。茶色のコントラストの中に、燃えるような赤や、
浮き立つような黄色が混じり、又松やヒノキなどの緑もアクセントを添える。

会話

　犬の散歩の途中で、のぞみ君が来た。のぞみ君は、小３である。
のぞみ君；「明日は、参観日なので、お父さんも初めて来てくれる。」
ブーコ　：「いいね。何の授業なの？」
のぞみ君；「何でもいいじゃん」
ブーコ　；「エッ、それでは会話にならないね。あまりいい言葉ではないね。
　　　　　　今度は私も使ってみよう」
しばらく犬の散歩を続けていた。
のぞみ君：「ブーコさんは昨日何処に行ったん？」
ブーコ　；「何処でもいいじゃん。ね、会話にならないでしょ。感じが悪いでしょ」
のぞみ君は何も言わない。解ったのか解らないのか、なしのつぶてである。

　のぞみ君は、今反抗期なのか、まだ言葉がわからないのか、ブーコさんが嫌いなのか、
どう判断したらよいのか迷う。子供にまで間違った”個人情報保護”が、幅を利かせているのかな。
このままで大人になると、会話ができない人たちが増えてくる。
他人とコミュニケーションを取る方法を知らないまま大人になり、仕事も結婚も続かず、
一人ぼっちの生活をするには人生は長すぎる。

ゆず

　日本の内外ともに、不安定な状況が続いている。
近隣諸国は、日本をスルメだと思って千切って食べようとしている。
竹島、尖閣諸島、北方四島が今狙われている。
このままだと、対馬や佐渡まで狙われるのではないか。
国内では、自分だけの都合で、平気で人を殺す事件が増えた。

　身近では、鳥獣が増え過ぎ対策に苦慮している。
油断をすると、野菜も稲も果物も全部鳥獣の餌に持っていかれる。
今年は柿の不作と同時にカラスの被害がひどく、ほとんどの柿の木は、葉っぱだけである。
その中でも、ユズだけは豊作である。あまりにも酸っぱいので、カラスも遠慮している。
ユズの食べ方はイロイロあるが、果汁をポン酢として利用するのが一番のような気がする。