温井ダムの秋色

　王泊ダムより少し標高の低い温井ダムも、見事な紅葉である。
しかし、温井ダムよりさらに加計町に近くなると、紅葉はまだまだである。
王泊ダムより温井ダムに至る川である。水量は少ない。



温井ダム上流に設けられた展望台からの眺めである。


　若い時には、わざわざ温泉に出かけて、しかも昼間からお風呂に入るなんてそんな暇はないと思った。
勿体ない時間の使い方をしないで、仕事をしたり本を読んだりと、しなければいけない事は山積だとも思っていた。
しかし、現在は違う。
温泉につかり温まると、身体の痛みも、しびれも、麻痺も治ったような感覚になる。
肩こりも治まり、頭もすっきり。胃腸の存在も忘れて、なんでも食べれると錯覚する。
温泉から出ると元のままの状態である。つかの間のうれしい夢であった。
ほんのわずかの時間でも、元気な状態を体験できる温泉は、桃源郷である。