フッフッフの話

日常の中に転がっている面白い話、楽しい話!

2010-01-21 18:44:00 | 日常雑感
 「おはよう。今日は何月?」 朝、台所に来た途端にHが訊ねた。
一瞬精神が異常をきたしたかと驚いた。4月1日でもない。顔を見ると笑っている。
朝の気温が10℃を超えていた。春の訪れを思わせる暖かさである。Hの発言に納得。

 今年は例年より梅の開花が、一週間ぐらい早いとの話よと、誰かが喋っていた。
我が家の紅梅も、ほころびてはいないだろうかと期待して行って見たが、まだダメである。
蕾が紅色にはなっていた。



隣では乙女椿が、暖かい雨にぬれて咲いている。数日前は氷点下の気温を示したので、
咲き始めていた椿の花も、褐色に変化して地面にこぼれている。沢山の蕾を付けているが、
”寒”に入ったので、又寒さがやってきて無残な姿になるかもしれない。

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健康体操

2010-01-19 19:01:35 | 日常雑感
 JA主催の健康体操講座に参加する。面白い豆知識も仕入れることが出来る。
広島市100歳以上の人口は、驚くなかれ377名(平成21年11月現在)。
その内訳は、男性45人、女性332人である。平均寿命は、男性79.29、女性86.05。
現在日本で認知症と診断されている人は、約180万人と推定される。
2015年には250万人、2035年には337万人との予想がある。

 65歳以上の死亡原因第一位は、癌(肺癌が一番多い)であるが、要介護の原因は、
脳血管疾患、老衰、転倒骨折、認知症とのことである。
介護保険を使うことなく、ピンピンコロリが一番。
そのためには筋肉トレーニング、、口腔ケア、栄養の3点を考える必要がある。

 今回は筋肉トレーニングとして、ボールを使った「ガンバルーン体操」の指導である。
簡単な体操であるが、足の筋肉を鍛えることが出来るそうである。
暖かくなったら農作業をして足腰の筋肉を鍛えよう。
身体も脳も動かさなかったら動かない癖がついてしまう。
今日出来ることは明日も出来る可能性が大きい。しかし、今日しなかったら明日も出来なくなる可能性がある。
そして永久に出来なくなる。まだ出来ることは、人に頼ったり甘えたりしないで、自立して生きよう。

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正月の花

2010-01-18 22:15:12 | 日常雑感
 南天や万両は、縁起の良いものとしてお正月に飾られる。
まだ鳥達のえさにならずに残っている。常緑の葉に被われた赤い実は引き立つ。
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積荷

2010-01-17 15:30:16 | 中国
 中国・昆山在住のY氏から送られた写真である。この積荷のすばらしさはどうだ!
我が周辺でも見られるのではと、いつもカメラを持って歩くがまだお目にかかれない。
人通りの少ない時間帯であるが、危険は承知のうえでの移動であろう。



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「草原からの使者」2

2010-01-16 11:00:48 | 
 前回の続き。ダービーの結果はいかに!
  日本ダービーは午後3時40分スタート。何も考えられない数時間である。オール・オア・ナッシングである。
発走30分前、パドックに行き馬の下見をする。ハイセーコーの人気は抜群である。
片隅に小さな蒙古馬のたてがみを、蒙古人の年老いた馬丁が梳いている。ダービーの巨大な馬達と、始祖を同じくするとは思われない。
勝政は、年老いた馬丁と身振り手振りで話す。タバコをパッケージごと手渡すと、吃驚し喜びを表す。
次のダービーの一位二位について、意見を聞く。すると、期待したハイセーコーの名前は無い。
「えっ!ちがうのか」老人はしっかりうなずく。均整のとれた馬体だが、牡馬としては線の細いタケホープを指して、
「ネグ。ネグ」(一位の意未)新聞を広げて確かめるが、老人は譲らない。
そして二着は、イチフジイサミだと予想する。予想ではなくて、確信である。
「信じるぞ!じいさん」老人はもう一度しっかりうなずく。

 勝政は、じいさんの言葉に賭けた。”神秘”に賭けたのである。兄弟3人の札が揃った。
父は、「お前はバカか」と言った。ファンファーレが鳴り響き、日本ダービーの発走である。
恐怖は限界に達していた。そして、1着タケホープ、2着イチフジイサミ、3着ハイセイコー。 場内にはどよめきだけが残った。

 勝政は、全てを約束通り相続した。一億円に近い配当金は、兄弟二人に等分に分けた。
兄は銀行の頭取に、和男は札幌で獣医を開業して、夫々に幸福になった。
あのモンゴルの老人は、”草原からの使者”としか言いようが無い。

人間の実力のうちで最も物を言うのは何かとの問に、努力とか忍耐または能力、誠実さとの答えに対して、
父は運だと回答した。全ての積み重ねによって運が開けるとの意味であろう。

 
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「草原からの使者」 1

2010-01-15 21:27:46 | 
 浅田 次郎著  徳間書店  2009年1月
沙高楼綺譚の第2弾である。収められている作品は、4編である。
”宰相の器”、”終身名誉会員”、”草原からの使者”、”星条旗よ永遠なれ”である。
どれも意表をつくような話である。
その中で特に浅田氏の得意とする分野と思われる”草原からの使者”を取り上げた。

 今夜の語り手は、北海道に大牧場を所有し、生産者兼馬主である鶴岡勝政である。
40歳頃、たった一日で大牧場を手に入れた経緯を語る。最も恐怖し、最も歓喜した一日である。
競馬に始めて行ったのは、祖父とである。祖父には女子1人であったので、養子を迎えて、
兄と勝政が生まれ父は死んだ。二度目の父を迎えが、彼は吝嗇で偏屈で、横暴な男だった。
母は、意志のない人形のような人に感じた。勝政が高1の時、入水自殺した。
その後すぐに小さな女子の手を引いた若い女が、家に入った。全てを乗っ取られた。
兄は父との縁を切って、堅実な生活をし家庭を持ったが、20年間音沙汰無しである。
勝政は、父の縁も切らず小遣いをせびりながら、ぐうたらな生活を続けてきた。
血につながらない妹は、父に可愛がられ、真面目な獣医・和男と結婚した。彼が3代目鶴岡家を継ぐものと思っていた。

 勝政の関心事は、当時と無敵と言われた”ハイセイコー”というの馬のことばかりであった。
その時和男から伝言が来た。「父は長くないので、父から話がある。ダービー当日午前9時に競馬場の役員室まで来て欲しい」
当日、兄、勝政、養子の和男が集まった。20年ぶりに会った父は、「鶴岡の全財産は、1人が相続するものである。分割はしない。
人間の実力のうちで最も物を言うのは”運”である。夫々に百万円渡すからダービーに賭けろ。
その結果を以って鶴岡家の相続人とする」最も強運な人に全てを託そうとしたのである。

明日に続く

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夕日に輝く雪山

2010-01-14 21:56:42 | 写真


 今朝は大雪!路面凍結と積雪で、自動車も出せない。積雪量15センチはある。
広島市の北極に位置しているので、広島県北部・三次市の天気予報を見ると当る。
”暖冬”との長期予報であったが、”ハズレー”である。

 芸備線三田駅近くから北東方面を望むと、夕日に輝く雪山が目に入る。
あの雪山の麓に、我が家はある。美しい大自然に囲まれている。
自然の中には、鹿も猪も草も雪も何もかも込みである。

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朝の散歩

2010-01-13 11:17:45 | 日常雑感
 新雪を踏んで、二頭立ての犬で朝の散歩。犬は裸足で(?)雪の上をはしゃぎながら歩く。
この連中の足は、冷たさを感じないのだろうか?凍傷にはならないのだろうか?
「今朝は、引っ張らないでね」と言い続けながら、歩く。
ポロ、ロンも滑って、いつものように足を踏ん張ることが出来ない。
大きなトラック二台が、前後して20~30Kmで走る。続く車も仕方無しにゆっくり走っている。
予報では、一日中雪マークが並ぶ。

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ニホンスイセン

2010-01-12 19:57:08 | 写真
 ニホンスイセンが、小さな花を咲かせた。
春はまだまだであるが、一足先に春が訪れたようである。



 例年のように、Iクリニックからカレンダーを頂く。
平塩 清種氏の詩が、各月に載っている。心に響く詩である。
そうなのだと解っていながら、日々の行動は反対のことばかりしている。

一月の詩    ”幸せのものさし”
あなたにとって  幸せの基準は何ですかと  聞かれたら
生きている間  ひとりぼっちの時間を  短くすることと答える
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トンド

2010-01-11 00:54:23 | 日常雑感
 大きなトンドを巻いた。中に枯れ柴を沢山入れたので、良く燃えた。
書初めも天高く上がったので、更に上手になるであろう。
鏡餅もしっかり頂いたので、今年も元気で過ごせることだろう。



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