曽野 綾子著 株式会社イーストプレス発行
この本には、今まで曽野綾子氏が書かれた多くの本の中から、テーマに合ったものを抜粋し載せている。
短い文章の中にエッセンスだけが詰まっていて、読みやすい。
テーマは5項目ある。
”減らす”、”老いる”、”失う”、”消える”、”生きる”である。
”消える”の中の文章である。
二つのこと
何歳で死のうと、人間は死の前に、二つのことを点検しているように思われてならない。
一つは自分がどれだけ深く人を愛し愛されたかということ。
もう一つは、どれだけ面白い体験をできたか、である。
それが人並み以上に豊であれば納得して、死にやすくなる。
風は冷たいが、太陽がさんさんと降り注ぎ、外での甲羅干しは気持ちが良い。
甲羅干しをしながらの畑の草取りは、一石二鳥である。疲れたらコーヒーを飲みながら、本を読む。
この本はエッセンスだけなので、短時間で読めるし、好きな所から読める。
この章を読み終えたら仕事をしよう、もう一章だけ読みたい等と思いながら、読み終えてしまった。
何度でも読み返すと、味が出る。読めば読むほど味が出る。スルメに似た本である。
この本には、今まで曽野綾子氏が書かれた多くの本の中から、テーマに合ったものを抜粋し載せている。
短い文章の中にエッセンスだけが詰まっていて、読みやすい。
テーマは5項目ある。
”減らす”、”老いる”、”失う”、”消える”、”生きる”である。
”消える”の中の文章である。
二つのこと
何歳で死のうと、人間は死の前に、二つのことを点検しているように思われてならない。
一つは自分がどれだけ深く人を愛し愛されたかということ。
もう一つは、どれだけ面白い体験をできたか、である。
それが人並み以上に豊であれば納得して、死にやすくなる。
風は冷たいが、太陽がさんさんと降り注ぎ、外での甲羅干しは気持ちが良い。
甲羅干しをしながらの畑の草取りは、一石二鳥である。疲れたらコーヒーを飲みながら、本を読む。
この本はエッセンスだけなので、短時間で読めるし、好きな所から読める。
この章を読み終えたら仕事をしよう、もう一章だけ読みたい等と思いながら、読み終えてしまった。
何度でも読み返すと、味が出る。読めば読むほど味が出る。スルメに似た本である。