フッフッフの話

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「老いの身辺をさわやかに生きるための言葉」

2010-01-22 19:40:51 | 
 曽野 綾子著  株式会社イーストプレス発行
この本には、今まで曽野綾子氏が書かれた多くの本の中から、テーマに合ったものを抜粋し載せている。
短い文章の中にエッセンスだけが詰まっていて、読みやすい。
テーマは5項目ある。
”減らす”、”老いる”、”失う”、”消える”、”生きる”である。
”消える”の中の文章である。
二つのこと
何歳で死のうと、人間は死の前に、二つのことを点検しているように思われてならない。
一つは自分がどれだけ深く人を愛し愛されたかということ。
もう一つは、どれだけ面白い体験をできたか、である。
それが人並み以上に豊であれば納得して、死にやすくなる。


 風は冷たいが、太陽がさんさんと降り注ぎ、外での甲羅干しは気持ちが良い。
甲羅干しをしながらの畑の草取りは、一石二鳥である。疲れたらコーヒーを飲みながら、本を読む。
この本はエッセンスだけなので、短時間で読めるし、好きな所から読める。
この章を読み終えたら仕事をしよう、もう一章だけ読みたい等と思いながら、読み終えてしまった。
何度でも読み返すと、味が出る。読めば読むほど味が出る。スルメに似た本である。
コメント
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