BSで「黒部の太陽」を観た。黄泉の国に旅立った人達が、大活躍をした。
約50年前の懐かしい懐かしい映画である。CMが多く入るのが難である。
登場人物の意気込みが、現在とは別人のようである。
命を張って仕事をし、日本を支えた人達の心意気が伝わってきそうである。
昨日よりは今日、今日より明日への上昇志向。
世界の国々に、追い付け追い越せの雰囲気が伝わってくる。
今日の日本を支えた人々の映画である。現在ではあの映画は作れないであろう。
我が父の根性にも似た雰囲気があった。
K神父が来られ、遠藤周作著の「沈黙」についてお話を聞く。
著者とも交流があり、本も読みこんでおられるので、理解できないこともあった。
「愛とは、棄てないことである。」との言葉があったので、もう一度じっくり考えてみる。
理解するために、「わたしが・棄てた・女」を、再度読んでみることにする。
次回お会いする時に、「愛」と「棄てない」ことについてお伺いする予定である。