日本全国、各地に桜の名所があると思います。
広島県では、千光寺公園(尾道市)をはじめ、上野公園(庄原市)、音戸の瀬戸公園(呉市)、福山城公園(福山市)、宮島(廿日市市)など。
【問題】
広島市現代美術館や広島市まんが図書館があり、花見のスポットとしても有名な山は?
1.二葉山 2.黄金山 3.比治山 4.江波山
【ヒント】
今回はノーヒント!
ひろしま通認定試験は2009(平成21)年12月6日(日)実施です。
【正解】
3.比治山
【解説】
比治山は広島市の東側にある、標高70メートルの小高い丘。
1980(昭和55)年、広島市が政令指定都市になったのを記念して再整備された。
広島市現代美術館のほか、全国初の公立漫画図書館「広島市まんが図書館」、展望台、放射線影響研究所(旧ABCC)、陸軍墓地などがある。
1,300本の桜が咲く花見のスポットとしても有名で、開花時にはぼんぼりが飾られ、夜桜も楽しめる。
旧広島市内にある桜の名所の桜の本数は、以下のとおり。
比治山公園=約1,300本
黄金山緑地=約480本
平和記念公園=約320本
江波山公園=約150本
広島市立まんが図書館は、広島市立中央図書館の分館として1997(平成9)年5月に開館した、公立では日本唯一のまんが専門の図書館。
マンガとその関係資料を体系的に収集している。
1999(平成11)年5月、安佐南区にまんが図書館あさ閲覧室が設置された。
まんが図書館がある広場は、通称・御便殿跡(ごべんでんあと)と呼ばれる。
ここは1894(明治27年)の日清戦争時に大本営とともに基町の広島城内に併設された明治天皇の行在所(御便殿)を、1909(明治42)年にこの地に移したもの。
原爆で広場の北側にあった建物は無くなったが、基礎の石垣部分は1980年半ば頃まで残っていた。
広島市現代美術館は、1989(平成元)年5月開館した。設計は黒川紀章(きしょう)。
主に第二次世界大戦後に作られた、現代美術や若手芸術家の作品、ヒロシマと現代美術の関連がある作品を扱っている。
現在、開館20周年記念特別展として「荒木経惟 広島ノ顔」を行っている。必見!(2009年10月10日~12月6日)
放射線影響研究所は比治山の山頂に作られた、カマボコ型の建物。
1975(昭和50)年、日米共同出資の放射線影響研究所に改組された。
比治山を、広電・比治山下電停から登っていくと多聞院(たもんいん)がある。
境内には梁と、天井板が破損したまま保存されている鐘楼(1934年建立)が、被爆建物として現存している。
広島が五ケ村といわれていたころ、現在の太田川デルタはほぼ海中にあった。
現在の中区白島(はくしま)が箱島(はこしま)、中区江波(えば)の江波山及び江波皿山は江波島(えばじま)、南区黄金山(おうごんざん)が仁保島(にほじま)、そして比治山は日地島(肘山・ひじやま)と呼ばれていた。
今日は、比治山を勉強をさせてもらいました。
比治山って、桜の木が多いんじゃのう。
わしゃ、比治山より黄金山の方が桜が多いと思っとった。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
今回は、「ひろしまファンクラブ 第156号 平成20年9月11日(木)発行」から出題させてもらいました。感謝!
「ひろしま通」の過去問は、「ひろしまファンクラブ」というメールマガジンに出とります。
ほいじゃあ、またの。
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