通でがんす

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呉共済病院~呉市ぶらり(その8)

2018年06月02日 | 見て歩き
呉共済病院

呉市西中央

映画『孤狼の血(ころうのち)』ロケ地






「広島・呉でオールロケが行われた映画『孤狼の血』(5月12日公開)のロケ地めぐりをしています」

「今日は、呉市西中央にある呉共済病院じゃ」





↓映画『孤狼の血』予告編については、こちら↓

「孤狼の血 予告編 (広島Ver.)」YouTube





↓映画『孤狼の血』ロケ地については、こちら↓

「5/12公開 第2弾「孤狼の血」ロケ地マップvol.2「呉」&「広島」」呉観光協会





↓前回の記事は、こちら↓

上下水道局~呉市ぶらり(その7)







「予告編の1分19秒あたりで、暴力団・五十子会会長の五十子正平(いらこ しょうへい。演:石橋蓮司(いしばし れんじ)さん)が、刑事の大上章吾(おおがみ しょうご。演:役所広司(やくしょ こうじ)さん)相手に、「どっちかが壊れるまで戦争しちゃろうじゃないの」と凄(すご)んだシーンが、呉共済病院内の病室で撮影されたそうじゃ」

「なんで病院の中で?」

「五十子会と、一之瀬守孝(いちのせ もりたか。演:江口洋介(えぐち ようすけ))が若頭を務める尾谷組は対立しとる。組長が不在の尾谷組を潰そうと五十子会は挑発をかけ、それに耐えかねた尾谷組の構成員が五十子会の幹部・吉原(よしわら)を撃ってしもうた」

「撃たれた吉原が入院しとったのが、この病院というわけじゃね」

「このままでは、五十子会と尾谷組、ふたつの組の全面抗争になってしまう。なんとかこれを抑えたい大上は、五十子会会長の五十子正平との話し合いに出向いた、というわけなんじゃ」





↓『孤狼の血』については、こちら↓

映画『孤狼の血』公式サイト





…以下、余談。








呉共済病院を西側から見る。
手前を流れるのが二河川(にこうがわ)、
奥に見えるのが灰ヶ峰(はいがみね)。



「映画の中で、病室の窓越しに山が見えるんじゃが、これが灰ヶ峰(標高:737メートル)のふもとあたりになるんじゃの」





「以下、呉共済病院の歴史を、戦前を中心にまとめてみた」


1904年(明治37)11月3日
   呉海軍工廠職工共済会病院として開設。



「呉海軍工廠はいつごろできたんじゃったっけ?」

「1889年、呉鎮守府が設置されると同時に造船部が設置され、これが1903年、呉海軍工廠になったんじゃの」

「いうことは、呉海軍工廠になった翌年に病院が建てられたんじゃね」

「呉線の海田市(かいたいち)駅から呉駅までが開通したのが1903年末で、1904年には日露戦争が開戦。そんな時代じゃ」


1919年4月 海軍共済組合呉病院と改称。

1927年7月 呉海軍共済組合病院と改称。

1939年3月 音戸分院開設。

1942年11月 呉海軍共済病院と改称。



「呉海軍工廠で建造された戦艦大和が就役したのが、1941年じゃ」


1945年12月 海軍共済組合解散に伴い、財団法人共済協会へ移管。





↓呉共済病院については、こちら↓

国家公務員共済組合連合会 呉共済病院【広島県呉市】





訪問日:2018年5月3日





「今日は、映画『孤狼の血』ロケ地のひとつ、呉市の呉共済病院について話をさせてもらいました」

「次回は呉市にある山・灰ヶ峰の予定じゃ。ほいじゃあ、またの」

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