通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

宇品灯台

2023年05月09日 | 見て歩き


広島港の海の玄関口にあって、
元宇品(もとうじな。宇品島)
の南端に位置するのが、
宇品灯台。


地上からの高さが21メートルで
(地上から構造物頂部まで)、
海面上からの高さが46メートル
(平均水面上から灯火まで)。





今日は、
宇品灯台
についての話でがんす。





宇品灯台は、日清戦争が始まった
1894(明治27)年に、
陸軍運輸通信部が
宇品島南端信号塔を設置した
ことに始まる。

それ以降、太平洋戦争が終わるまで
宇品港(現:広島港)に出入りする
船舶や艦艇(かんてい。
海軍に所属する戦闘用の船)に対し、
旗(き)りゅう信号を用いて
情報を伝えていた。

旗りゅう信号は、
国際信号旗と呼ばれる
世界共通の旗をマストに掲げることで
行われる、船舶間での信号法のこと。




戦後の1950(昭和25)年1月27日、
海上保安部が信号塔の中央部に
灯器を取り付けて、
宇品灯台として運用を開始した。

1971(昭和46)年、
灯塔の改築に合わせて
回転機械等が取り付けられ、
現在の形になった。

光源に使われている六等レンズは、
今から128年前の
1895年に作られたフランス製のものが、
今もその輝きを保っている。







宇品灯台のすぐそばに立ち、
樹齢130年を超えるといわれる
大クスノキ。


(以上、訪問日:2010年2月20日)



↓宇品灯台については、こちら↓

「宇品灯台」YouTube





以下、余談。


今年(2023年)
5月19日から21日まで行われる
G7広島サミット
(先進7か国首脳会議)の警備で、
海からの侵入防ぐための
フェンスが設置された。




(以下、訪問日:2023年4月30日)


ここから先、
フェンスに沿って行くと
プリンスホテルに行けるんじゃが、
そこまで度胸がないんで
やめとった。

写真の左側に山道があって、
そこを上ると
宇品灯台に行けるんじゃが、
道の途中には
監視カメラが設置してあった。




灯台の前はフェンスがなく、
赤いカラーコーンが置いてあった。

灯台への出入りがあるので、
フェンスはここだけ
設置されとらんのじゃろか?

さらに上って行くと
駐車場があるんじゃが、
そこにはトレーラーハウスが数台、
駐車場を占拠していた。

警備の警察官が
ここで休憩をしてんじゃろうの。

それにしても、
この駐車場をあてにして
車で来られた方は
どうされとってんじゃろか?





今日は、
宇品灯台
について話をさせてもろうたでがんす。



ほいじゃあ、またの。

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