通でがんす

いろんな広島を知って、ひろしま通になりましょう!
(旧ブログタイトル:通じゃのう)

三次市歴史民俗資料館(旧 三次銀行)

2023年05月29日 | 見て歩き


三次(みよし)市内に残る
洋風建物のひとつが、
三次市歴史民俗資料館。





今日は、
三次市歴史民俗資料館
(旧 三次銀行)
についての話でがんす。





この建物の話をする前に、
三次銀行の話から始めよう。

三次銀行は、
1921(大正10)年12月、
双三郡(ふたみぐん)
三次町(現:三次市)に設立された。

設立当時、三次銀行の
監査役が所有していた家屋を
借りて営業を始めた。

経営が軌道に乗って
営業を拡大すると、
店舗が手狭となったため、
1927(昭和2)年、
現在地(三次中町)に移転、
鉄筋コンクリート造2階建ての
本店を新築する。

1945(昭和20)年、
三次銀行は芸備銀行と合併、
芸備三次中町支店となるが、
1950(昭和25)年に支店は廃止された。

翌1951(昭和26)年から
三次郵便局の庁舎として使われるが、
1977(昭和52)年
郵便局の移転により
庁舎は廃止される。

1979(昭和54)年、
三次市に払い下げられた
のちに整備され、
1981(昭和56)年に
三次市歴史民俗資料館として開館した。

現在は、
1階は辻村 寿三郎
(つじむら じゅさぶろう)
人形館として寿三郎の作品を、
2階は三次市の歴史・民俗資料を
展示している。




正面玄関。




正面の柱上部には、
楕円を中心とした
曲線模様のレリーフ装飾が
施されている。







三次市歴史民俗資料館
の裏側にある木造の建物は、
三次郵便局時代のもの。





↓三次市歴史民俗資料館については、こちら↓

◇ 寿三郎人形館みよし 辻村寿三郎人形館 広島 三次 ◇





【参考文献】

『みよし街並み歴史散歩 三次・十日市・八次・酒屋編』菁文社 2007年 18ページ






今日は、
三次市歴史民俗資料館
(旧 三次銀行)
について話をさせてもろうたでがんす。



ほいじゃあ、またの。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 福屋稲荷大明神 | トップ | 旧広島水上警察署(旧広島港... »

コメントを投稿

見て歩き」カテゴリの最新記事