通でがんす

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空気つぎ

2016年04月23日 | 広島弁
広島弁

空気つぎ

空気入れ






先日、映画『この世界の片隅に』の公式サイトを見よったら、

三宅さんという、広島出身の監督助手の方が

こんなことを書いとられた。





最近「空気つぎ」が広島弁じゃゆうことを知って衝撃を受けた

(「スタッフルームだより #13」2016.01.29)






…はぁ?





「空気つぎ」いうたら、

自転車のタイヤやボールなんかに

空気を入れる時に使うアレじゃろ?







その「空気つぎ」が広島弁じゃ言うんか!?





調べてみたら、世間一般じゃ、

コレは「空気つぎ」じゃのうて、

「空気入れ」いうて言うんじゃそうな。





ウィキペディアには、

「空気入れ」でひとつの項目が立ててあった。





う~ん、知らんかったのう。





ほいじゃが、なんじゃの。

「空気入れ」の「入れ」は、

「空気を入れました。はいオシマイ」と、

あまりにも単刀直入すぎて、面白味もな~んもない。





それに対して「空気つぎ」の「つぎ(=注ぎ)」は、

「空気を注ぎ(足し)ますよ」いう表現がしてあって、

言葉に味わいいうか、深みがあるよのう。





…なんてことを考えるのは、

わしだけか???





今日は、広島弁「空気つぎ」について話をさせてもらいました。

ほいじゃあ、またの。


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